小学生のPR活動で入場者倍増の杉劇冬祭り

２００８年２月２日取材

２月２日の土曜日、杉田劇場で、恒例「全館あげての」冬祭りが行われました。

杉小児童のPR活動で入場者が倍増！

午後２時前ごろ、磯子マガジンが杉田劇場を訪れたとき、タイミングよく入口脇で始まったのが、杉田小学校５年３組（２７人、担任：大谷明美先生）が行ってきた「杉田劇場PR活動」の成果発表。

総合学習の授業の一環として実施されたこの活動は、杉田梅の歌を歌うイベントで杉田劇場を訪れた子ども達が「杉田劇場ってどんなところ？」と興味を持ったことから、始まったそうです。昨年の６月ごろから、杉田劇場のことを調べたり、全校生徒６５０人にアンケートをとったり、宣伝ポスターやDVDを作ったり。

そして、子ども達のPR活動の成果が、冬祭りの入場者数を大幅に増やしたようなのです。前回、２００７年の夏祭りが約７８０名ほどだったのに比べ、今回の冬祭りは、入場者数が延べなんと１６３９名！　前回の倍以上に増えました。素晴らしい！

半年以上に渡る活動の成果を発表する、杉田小５年３組の丹野碧（たんの・あおい）さんと邑上彩果（むらかみ・あやか）さん。二人はともに１１歳。

発表の成果をまとめた紙（クリックで拡大）。上のテレビには、杉田劇場をPRするために作ったDVDが流れていました。

こちらは宣伝用の手作りポスター（クリックで拡大）。

５年３組のみんなは、昨年１２月に行われた「日中共同書道展」にも、記者として取材に訪れていました。
そのときの模様はコチラ

浮世絵の摺りを実演

続いては、前回の杉田劇場の見どころコーナーでも予告した「浮世絵ってナンダ？」の様子をご紹介しましょう。
磯子マガジンは、都合でほんの少しの間しか見ることができなかったのですが、ちょうど青い空の摺りを実演中でした。摺り師の上田さんが慣れた手つきで、すぅすぅすすっと手を動かし、紙をめくると・・・綺麗な青色のグラデーション。お見事！