原宿よさこいにスペース杉田が出場
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2010年8月29日取材 |
2010年の8月に原宿(渋谷区)で開催された原宿表参道 元氣祭 スーパーよさこい2010に、磯子区内の地域活動支援センター・スペース杉田のよさこいサークル(※)が参加しました。そのレポートをお送りします! スペース杉田が横浜のハマこいではなく、原宿の大会に参加することになった経緯は、コチラの過去記事をご覧ください。
※スペース杉田のよさこいサークルは、独立行政法人福祉医療機構助成事業だそうです。
さて、あの、とても暑かった夏の、ある一日、磯子マガジンは原宿駅に降り立ちました。 |
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改札を出て明治神宮の参道入口へ向かうと、特設ステージに大勢の観衆が集まっていました。スペース杉田も後でここに登場します。 |
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さらに歩いて、NHKと代々木競技場の間の道へ。スペース杉田チームの後ろ姿が見えました! |
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ここは、スペース杉田チームが最初に登場する会場になった「NHK前ストリート」。磯子マガジンは、写真を撮りながら、前へ前へ。 |
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そして先頭に追いつきました。おぉ、カッコイイ! 右奥には国立競技場(オリンピック・プール)も見えて、絵になります。衣装も磯子の海をイメージしたのか(?)鮮やかなブルーで綺麗です。 |
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前回より間違いなく踊りが上達して、かっこ良くなってます! 迫力がありました。 |
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今回は中学生・高校生に加え、小学一年生や保育園児も参加。 |
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ちなみに、スペース杉田の次に登場したのは大阪教育大学でした。 |
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スペース杉田のよさこいチームは、スペース杉田に通っている障害当事者、いわゆる「利用者さん」の他に、スペース杉田のスタッフはもちろん、磯子のダンス・サークル「JOINT」やポーラ化粧品のダンス部のメンバー、さらに地元・磯子区の一般区民まで、さまざまな人たちが参加している混成チームです。
そのため、ダンス経験者から初めての人までレベルはさまざま。コーチに教わる通常の練習だけでなく、メンバーだけの自主練習を行う人もいたそうです。
さて、踊るのは1回だけではありません。最初のステージが終わったら、次の会場に向かって、炎天下の中を移動します。スペース杉田という名前の入った衣装を着て歩いているので、「杉田ってどこにあるの?」とか「杉田って横浜だろ?」とか、知らない人に声をかけられたそうです。 |
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スポーツ系の日本××協会/連盟が多数入居している岸記念体育館の前。体育会系総本山! |
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この2枚は、スペース杉田とは関係ない写真です。左は、今回の出場者中最高齢と思われるおばあちゃま。大勢の人から撮影依頼を受けていました。右は、よさこいの本場高知にちなんで「坂本竜馬像」。 |
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ところで、今回使用している音楽は、ミュージシャンの田中宏樹さんによるオリジナル曲。よさこい用の曲を作ったのは初めてだったそうですが、振り付けの大島さんから踊りを教えてもらってイメージして作った曲だそうです。とても、かっこ良くて、踊りが栄える曲でした!
さぁ、しばし休憩の後、2つめの会場「原宿口ステージ」の出演時間がやってきました。 |
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明治神宮の杜を背景に、大勢の観衆を前景に、スペース杉田にとって今日2度目のよさこいタイムがスタート。 |
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左から、振り付けと踊り指導の大島さん、音楽担当の田中さん、よさこい言いだしっぺの黒崎さん、スペース杉田の施設長・小山さん |
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スペース杉田の施設長・小山さんが後日、メールでメッセージを寄せてくれました。小山さんは、よさこい踊りの練習・本番を常に後ろからあたたかい目で見守り続けた、影の(?)功労者です。
ハマこい踊りが廃止(その後規模を小さくして開催継続になりましたが)になって、途方にくれました。
それから、同じよさこい系のイベントでこの原宿の「スーパーよさこい」を知ったのですが、場所が東京の原宿で規模が大きいですし、参加を決定するのにはかなり勇気がいりました。
何しろ本番の高知はもとより、全国から100チームも集まる巨大なイベントですから気後れしちゃったんですね。
でも、考えてみればどんなチームだって初参加の時があったわけですし、何より、ハマこい踊りに出よう!とまとまりかけていた皆さんの気持ちがありました。メンバーさんにも意見を聞いて、「スーパーよさこい」への参加を決めました。
今年は精神障害のある人11名を含む40名のチームで参加しました。当初は障害のある人は17名いたんですが、やっぱり体調を崩したり入院したり意欲がなくなってしまって途中で辞退したメンバーがいました。残念でした。
「スーパーよさこい」では、初めての流し踊りと三回のステージ出演がありましたが、この暑さの中みんな頑張りましたね。下は5歳の女の子から幅広い年齢層の参加者が集まりました。講師の大島さんはこれで2度目のお付き合いでしたけど、今回も安心してお任せできました。
確かに出演チームには物凄い迫力のあるチームがいくつもありました。でも僕にとっては「スペース杉田よさこいサークル」が一番素晴らしかったですね。レストランパレ・ド・バルブでの打ち上げも盛り上がりました。来年もこのメンバーでどこかのイベントに出たいと思っています。 |
その後、小山さんに話を伺ったところ、2011年も原宿のよさこいに出場する方向で検討しているが、資金的な問題もあり、まだ確定はしていないとのこと。元気に出場できることをお祈りしています。
関連リンク
○スペース杉田 公式ブログ |
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米米を探して
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さて、昼食の時間です。実は、スペース杉田のよさこいチームのメンバーに耳寄り情報を教えてもらっていました。「会場の案内見たら、磯子の米米(こめこめ)さんがブース出してるみたいですよ!」
なんと。それは絶対、昼食は米米で。と思って、あてもなく探し始めた約1分後、早々に米米ブースを発見しました! |
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こういう会場では、どの店にしようか、店選びに失敗してハズレを引いたらどうしよう、という心配がどうしてもありますが、今回は「ここならウマイ」と始めからわかっているお店があって良かった!
そんな幸せを感じながら横浜ラー油丼を食していたら、よさこいの衣装を着た見知らぬ女性に「それおいしそう!
どこで買ったの?」と聞かれたので、「あそこですよ! 米米っていうところ」とお教えしました(実話)。 |
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閉店したHMV
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さて、スペース杉田チームはこの後も別の会場で出番が控えていましたが、磯子マガジンは時間の都合で取材終了。渋谷駅から磯子に戻ります。渋谷駅に向かう途中、1週間前に閉店したばかりのHMV渋谷店の前をとおりかかったので、ぐるっと1周して記念撮影。 |
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それにしても渋谷、日曜なのに人通り少なくないですか? 人が少なくなるのを待って撮ったワケではないですよ。猛暑だから?
不景気だから? 渋谷でこんなに人が少ないって、これまであまり経験したことが無い気がしました。横浜駅西口の方がよっぽど人が多い! |
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