大さん橋で焼酎と泡盛の祭典
|
2008年6月28日取材 |
|
毎年1回、中区の大さん橋で日本最大規模の焼酎と泡盛の祭典が開かれているのをご存知でしょうか。その名も「本格焼酎・泡盛 横浜大選集」。横浜の焼酎好き有志で結成された「横浜焼酎委員会」が主催のイベントです。
7回目となる今年は6月28日に開催されました。少々遅くなってしまいましたが、そのときの模様をお伝えいたします。磯子区を脱出した磯子マガジンが関内駅に降り立ち、目指す会場は大さん橋ホールです。 |
|
大さん橋に到着し、さぁ、会場はどこだ、と周りを見回しますが見当たりません。案内窓口の方に道順を聞いてホールに向かいますが、なかなか着きません。
実は大さん橋ホールというのは、大さん橋の一番先端にあるのでした。大さん橋には約全長300mの巨大な客船が横付けできるのですから、先端にたどり着くまでに時間がかかるのも当然ですね。ちなみに、ホールの場所は、大さん橋の公式サイトのフロアガイドのページで確認できます。2階の一番端です。
そして、ようやく会場入口に到着し、取材受付を済ませ、まずは横浜焼酎委員会の内山さん(写真)にお話を伺います。
今回のイベントを主催している「横浜焼酎委員会」というのは、焼酎業界の企業がやっているものではなく、焼酎・泡盛が好きな市民による集まりで、正会員約40名。毎月、野毛の居酒屋で会合があるそうです。
そのメンバーは会社の経営者から主婦まで多彩。中には前橋や千葉から来る人もいます。
2002年に「九州本格焼酎大選集」という名前で始まった年1回の大試飲大会は今年で7回目。独特なのは、商売・宣伝のためのイベントではなく、焼酎好き=消費者の側が主催する試飲会だということ。
会場の準備も委員が自ら、それぞれの仕事や用事を終えた後、夜7時頃から連日のように行われ、開催前日は夜中の1時までかかったそうです。
そんな市民イベントなので、公式サイトには、「酒販店様・料飲店様の蔵元様との会場内での商談は、他のお客様のご迷惑になりますのでご遠慮くださるようお願い致します。」という注意書きも見られます。もちろん、消費者主催でこれだけの規模の焼酎・泡盛大会は他に類を見ないそうです。
また、リピーターが多く、来場者は増える一方。年齢層は30〜40代が中心で、約半分は女性とのこと。
話の最後に内山さん、「さぁ、会場の入口はそこです。取材はササッと終わらせて、あとはこのグラスで試飲をたっぷり楽しんでいってください」と焼酎委員会の名前入りのグラスを手渡してくださいました。来場者はこのグラスを片手に、焼酎や泡盛を好きなだけ試飲するというシステムなのです。というわけで、磯子マガジンもイザ! |
|
|
|
さて、会場に入ると・・・広い! そして人がたくさん! 横浜には、焼酎好き・泡盛好きがこんなにもいるのでした。
会場の両脇には蔵元ブース。中ほどには来場者が自由に注ぐ試飲コーナー。両方あわせて総銘柄は400以上。横浜では滅多に目にすることのできない銘柄もたくさんあります。また、お料理コーナーもあって、さまざまな酒の肴が楽しめます。 |
|
|
|
こちらは蔵元ブース。全部で39蔵もの蔵元さんが出展。しかも手弁当なんだそうです。焼酎の本場・九州からも多くの蔵元さんが来ていました。 |
|
|
こちらは来場者が自由に、自分で注いで呑むことができるコーナー。焼酎・泡盛がズラリ。 |
|
|
|
|
|
|
|
ここは実は他より一段高くなっているステージの上なんですが、お座敷状態になってました。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
こちらはガンダムの人気キャラクター、シャアのコスプレ。写メをねだられてました。 |
|
|
来場者はみんな笑顔。好きなお酒を好きなだけ飲めるということで、とっても楽しそうです。それにしても、まだ陽の高いうちに、こんなに大量の「ヨッパライ」を産出するイベントも滅多に無いのではないでしょうか。磯子マガジンも、きちんと取材をした後で、試飲に参加。しっかり「ヨッパライ」の一員に加わったのでした。 |
|
おまけ写真
|
さて、せっかく大さん橋まで出かけてきたので、近辺の名所の写真を何枚か撮ってきました。※マークのある写真はクリックで壁紙サイズに拡大します。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
大さん橋から山下公園方向を望む ※
マリンタワーの展望台部分が工事中でした。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
磯子マガジン トップへ戻る |