広がる等身大肖像画アート展。こんどは南林間で

２０１６年４月１７日取材

知的障碍をもつ人たちが、２ｍ大の大きな紙に、人物の絵を墨で描く「等身大肖像画」。生き生きとした迫力ある絵が専門家をも唸らせる。いそご地域活動ホームいぶきで始まったこの活動は、新宿（東京都）を経て、大和市にも広まっています。

今回は、大和市の「ワークステーション・菜の花」の利用者が描いた等身大肖像画の展覧会が開かれている、横浜銀行南林間支店（大和市）に行って来ました。

相鉄も通る大和駅から小田急江ノ島線でふた駅の南林間駅は、急行が止まりますが小じんまりとした駅です。

改札を出たら、矢印のように西口へ。

階段を降りるとすぐ、ロータリーの向こうに横浜銀行南林間支店が見えます。昭和４５年オープンだそうです。

ここが入り口。脇には等身大肖像画が１点、飾ってあります。

店内には、等身大肖像画アート展を知らせる赤いポスター。

取材に訪れたのは４月１７日の午後３時過ぎ。翌日から本格的に始まるアート展に向け、作品の貼り付け作業が進んでいました。

そして貼り終えたところを外から撮影。今回は、店内よりは外からよく見えるので、たくさんの通勤・通学・買い物客の目に触れそうです。銀行が営業していない時間帯や、休日でも鑑賞できるのがいいですね。

この３点を含め、全１４点が展示されました。

南林間支店の支店長・榎本利夫さん

横浜銀行南林間支店の榎本支店長の話によると、南林間支店で等身大肖像画アート展を開催するのは、去年の秋に続いて２回目。前回は反響も大きく、問合せも多数あったが、期間が１週間だけと短く、「もう終わっちゃった」という感じだったので、今回は４月１８日（月）からゴールデン・ウィーク明けの５月９日（月）まで３週間に渡って開かれることになったそうです。
等身大肖像画は「非常に味がありますね」と笑顔の榎本支店長は、「障害者支援などの活動は、今後も地道に続けていかなければいけないと思っています」と話してくださいました。

磯子から東へ、西へと広がっている等身大肖像画の活動。次はどこで見られるでしょうか!?

関連リンク
○ワークステーション菜の花公式サイト
○横浜銀行 CSR活動のページ（2016年5月2日現在、南林間支店のアート展の写真が掲載されています）

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