磯マガ、愛甲郡・愛川町へ出張取材!
|
2008年8月6日取材 |
|
磯子マガジンが、磯子区を遠く離れ、横浜市内も飛び出し、神奈川県愛甲郡の愛川町に出張してきました。これまで取材で訪れた中で一番遠い場所です。
取材先は、有限会社・伸光産業の本社内にできた「スタジオ伸光」。地元の方に無料で開放されるカラオケ・スタジオのオープン記念パーティが行われたのです。
「なんでそこを磯子マガジンが取材するの?」とお思いの方も多いと思いますが、このスタジオ伸光のオーナーは、演歌歌手の斉藤絹枝さん。斉藤さんは磯子区出身の演歌歌手・水木昌平さんと同じく、作詞家の結城忍さんに師事し、以前、磯子マガジンでレポートした水木さんの新曲発表会でもゲスト出演しています。
そして、パーティには水木さんも出席し、歌もうたうので「ぜひ取材を」、というお誘いを頂いたのでした。 |
|
愛甲郡愛川町って?
|
今回の出演&取材チーム一行が磯子駅そばに集合したのが午後3時。パーティの開始は午後5時。愛川町というのは、磯子からクルマでそれくらいはかかるということです。
環状2号から、(途中、どこを通ったのかよくわからないのですが、いつの間にか)東名高速に乗り、厚木ICで降りて一路、愛川町へ!
と、この辺で、愛甲郡や愛川町について勉強してみましょう。愛甲郡があるのは、神奈川県のやや西寄りの北の方。南には厚木市などがあり、北には相模原市があります。
※ 愛甲郡、愛川町の場所は、コチラのページで確認できます。紫色に塗られているのが愛甲郡です。
愛甲郡の面積は約105ku。磯子区は約19kuなので、5倍以上! いっぽう人口は、愛甲郡が約4万5千人で、磯子区が約16万5千人。磯子区のほうがかなり多い。つまり人口密度は圧倒的に磯子区が高密度ということになります。
愛甲郡には町が1つと村が1つだけ。18も区がある横浜市とはだいぶ事情が違います。そして、1つの町というのが、今回訪れた愛川町。町制が施行されたのが1940年ですから、意外にも、1927年にできた磯子区より少し若いです。
町内の見どころスポットは、なんと言っても宮ヶ瀬ダム。首都圏最大級の多目的ダムです。観光客のために週1、2度「観光放流」が行われていて、高さ約100mの人工滝が見られるとのこと。ちなみに、愛川町観光協会の公式サイトはコチラです。
さぁ、愛甲郡・愛川町について何となくわかったところで、愛川町のスタジオ伸光に到着です。 |
|
スタジオ伸光がある小高い丘からの景色。山並みが「遠くまで来たなぁ」と感じさせてくれます。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
レストランを改造した伸光産業の本社。この地下にスタジオ伸光があります。 |
|
|
|
パーティ、スタート! 歌手が続々登場
|
スタジオ伸光は、伸光産業の社長でもある斉藤絹枝さんが、社員の福利厚生施設としてはもちろん、地元の方たちの歌の練習場としても無料開放したいということで、オープンした施設です。下の写真のように広々としていて、音響・照明などの設備もバッチリ。
午後5時を過ぎた頃、数十名のお客様を収容して、パーティが始まりました。斉藤絹枝さんと縁のある歌手の方たちも続々登場します。 |
|
|
|
こちらがスタジオ伸光。ステージはもちろん、音響、照明、映像等、完備しています。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ド派手な衣装は、この日の司会をつとめた、歌手の大門三郎さん。 |
|
|
作詞家の結城忍さんからお祝いの言葉。10月29日には、杉田劇場ホールで「結城忍杯・第二回カラオケ大会」開催決定! |
|
|
|
|
|
|
|
ラジオ日本で斉藤絹枝さんと大門三郎さんがパーソナリティをつとめる番組の関係者の方。 |
|
|
大型モニターには、清水宏次朗のバンドでドラムを叩く、若き日のグローバル野木社長の雄姿が。日本青年館でのライブだそうです。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
水木昌平、登場。
|
そして、我らが水木昌平さんも登場! 4月の新曲発表会で、ゲストとして歌手デビュー(?)したグローバルの野木社長もステージに上がります。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
斉藤絹枝&神川ひろしの『どっちもどっち』を水木昌平&野木三平がカバー。 |
|
|
|
斉藤絹枝、涙。
|
縁の歌手の方たちがひととおり歌い終えたところで、いよいよ斉藤絹枝さんがステージに上がります。後援会のジャンパーが披露され、皆さんからあたたかい言葉がかけられると、斉藤さん、思わず涙です。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
手前右端で手拍子をしているのは斉藤絹枝さんのお嬢さん。 |
|
|
斉藤絹枝さんプロフィール
北海道生まれ。12歳から愛川町で育ち、現在も愛川町在住。かつて芸能界に在籍したが、喉をこわし、「歌っちゃダメ、しゃべるのもダメ」と言われ引退。バスガイド、トラック運転手などを経て、11年前より建設業「伸光産業」社長。
苦労した期間も歌を人生の支えにし、後に知人の誘いで愛川町歌謡協会に参加。老人ホームなどの慰問活動を行う。
2007年、日本クラウンより『祭り恋歌/どっちもどっち』でプロ・デビュー。ともに作詞家・結城忍さんに師事しているという縁から、水木昌平さんの地元・磯子区にもたびたび足を運ぶようになり、磯子が「お気に入りの街」になる。
現在、ラジオ日本(1422KHz)毎週土曜AM9:00〜放送中の『大ちゃん、絹ちゃんの応援歌』でパーソナリティもつとめている。
○斉藤絹枝 公式サイト
コンサートの予定
○2008年8月31日(日) 「神川ひろしチャリティコンサート」 ゲスト出演
茅ヶ崎市民文化会館 小ホール [昼の部]12:30開演、[夜の部]17:30開演、全席指定2,500円
○2008年9月23日(祝・火) 「立花新一 新曲発表会」 ゲスト出演
厚木市民文化会館 小ホール 11:00開演、入場料2,500円、カラオケ参加5,000円、全席自由 |
|
原田ヒロシ from ヨコハマ、旧友と再会。
|
午後9:30を過ぎ、宴もたけなわの頃、「仕事を終えてスッ飛んできた」横浜出身の歌手・原田ヒロシさんが登場。 |
|
実は原田さん、グローバルの野木社長とは同世代で、それぞれ横浜でバンド活動をしていたため、若い頃に面識があったそうです。思わぬ場所での久しぶりの再会に、こんなシーンが生まれました・・・ |
|
|
|
野木社長をステージに呼び、原田ヒロシ&野木三平で、ゴールデン・カップスの『長い髪の少女』 |
|
|
|
また逢う日まで・・・
|
そしてパーティはいよいよクライマックス。この日は音響を担当していた神川ひろしさんがステージに上がり、斉藤絹枝さんとのデュエットで本家の『どっちもどっち』を楽しくノリノリで披露します。 |
|
|
|
こちらが本家。斉藤絹枝&神川ひろしによる『どっちもどっち』。 |
|
|
|
|
|
パーティのシメは斉藤絹枝&水木昌平で『また逢う日まで』 |
|
|
そして、最後の曲にふさわしい、斉藤さんと水木さんのデュエットによる『また逢う日まで』で、ほぼ7時間に及んだ宴もいよいよお開きとなりました。
・・・が、磯子マガジンの取材はまだ続きます! 深夜の「お宅訪問」です。 |
|
自宅にもカラオケ・ルーム!
|
スタジオ伸光からクルマでちょっと移動して、斉藤絹枝さんのご自宅へ。ここにはプライベートのカラオケ・ルームがあるのです。 |
|
す、すごい! 広い! 豪華! 羨ましい! こんな部屋がウチにも欲しい!
そんな風に思いながら、写真を撮影していたら、ムーディーなイントロが流れ出し、深夜の歌謡ショーが始まります。プロ歌手のうたを聞きながら、観客は磯子区在住のOさんと伸光産業のZさん、それに磯子マガジンの三人だけ。なんとも贅沢な二次会なのでした。 |
|
ちなみに、深夜にも関わらず結構な大音量でしたが、防音完備なので、全く問題ないんだそうです。
そんなこんなで、盛りだくさんの愛川町取材もとうとう終了し、磯子チームは帰路につきます。しかし、ここは愛甲郡。いつもの取材のように取材先から15分で帰宅というワケにはいきません。磯子区に帰着したのは午前2:30過ぎ。距離だけでなく、終了時間も最高記録を達成した、記念すべき取材になったのでした。 |
|
磯子マガジン トップへ戻る |