災害時にどこへ行けばいいか、わかりますか?
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2006年9月3日取材 |
9月3日(日)、洋光台の交差点のあちらこちらに、警察官の方たちが立っていたのをご覧になった方も多いと思います。何か事件があったわけではありません。去年に引き続き、洋光台地区で大規模な防災訓練が開かれたのです。正式な名称は洋光台地区連合防災訓練。残暑がまだ厳しい中、今回は港南区の中でも磯子区に近い場所の自治会・町内会の方たちも含め、総勢1,060人が参加しました。 |
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この防災訓練の意義深い点は、まず第一に、洋光台地区の町内会・自治会と各種関係団体や施設が一同に会して訓練するところ。これは横浜市内でもまだ多くは行われていないことなんだそうです。(磯子区内では10月22日(日)に根岸地区でも合同の防災訓練が予定されています。根岸地区では今年が初の試みになるようです。)
他にも、
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訓練の主な内容や役割分担が自治会・町内会側で自主的に進められている。 |
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地域住民が実際に防災拠点や医療救護拠点、特別避難場所などに足を運ぶことで災害発生時の避難経路のシミュレーションや救護の体験ができる内容になっている。 |
など、多くの優れた点があります。また、訓練の模様はビデオ撮影され、マニュアルとして市内の関係各所に配布されるんだそうです。
ちなみに、洋光台地区の災害時の拠点は次のようになっています。
地域防災拠点 |
洋光台第一、第二、第三、第四小
震災時の避難場所。防災資材や食料等が備蓄されています。 |
地域医療救護拠点 |
洋光台第一、第二中
負傷者の応急医療を行う場所。医師や看護師がいます。 |
特別避難場所 |
洋光台第一中 格技場(仮説)、洋光台地域ケアプラザ
障害者など援護が必要な方のための避難場所。民生委員や友愛活動推進委員が援護します。 |
その他の地区の拠点については磯子区役所でもらえる『防災マップ』でご確認ください。 |
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洋光台第四小では、東京ガスによる、災害時のガスメーターの操作方法の説明 |
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洋光台地域ケアプラザでは、災害時のケアプラザの役割説明やアマチュア無線の使い方の説明 |
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訓練の具体的な内容はというと、参加者が【いっとき避難場所】→【地域防災拠点】→【地域医療救護拠点/特別避難場所】と移動して、上の写真にあるように、それぞれの場所で各種の講座やデモ、トリアージ訓練などを行いました。
最後は各自治会・町内会の代表が、訓練本部の設置された「ひろば公園」に集合して、訓練終了です。その模様をどうぞ。 |
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というわけで、訓練に参加された方、お疲れ様でした!
最後にアマチュア無線非常通信協力会が作成した、災害時の通信手段に関する興味深い説明が掲示されていたのでご覧ください。クリックで拡大します。 |
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道ばたの木になっていたナゾの実・・・
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さて、防災訓練の取材中、ふと上を見上げると、木になっているたくさんの実・・・。 |
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「梅!?」のはずはないし、なんだろうと思っていると、ちょうど訓練に参加していて通りかかった山口さんが「あ、それはギンナンだよ」と教えてくださいました。イチョウの木になっているわけですから、そうですよね。しかし、物知らずの磯子マガジンはこの時期にギンナンの実がなるとは知りませんでした。「それにしても見事になってるねぇ」と山口さん。いやぁ、確かにすごい数でした。 |
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洋光台駅前のサンモール商店街ではフリマ開催中
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そして防災訓練がすべて終了し、洋光台駅前にやってくると、こんどはサンモール商店街にて恒例のフリーマーケットが大々的に開催されているところに遭遇。 |
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磯子マガジンは、欲しいものがあるのをグッと我慢して、でもMUGIYAのパンだけは我慢できずに購入し、次の取材先へと向かいました。 |
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