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食事をしながらクラシック、「ドイツの夕べ」開催

2006年12月16日取材
12月16日(土)、洋光台の「パン工房・MUGIYA」と磯子マガジンの主催で、クラシックのコンサートを開いてしまいました(共催:東山耳鼻咽喉科医院、磯子区民文化センター杉田劇場)。その名も「ドイツの夕べ」。会場は杉田劇場コスモス。

MUGIYAの常連さんで、山手教会ほかでオルガン奏者をつとめている米沢陽子さんをお迎えして、「ドイツの音楽と食」をテーマにしたコンサート。クラシックの世界ではあるまじき(?)食事をしながらのコンサートです。

きっかけになったのは、米沢さんとMUGIYA店主・神田さんと磯子マガジン、3人のネット上でのおしゃべり。「ドイツの音楽を聞きながら、ゆっくりMUGIYAのパンを食べられたら素敵ですね〜」なんて会話がきっかけで、その日の晩に洋光台の居酒屋で作戦会議を開いたのが、今年の7月のことでした。

それから、米沢さんの知り合いにパイプ・オルガンのレンタルをお願いし、MUGIYAのお客さまや、磯子マガジンがお世話になっている杉田劇場の方に演奏メンバーに加わって頂き、ドイツワイン、ドイツソーセージ専門店のご協力でメニューを選定し、おなじみパレ・ド・バルブにメイン・ディッシュをお願いし(食器貸与や配膳でもご協力頂きました)、近隣のお店・会社からテーブルをお借りし、コーラスには杉田劇場の中村館長にまでご参加頂きました。

そしてとうとう12月16日、コンサートが実現したのです。会場には丸テーブルを設置し、ワイングラスを並べ、クリスマス・ツリーを飾り、ちょっとしたレストランのような雰囲気になりました。おかげさまで用意したお席はすべて完売。開演時刻が迫ってきます。



・・・定刻を少し遅れた18時35分。米沢さんが奏でるポジティフ・オルガン(可搬型のパイプ・オルガン)の音色でコンサートは幕を開けました。
ドイツの夕べ1 ドイツの夕べ2
白いブラウスがソプラノ歌手・今江奈緒子さん。杉田劇場の運営カルチャースタッフでもあります。
杉田劇場コスモスに食卓を持ち込んだのは、恐らく史上初めて。
ドイツの夕べ3
MUGIYAの神田さんとオルガニスト米沢さんの異色トークセッション。
ドイツの夕べ4
左から諏訪博子さん(vn)、東山佳澄さん(fg)、米沢陽子さん(org)、今江奈緒子さん(sop)、中村牧館長(sop)、福嶋亜弓さん(sop)、村松明子さん(alt)、櫻井良美さん(alt)、我妻徹さん(ba)、鏑木孝昭さん(ten)。
ドイツの夕べ5
サンタ帽をかぶっていピアノを弾いているのは、菅沼郁子さん。
途中、ソプラノ歌手・今江奈緒子さんとオルガン・米沢さんの共演をはさみ、第一部は終了。休憩中に、今回の呼び物のひとつである料理とワインをお出しし、お食事を楽しんで頂きながらの第二部はトーク・セッションでスタートしました。中村館長のピアノと今江さんのソプラノ・ソロによる「杉田劇場からのプレゼント演奏」、オルガン+ヴァイオリン+ファゴットでのトリオ演奏と続き、最後はこの日のために結成された聖歌隊「MUGI-Choir(むぎ・くわいあ)」が登場して、クリスマス・キャロル集。しめにお客様との合唱をして、コンサートは無事、終了いたしました。

ご来場くださった皆様、誠にありがとうございました。

おかげさまで、たいへん好評を頂きましたので、今後も第二弾、第三弾のイベントが開催できたらいいなぁ・・・と思っております。今後ともよろしくお願いいたします。

出演:
・米沢 陽子(オルガン)、今江 奈緒子(ソプラノ)、諏訪 博子(ヴァイオリン)、東山 佳澄(ファゴット)、
 菅沼 郁子(ピアノ)
・MUGI-Choir(コーラス)=福嶋 亜弓(ソプラノ)、中村 牧(ソプラノ)、今江 奈緒子(ソプラノ)
 村松 明子(アルト)、櫻井 良美(アルト)、鏑木 孝昭(テナー)、我妻徹(バス)
・神田 康男(トーク)

曲目:
【第一部】
シャイデマン「トッカータ ハ長調」 (オルガン・ソロ)
J.S.バッハ「パストラーレ ヘ長調 BWV790」 (オルガン・ソロ)
M.レーガー「マリアの子守唄」 (オルガン+ソプラノ・ソロ)
J.S.バッハ「アリア ”わが信じる心よ、喜び踊り、歌い、楽しみなさい” BWV68-2」 (オルガン+ソプラノ・ソロ)
J.S.バッハ「高き天より我は来たり BWV701」 (オルガン・ソロ)

【第二部】
シューベルト「アヴェ・マリア」 (ピアノ+ソプラノ・ソロ) <杉田劇場からのプレゼント演奏>
A.アダム「O holy night」 (ピアノ+ソプラノ・ソロ) <杉田劇場からのプレゼント演奏>
A.コレッリ「独奏ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ短調 op.5-7」 (オルガン+ヴァイオリン+ファゴット)
クリスマス・キャロル集 (MUGI-Choir+オルガン+ピアノ+ヴァイオリン+ファゴット) 「A maiden most gentle」、「Jingle bells」、「In the bleak mid-winter」、「O come, all ye faithful」、「The first Nowell」
ボーナス・トラック:クリスマス・ソング (お客様と合唱)

お料理:
○MUGIYAのドイツパン4種:ミッシュ・ブロート、キュービス・ブロート、ビギンガー、ワインのカンパーニュ
○ミュンヘンのドイツソーセージ4種:カイザー・ハック、パプリカ・ブルスト、クラカウワー、ドイツ・ウィンナー
○ドイツワイン:ミッテルライン・ボッパルダーハーム・エンゲルシュタイン R.K-tr、ナーエ・デーンホフR.Q.b.A、アール・ネールス・ドミーナQ.b.A
○パレ・ド・バルブのメインディッシュ:地鶏とウィンナーとキャベツの白ワイン蒸し
○デザートアイス
○おみやげ:お菓子ブーツ

ご協力:
NOB Desgin Roomパレ・ド・バルブ

◆参考リンク
米沢陽子さんのホームページ
東山耳鼻咽喉科医院
上永谷 ミュンヘン
みなとみらい ワインブティック伏見
パン工房 MUGIYAのシュトーレン
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