どんど焼を初体験
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2007年1月15日取材 |
どんど焼、見たことありますか? 磯子マガジンはこれまで、テレビのニュースで見たことしかありませんでしたが、今回、生まれて初めて、生で、目の前で見る機会に恵まれました。
1月15日(月)の午後1:00から、磯子駅と屏風浦駅の中間あたりにある森浅間神社で、どんど焼が行われたのです。 |
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初めてのどんど焼は・・・あったかい |
まずは、どんど焼についておさらいしましょう。小正月(こしょうがつ=1月15日)に、門松や注連縄(しめなわ)、お札などを燃やすのが「どんど焼」。別名左義長(さぎちょう)。門松などで出迎えた歳神(としがみ)を炎と共に見送るという意味があるんだそうです。 ※参考:ウィキペディア:左義長
さて、持ち寄られたお飾りに火がつけられ、徐々に炎が大きくなっていきます。そうすると・・・かなりの熱気です。近づいて写真を撮るときには、カメラが壊れてしまわないか心配になるほど。少し離れて見ていても、あったかい。真冬の寒い時期の屋外取材なのに、このままずーっとここにいたくなるような、心地よさです。 |
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火勢が強まったところで、2〜3mほどの長〜い竹串に刺さったおだんごやイカが配られます。受け取った人は、それを火にかざします。磯子マガジンも焼き上がったイカを少し分けて頂きました。強い火力のせいか、少々焼けすぎて固くなっていましたが、それがまたいいんです。縁起物ですしね。 |
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浅間神社をちょっと探索 |
どんど焼はまだ続いていますが、ここで神社周辺を探索してみましょう。
まずは絵馬を拝見。半分以上は高校や大学の合格祈願。受験生にとってはこれからが正念場ですね。頑張ってください。ほかに、「結婚できますように」、「孫が健康でいられますように」など、いろんな願い事が記されていました。
続いては、おみこしの由来が書かれた立て札を発見。横浜開港の51年前、1808年に「造立」されたそうです。ということは、なんと来年でちょうど200周年!
おめでたい! そして、造立当時の森村には家がたった90戸しかなかったとか。詳しくは立て札をクリックしてください。 |
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そんな探索をしているうちに、どんど焼は終盤に。火の勢いが衰えてきたところで、四方の竹を倒して燃やします。竹は、しばらくすると、バンッ!
バンッ! という大きな音を立ててはぜ始めました。この音がどんど焼という名称の由来になった説もあるそうです。
ということで、どんど焼初体験は終了です。街の喧騒(大げさでしょうか?)から離れ、木々に囲まれた神社で行われた行事は、ひととき、ゆったりした気分になれるものでした。 |
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いい眺め |
さて、帰り際に参道の階段を降りて行くと、森や中原の街並みが見渡せて、とてもいい気持ち。そして、環状2号のバイパスの先には、磯子の海がちょっとだけ見えました(以下の写真はクリックで拡大できます)。 |
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