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金沢区役所に行って来ました

2009年2月27日取材
ある日、「危機発生時における応急対策の協力」に関する覚書の締結式のお知らせが磯子マガジンに届きました。会場は区長室。

当日朝、「今日は区長室で取材だったな・・・」と書類を確認したところ、“区役所4階 区長室”の文字。

「ん? 4階? 6階の間違いでしょ」と思いながら、再び書類をよく見ると、“金沢区役所4階 区長室”と書いてあります。「うわ! 金沢区役所!?」と、あわてて場所をインターネットで確かめ、出発時間を30分ほど早めて、いざ初めての金沢区役所へ!

金沢八景駅に降り立ち・・・

金沢区役所は、金沢文庫駅と金沢八景駅の中間ぐらい、どちらから行っても徒歩12分。16号線沿いにあります。地図で見るとほんの少しですが金沢八景駅の方が近く見えたので、金沢八景駅から歩くことにしました。
金沢八景駅 金沢八景駅
金沢八景駅に到着。
ホームに設置されていた名所案内。
金沢八景駅 金沢八景駅
この日は雨でした。
無事、金沢区役所にたどり着きました。4階建てです。
総務課で挨拶を済ませ、いよいよ区長室での取材です。

災害が起きた時の強い味方「自動車整備振興会」

今回取材したのは「危機発生時における応急対策の協力」に関する覚書の締結式。これは、(社)神奈川県自動車整備振興会の磯子金沢支部と、磯子区・金沢区との間で交わされた覚書です。

自動車整備振興会は、クルマの整備工場の団体です。整備工場内では、エンジンやジャッキなど様々な資材・機材が日常的に使われています。災害発生時に、それを救助活動などに使わせてもらう、また実際の取り扱い(運転など)をしてもらう、というのが覚書の大まかな内容です。

区内の小中学校内に設置されている地域の防災拠点(倉庫みたいなもの)にも、資機材は保管されています。が、年に数回の訓練だとメンテナンス不足でイザというときに動かなかったり、使い方に不慣れだったりする恐れがあり、整備工場の方たちの技術力、そして整備工場内で普段から使われている資機材は、そういう面を補完してくれる心強い味方なのです。

災害時協力の店ステッカーちなみに、自動車整備振興会の会員になっている事業所(整備工場)は、磯子区と金沢区の合計で約110の事業所があり、今後、店頭に右のようなステッカーが貼られる予定です。

ところで、(社)神奈川県自動車整備振興会と横浜市の間では、2007年2月に「危機発生時における応急対策の協力に関する協定」が締結されました。この協定の活用を深め、防災訓練など地域に根ざした活動をさらに推進するという目的のために、今回、同振興会・磯子金沢支部と、磯子区・金沢区の間で覚書が交わされのです。
危機発生時の応急対策の協定 締結式 危機発生時の応急対策の協定 締結式
守屋磯子区長は「ふだん使われている資機材を何かのときに使わせて頂けるのは大変心強い」と挨拶。
磯子マガジン初登場。金沢区の石井区長は守屋区長と同期だそうです。
危機発生時の応急対策の協定 締結式 危機発生時の応急対策の協定 締結式
覚書に署名。
左から石井・金沢区長、(社)自動車整備振興会・磯子金沢支部の石渡支部長、守屋・磯子区長。
最後に、「危機発生時における応急対策の協力」の協定(市レベル)と覚書(区レベル)によって、具体的にどのようなことが可能になったのかを、関係書類を元に、磯子マガジンなりに少し噛み砕いた言葉でご紹介します。

○災害が起きた時
整備工場の資機材を貸し出し、必要なら運転して救助活動などを行う。
防災拠点の資機材を、整備工場スタッフが運転して救助活動などを行う。
被災したクルマを点検する。
整備工場の周辺の被災状況を、消防署など関連機関に知らせる。
整備工場内のトイレを被災者に貸し出す。

○平常時
防災拠点の資機材を、整備工場スタッフが点検・調整する。
地域の防災訓練に整備工場の資機材を貸し出す。
また、整備工場スタッフが、講習会などを通じて資機材の使用方法をレクチャーする。

これらの業務が、市や区からの要請に応じて、災害時・平常時に行われます。

関連リンク
(社)神奈川県自動車整備振興会公式サイト
金沢区役所公式サイト

雨の称名寺

せっかく金沢区に行ったのだから少しは名所を見てみたい、と思って訪ねたのが、金沢文庫で有名な称名寺。その写真をどうぞ。5月3日には境内で薪能があり、いそご蝋燭能でもおなじみの櫻間右陣さんほかが出演します。
称名寺 称名寺
赤門
仁王門
称名寺 称名寺
反橋は復元工事中でした。現在、既に工事は終わり、4月4日に渡り初め式があったそうです。
クリックで拡大します。
称名寺 称名寺
クリックで拡大します。
クリックで拡大します。
関連リンク
県立金沢文庫公式サイト

横浜の本がたくさんある「岩下書店」

磯子マガジンは、前から行ってみたい本屋さんがありました。『Hi! 横浜編集局』(tvk)でも、地域密着のユニークなお店として紹介されていた「岩下書店」です。

岩下書店は、金沢文庫駅からすぐそばのショッピング・モール3階にあります。普段ほとんど磯子区の外に出ることのない磯子マガジンにとって、これは滅多にないチャンス。ということで、金沢区取材の締めくくりに、岩下書店にお邪魔してきました!
金沢文庫 金沢文庫
帰りは金沢文庫駅から。でもその前に・・・
左の写真(金沢文庫駅西口)の場所で振り返ると見える「バザァル金沢文庫」へ。 ※最近、名前が「アピタ金沢文庫店」に変わったそうです。
岩下書店 金沢文庫 岩下書店 金沢文庫
3階にある「岩下書店」。一見、ショッピング・モール内にあるごく普通の本屋さんですが・・・
地域密着の独自展開をしているユニークな本屋さん。地元の本がこんなにたくさん。
岩下書店 金沢文庫 岩下書店 金沢文庫
金沢区はもちろん、横浜や湘南・鎌倉の本もたくさん。磯子区の人もじゅうぶん楽しめます。
上の写真が、地元の本のコーナー。相当な大きさです。金沢区はもちろん、横浜・湘南・鎌倉にまつわる書籍が「こんなにあるのか!」と思うぐらいたくさん置かれています。磯子マガジンも読んでみたい本が多数。

そのほんの一部ですが、例えば・・・
『美空ひばりふたたび』(新井恵美子)、『本牧ドール』(高橋咲)、『ヨコハマ浄夜』(平岡正明)、『横浜・ハマことば辞典』(伊川公司)、『夢を見ない男 松坂大輔』(吉井妙子)、『直木三十五伝』(植村鞆音)などなど、などなど。
『直木三十五伝』は、金沢区に住んでいた作家・直木三十五(直木賞はこの人にちなんで作られた賞です)の評伝です。

欲しいなと思っていたけど店頭から見なくなってしまった地元の本。そんな書籍も岩下書店なら手に入るかもしれません。

また、岩下書店ではオリジナルの出版物やグッズも刊行しています。それが下記の写真。
岩下書店 金沢文庫 岩下書店 金沢文庫
蝦蛄(しゃこ)をあしらったオリジナル商品。ブックカバー、キャップ、ビーチ・サンダル、マグカップなど。
金沢の海が描かれた浮世絵の復刻版も制作・販売しています。歌川広重の『金沢八勝夜景』です。(税込み・額装こみ:5万2,500円)
岩下書店 金沢文庫 岩下書店 金沢文庫
岩下書店制作の「金沢文庫パノラマ鳥瞰図」(税込500円)。鳥瞰図好きな磯子マガジンも購入しました。誰か磯子区版を作ってください!
レトロな看板がいい感じ。その隣には手書きの店内マップがありました。

岩下書店
 ・所在地:アピタ金沢文庫店3階 (金沢区釜利谷東2-1-1)
 ・電話:045(783)0113
 ・営業時間:午前10:00〜午後9:00
 ・定休日:なし (ただし、アピタ金沢文庫店がお休みの日は、岩下書店もお休み)

ところで、この日は突然の訪問だったため(申し訳ありません)、ご不在だった4代目の岩下雅紀店長には直接お会いできませんでしたが、先代の岩下寛治さんにご挨拶することができました。

寛治さんは神奈川県書店商業組合の副理事長をつとめておられます。そこで、磯子区の書店事情、特に磯子駅近辺に全然書店が無い問題(!?)についてお話を伺ったところ、「あの辺は難しいんだよね、商圏がね・・・、山(汐見台のあたり)を越えたら(商圏が)上大岡になっちゃうからね」とのこと。磯子駅の周りで書店を開くのはなかな難しいようです。残念・・・。

最後に岩下書店公式サイトをご紹介します。書店の歴史からお店のこだわり、地元関連本の紹介に店長の日記まで楽しいコンテンツが満載です!

関連サイト
岩下書店公式サイト
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