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いざという時のために。防災機器の取扱説明会

2008年12月11日取材
防災拠点(震災時の避難場所)に指定されている区内の小・中学校には、避難生活を送るための簡易トイレや炊飯器、救助活動のためのエンジン・カッターやジャッキなどが、備蓄庫の中に保管されています。

いざという時にこれらの機器の扱いで慌てないように、普段から使い方に慣れておくことが大切。ということで、防災機材や資材の扱いの講習を受けた「横浜防災ライセンス・磯子」のメンバーが、防災拠点の運営委員(主に自治会・町内会の人たち)に、機材・資材の使い方をレクチャーする説明会が、森中学で行われました。

この説明会は、横浜市の「こんにちは市長です」の一環でもあり、中田市長と守屋区長が視察に訪れ、説明会終了後は意見交換会も行われました。
防災資機材の説明会 防災資機材の説明会
これが防災備蓄庫
災害に備え、毛布や食料、仮設トイレ、炊飯器などなどの資材・機材が保管されています。
防災資機材の説明会 防災資機材の説明会
説明会の会場はコチラ。備蓄庫から機材・資材を出して、実際に使いながら説明します。
校庭の傍らにはこんな看板がありました。災害用の給水タンクが地下に埋まっているようです。
防災資機材の説明会 防災資機材の説明会
エンジン・カッター。火花が飛ぶので、防護用眼鏡をしないと危険です。
防災資機材の説明会 防災資機材の説明会
炊飯器。小学校に保管されている、少し小さめのタイプ。でも一度に120人分のご飯を炊けるそうです。
防災資機材の説明会 防災資機材の説明会
こちらは中学校に保管されている、大き目の炊飯器。
おいしそうなご飯が炊けました!
防災資機材の説明会 防災資機材の説明会
発電機の解説中
守屋区長も熱心に質問
防災資機材の説明会 防災資機材の説明会
エンジンをかけると・・・
明かりが点きます
防災資機材の説明会 防災資機材の説明会
ジャッキを使って、倒壊家屋から人を助ける練習。横たわっているのは人形です。
それを見守る中田市長。
防災資機材の説明会 防災資機材の説明会
いろいろな工具も実際に持ってみることができます。
担架もあります。
防災資機材の説明会 防災資機材の説明会
こちらは簡易トイレ。
これも簡易トイレ(畳んだ状態)。
防災資機材の説明会 防災資機材の説明会
大きめのものもあります。和式です。
水道設備
防災資機材の説明会 防災資機材の説明会
説明会終了後、森中の図書室で行われた意見交換会。
中田市長
防災資機材の説明会 防災資機材の説明会
横浜防災ライセンス・磯子の望月副会長
牛乳パックやアルミ缶が災害時、食料の調理に役立つそうです。
防災資機材の説明会
これはアルミ缶を重ねて作る簡易炊飯器。サバイバルのための缶なので通称「サバ缶」。
説明を受けた防災拠点運営委員の方にお話を伺ったところ、「機材を自分の目で見たり、実際に使ったりすると、どういうものかよくわかるので、いざというときに慌てなくて済みそう。参加して良かったです」とのことでした。

磯子マガジンも、皆さんが体験するのを横で見ているだけでしたが、それでも十分参考になりました。なにより、「災害が起きたときにはこういう風に行動するんだ」というイメージが湧きやすく、防災意識が高まります。避難生活っていうのはこんな感じなんだなぁ、と実感するので、「じゃあ、あれやこれを防災袋に入れておくといいかな」なんて、自然にシミュレーションしてしまいます。

もちろん、災害は起きない方がいいわけですが、「備えあれば憂いなし!」です。読者の皆様も近所でこのような催しがあるときは、ぜひ参加してみることをオススメいたします。



参考リンク
○磯子区ホームページ「特集:自助と共助で災害から身を守ろう
 「防災ライセンス・磯子」など災害ボランティア団体の紹介と、参加申込の連絡先が掲載されています。

○磯子区の防災拠点(震災時避難場所)のリスト (全2ページ)
 自分はどこの避難所に行くのか確認しておきましょう。

おまけ写真

森中の校庭と校舎
記事とはあまり関係ありませんが、森中学校の校舎と校庭です。
森中陸上部
説明会の横では、陸上部が練習中。
ステンド・グラス
「2008年 森のガラス職人」と但し書きが付いたステンド・グラスが下駄箱の近くに飾られていました。
参考リンク
横浜市立森中学校 公式サイト
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