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tvkのスタジオ収録現場をレポート

2008年3月4日作成
tvk2月23日に放映された『Hi! 横濱編集局』は皆さん、ご覧になったでしょうか。番組の半分以上を割いて「スペース杉田」を紹介するという内容でした。

そのロケ取材時、番組スタッフの方に、スタジオ収録の模様も取材させてもらえないかとお願いしたところ、話がトントン拍子に進み、中区にあるtvk本社での取材OKが出たのです。

放映前日の2月22日、関内駅から歩いて10分ほどの場所にあるtvk本社にいざ!

そして、受付を済ませ、編成部の坂本副部長の案内でスタジオへ・・・

これがテレビの世界・・・

緊張しつつスタジオに足を踏み入れると、すでに出演者の方たちはセット内にスタンバイ中。カメラが並び、インカムをつけたスタッフが出演者と何やら打ち合わせ。その風景は、「テレビ局のスタジオ」というイメージどおりのものでした。
Hi! 横濱編集局 スタジオ収録 Hi! 横濱編集局 スタジオ収録
さて磯子マガジンは、坂本副部長にいろいろなお話を伺いながら、リハーサルが始まるのを待ちます。

このスタジオは「1スタ」と呼ばれるtvkのメイン・スタジオ。『saku saku』をはじめ、『みんなが出るテレビ』、『パペットマペットのサイエンスでしょ!?』、『オンガクのDNA』などなど、多くの番組がここで収録されているそうです。そのため、撮影セットは収録のたびに美術さんが組み立てたり、分解したりするとのこと。なかなか大変です。

ちなみに、『Hi! 横濱編集局』のセットは、みなと横浜をイメージしてデザインされたもの。背景やテーブルの脚がレンガ模様ですし、その他のセットもこんな感じです。
Hi! 横濱編集局 スタジオ収録 Hi! 横濱編集局 スタジオ収録
船舶をイメージしたセット。今回の収録では使われませんでしたが、ちゃんと組み立てるんですね。
こちらのセットは港湾施設のイメージでしょうか。わざと汚れが表現されています。
ところで、今回の収録が行われたのは放映日の前日。テレビの収録というのは、もっと前にやっておくものだと思っていましたが、番組によって違うとのこと。『Hi! 横濱編集局』は情報番組なのでなるべく新しい情報を取り入れたい、そのために放映の前日に収録するんだそうです。

さぁ、いよいよ番組のリハーサルが始まりました。『Hi! 横濱編集局』は30分番組ですが、コーナーごとにぶつ切りで収録するのではなく、リハーサルでも本番でも、生放送のように30分間、通しで進みます。これもやはり、情報番組の空気感を出すのに大事なことなんだそうです。
Hi! 横濱編集局 スタジオ収録 Hi! 横濱編集局 スタジオ収録
右端の女性は2人いるフロア・ディレクターのうちの1人。
フロア・ディレクターの秒読みでリハーサルが始まります。5・4・3・・・までは声に出してましたが、あとは指サインのみ。
Hi! 横濱編集局 スタジオ収録 Hi! 横濱編集局 スタジオ収録
左から藤下佳乃子さん、蒲田健さん、宮内亜弥子さん
カメラの方の手元にも台本があります。
Hi! 横濱編集局 スタジオ収録 Hi! 横濱編集局 スタジオ収録
「カンペ」です。
出演者の方たちは、このモニターを見ながら番組を進めます。
Hi! 横濱編集局 スタジオ収録 Hi! 横濱編集局 スタジオ収録
リハーサルが終わり、本番へ向けてスタッフと打ち合わせ中。
カメラの故障で部品交換中。なんでもモノ珍しい磯子マガジンは思わずその様子をパチリ。
本番は15分ほどの休憩をおいてから始まります。その間に、1スタの副調整室を見学させてもらいました。
Hi! 横濱編集局 スタジオ収録 Hi! 横濱編集局 スタジオ収録
振り返って見上げると窓があります。そこにあるのが副調整室。
こちらが副調整室。フロア・ディレクター以外のスタッフは皆、ここでお仕事をするそうです。
副調整室は、業界用語で「サブ」と言われている場所です。磯子マガジンはスタジオが「メイン」で調整室が「サブ」なのかと思っていましたが、さにあらず。tvkで今まさに放送されている内容をコントロールする、大元の調整室が「マスター」として別の場所にあり、それに対してスタジオに付属の調整室が「サブ」と呼ばれるそうです。

で、サブの中ではディレクター、カメラ・スイッチャー、タイム・キーパー、音声、照明、SE(サウンド・エフェクト)、CG(コンピュータ・グラフィック)、VE(ヴィデオ・エンジニア)など、大勢のスタッフが番組を完成させるために働いています。



ここから先はスタジオでの写真はありません。本番中はスタジオから出て、すぐそばの会議室でスタッフの方たちと一緒に、モニターで収録の様子を見学していました。
冒頭のコーナーでちょっとスムーズにいかないところがあり、始めから録り直しになりましたが、以降は30分、つつがなく進行。出演者の方もスタッフの方も「さすがプロ!」と思わせる仕事ぶりでした。

磯子区在住のディレクターにインタビュー

佐藤ディレクターさてさて、『Hi! 横濱編集局』の番組スタッフには磯子区在住の方がいると事前に情報を得ていた磯子マガジンは、収録終了後、その方にインタビューをお願いしました。それが、佐藤光ディレクター(32)。

「番組のことを聞かれるのかと思ったら、そんなことを聞くんですか?」と驚かれてしまったインタビューの模様をどうぞ!

--- いつから磯子区なんですか?
生まれたのは港北区で、小学校3年のときに磯子区に引っ越してきました。小学校は杉田小、中学は浜中で、高校は金沢高校です(金沢区)。

--- 部活動は何かやっていましたか?
小学校5年生のときに放送委員会に入って、中学も高校も放送部でした。大学でも放送研究会です。
浜中の放送部時代に、ブラバン(吹奏楽部)の演奏を録音するよう頼まれたのが印象に残ってます。当時、ブラバンが強かったんですよ、顧問の平本先生のおかげで。

--- テレビ業界に入ったのはいつですか?
1999年にこの世界に入りました。その後、2003年からディレクターです。『Hi! 横濱編集局』は番組が始まったときから担当していてますので、約4年間になります。
2005年頃でしょうか、杉田梅を扱ったこともあります。杉田梅って、杉田からほぼ姿を消した後、小田原の曽我っていう場所で生き残ってたんですよね。で、宮内亜弥子さんの地元が小田原だっていう縁もあって、横浜の番組なのに、その回は小田原でのロケから始まったんです(笑)。

--- 『Hi! 横濱編集局』の魅力を教えてください。
まじめな番組で、派手さは無いかもしれませんが、「横浜ではいろんな人が地道に頑張っているんだ」っていうことがすごく感じられる番組だと思います。じっくり末永く見て頂けると、いろんな「地元の宝」が発見できるはずだと自負しています。僕自身も今回の取材を通じて、スペース杉田やパレ・ド・バルブを知ることができました。ぜひ一度、『Hi! 横濱編集局』をご覧ください。

--- ところで、磯子区のおすすめお店を教えてもらえませんか。
そうですね、杉田駅前のプララの中にある満州軒かな。東京にもわざわざ食べに行くぐらいラーメンが好きなんです。そんな僕でも満州軒はおすすめです。それと、家系はあまり食べないんですが、磯子の壱六家の塩ラーメンは別ですね。

--- ほかに想い出に残っているお店はありますか?
もう無くなったお店でもいいですか? プララの向かい側にあった「前田ベーカリー」っていうパン屋さんの食パンはおいしかったですねぇ。小さなお店だったんですけど、どことも違う。あそこ以上の食パンには、いまだにめぐりあってませんね。

--- 番組と関係ない話が多くてすみません。どうもありがとうございました。
いえ、こちらこそ。あの、磯子マガジンさん、僕、前にお会いした気がするんですけど。磯子区役所のそばに市長が来たときに取材にいらしてませんでした?

--- あ、社会教育コーナーでやった「こんにちは市長」(2006年1月取材)ですね。いました、いました。
僕も取材でいたんですよ。カメラ回してたんです。

--- あー! そうでしたか。
あのときは、とっても元気のいい女性のことが記憶に残ってます。

--- 夢コミの時任さんですね。
アロハ姿の!



ということで、すごく記憶力が良い、磯子区在住の佐藤ディレクターでした。
ところで佐藤ディレクター、番組の出演者やスタッフにはかなりの有名人のようで、宮内亜弥子さんのブログにも「おなじみのぢみぃちゃん」として何度も登場しています。



Hi! 横濱編集局 スタジオ収録
この日、tvkの1階で生放送されていた『ハマランチョ』。中央はウクレレ・マスターのテミヤンさん。右は尾辻アナ。
tvkについて
tvk(テレビ神奈川)といえば、神奈川県に住んでいて、音楽やスポーツを好きな人、あるいは地元情報に興味がある人にとっては思い入れの強いテレビ局ではないでしょうか。

磯子マガジンもその一人。10代の頃、当時、テレビではあまり扱われなかった洋楽や日本のロックがtvkではバンバン見られたのを今でもよく覚えています。「ベスト・ヒットUSA」(テレビ朝日)より早く始まった「ファンキー・トマト」で洋楽を知り、佐野元春さんがデビュー前後にレギュラー出演していた「ファイティング80(’s)」で日本のロックを学びました。思い出深い番組がたくさんあります。

野球でも、巨人戦以外のナイターが見られるのはtvkだけでしたし、高校野球では甲子園以上に興奮してしまう神奈川県予選の中継も夏の風物詩です。サッカーやラグビーも見られます。

昔なら「おしゃべりトマト」。いまは「ハマランチョ」に「パペットマペットのサイエンスでしょ!?」「saku saku」など情報番組・バラエティ番組も楽しいのです。



関連サイト
tvk|テレビ神奈川公式サイト
Hi! 横濱編集局番組ページ ※スペース杉田取材時の様子が紹介されています。
Shirley's Lounge 「ファンキートマト」で司会をしていたシャーリー富岡さん公式サイト
 ファンキートマト時代の懐かしの写真はコチラ(part1)コチラ(part2)



ということで、無事取材を終えた磯子マガジン。佐藤ディレクターと「おいしいですよね!」と意見が一致したラーメン屋さん「いまむら」で昼食を済ませ、帰途につきました。
いまむら いまむら
こちらがtvkのすぐそばにあるラーメン屋さん「いまむら」。もともとは上大岡が本店でしたが、今はこちらに移転しました。

ロケ取材時の写真をお蔵出し?

さて、最後になりましたが、ロケ取材時の記事で掲載しなかった写真を何枚か掲載します。ロケの楽しい雰囲気が伝わりますか?
スペース杉田 on テレビ神奈川 スペース杉田 on テレビ神奈川
スペース杉田の手作り製品を見る市長と宮内さん。
区内在住某有名俳優さんのモノマネ中。
スペース杉田 on テレビ神奈川 スペース杉田 on テレビ神奈川
市長、メイクアップ中。
産休中のスペース杉田スタッフの女性が陣中見舞い。
スペース杉田 on テレビ神奈川 スペース杉田 on テレビ神奈川
赤ちゃんは大人気!
スペース杉田での収録が終わり、記念撮影。
スペース杉田 on テレビ神奈川 スペース杉田 on テレビ神奈川
番組でも放映されたNG場面。宮内オーナーが呼ばれる前に返事をしちゃいました。
映画出演の衣裳のままインタビューを受けるスペース杉田の利用者の方。
スペース杉田 on テレビ神奈川 スペース杉田 on テレビ神奈川
パレ・ド・バルブに飾られている空井美和さんの絵の前で、編集後記の収録中。
バルブでの映画ロケ終了後、もう一度みんなで記念撮影。
なお、『Hi! 横濱編集局』番組内で、自主映画『スギタの帝王2』の完成は4月の予定と放送されましたが、その後、小山施設長に話を聞いたところ、「うーん、4月はちょっと難しいかもしれませんねぇ」とのことでした。皆さん、完成を気長に待ちましょう。
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