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洋光台のトンボ池で「オニヤンマのヤゴ見つけた!」

2007年6月9日取材
久しぶりに、洋光台の「トンボ池」に行って来ました。6月9日、洋光台まちづくり協議会・青少年夢環境部会と横浜こども科学館による洋光台サイエンスクラブ(磯子区制80周年記念事業)の「池づくり体験教室」イベントとして、地域の子どもたちが参加しての、植栽整備と自然観察教室が開かれたのです。

久しぶりの記事なので、まずは、トンボ池の場所の復習しましょう。トンボ池は、環状3号と横浜横須賀道路が交差するあたりにあります。横浜横須賀道路をはさんで、港南台インターチェンジの向かい側です。洋光台の駅から歩くと、15〜20分ぐらいでしょうか。

池のまわりに緑を植えよう

さて、朝9:00過ぎ、集合場所の横浜子ども科学館前に行くと、今回はかなりの人数の子どもたち。後で確認したところ、現地集合の子どももあわせて、全部で約40人。大人も含めると70人あまりが参加しました。「今日はたくさん参加してくれたねぇ」とスタッフの方たちもとても嬉しそう。

そしてトンボ池に到着後、最初にやったのは植栽整備。リュウノヒゲ49株、ハクチョウゲ10本、八重咲ヤマブキ10本、アジサイ25本を、子どもと大人が力をあわせてトンボ池の周辺に植えていきます。
トンボ池への道 トンボ池に到着
この階段を降りれば、もうすぐトンボ池
そして到着
トンボ池の看板 分別ゲーム
いつの間にか、かわいい看板ができていました
植栽は、4つのグループに分かれて行います
守屋区長 宮嶋連長
守屋区長も参加
もちろん宮嶋連長も
池の周りに植栽中 土を運ぶ
池のすぐそばにはリュウノヒゲ
ハクチョウゲを植えるための穴を掘り、土を運び出します
木を植える 穴を掘る
子どもと大人が一緒に植えます。
校長先生も一緒に穴掘り。
アジサイ ハクチョウゲ
植栽完了。こちらはアジサイです。
こちらはハクチョウゲ。
アジサイ リサイクル堆肥 はまっ子ユーキ
環状3号へと続く階段脇にもアジサイ。
植栽に使われた堆肥は、横浜市が販売しているリサイクル品でした。

オニヤンマのヤゴ見つけた

植栽が終わったら、おまちかねの自然観察教室です。ボランティア講師をつとめたのは、尾上(おのえ)さん。以前は小学校の先生で、今は教育委員会にお勤めとのことですが、尾上さんのお話が、とても楽しく、オモシロイ。子どもはもちろん、大人も話にひきこまれてしまいます。

教室の開始前、氷取沢の大岡川の源流あたりで、ほんの30分ほどで見つけてきたというたくさんの生き物(カニやトンボのヤゴなどなど)を実際に見せてもらいながら、それがどんな生き物か、成虫になったらどんな姿カタチになるのかなど、理科嫌いが多いという最近の子どもたちも、あっという間に理科好きになってしまいそうな、そんな素敵な教室でした。
自然観察教室 青大将
楽しい話で子どもたちをひきつける尾上さん(中央右)。アシスタントは三上さん(中央左)。
尾上さんが近くで捕まえた青大将。もちろん毒はありません。この後、放されました。
オニヤンマのヤゴ オニヤンマのヤゴ
これが孵化まぢかのオニヤンマのヤゴ。
氷取沢で見つけた生き物の一部。
たとえば、オニヤンマのヤゴ。氷取沢で見つかり、この日、みんなで観察したのは、とっても小さな、体長1cmくらいのもの。これがあのオニヤンマになるとは、ちょっと想像が付きません。

それもそのはず、そのヤゴが成虫になるまでは、3年も4年もかかるんだそうです。そして、成虫になってからの寿命はとても短く、1、2ヶ月ほどだそうです。大人時代が短いのはセミだけではないんですね。

そんな話を聞いた後、参加していた子どもの一人が、トンボ池でなんと、孵化まぢかのオニヤンマのヤゴを見つけてきました。これには尾上さんもビックリ。「立派なのを見つけたねぇ! これはあと1ヶ月くらいで成虫になるよ」とのお話でした。

というわけで、どんどん整備が進み、生き物も増えているトンボ池。駅から歩くにもちょうど良い距離で、芝生もありますのでお弁当を広げてのピクニックもできそうです。まだ行ったことの無い方も、ぜひ一度訪れてみてください。
あ、ゴミは持ち帰りましょう! それから虫に刺されにくい服装がいいですよ。

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