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インドのお菓子「サモサ」をご存知ですか?

2006年10月24日取材
10月25日(水)、磯子センターで、インドのお菓子「サモサ」を食べながら、国際交流を深めようというイベントが開かれました。

「食べながら」とはいっても、作るのは約20名の参加者自身。年齢層は幅広く、女性だけでなく男性もいらっしゃいました。先生に区内在住のインド人のトゥリーさんをお迎えし、ほぼ全員の方が、はじめてのサモサ作りに挑戦です。

ところで、サモサは日本では「インド風コロッケ」として紹介されることが多いようですが、今回のサモサ作りの先生、トゥリー・さん(32)のお話では、インドではお菓子として食べられているとのこと。でも甘くはないので、「肉まん」のようなポジション(?)の食べ物でしょうか。サモサのお味は簡単にいうとカレー味。配られたレシピには「揚げパイ」と書いてありました。

レシピも掲載しますので、お菓子作りが好きな方はぜひ一度チャレンジしてみてください!
磯子センター 磯子センターの調理室
これが磯子センター。産業道路沿いにあります。磯子駅から根岸方向に徒歩約12分。
今回のイベントは磯子センター3階の調理室で行われました。
参加者は約20名 トゥリーさんとアルナンシュ君
参加者は約20名
先生はトゥリーさん(32)。助手にお子さんのアルナンシュ君(6)。
今回のイベントに集まった参加者は約20名。

先生のトゥリーさんはインドはカルカッタのご出身。やはりインド人であるご主人の仕事の関係で5年半ほど前に磯子区に来られたんだそうです。

トゥリーさんによると、インドではサモサは家庭で作るより、できているものをスーパーなどで買うことが多く、1個20円くらいとのこと。広〜いインドのどこでも売られているポピュラーなお菓子だそうです。

サモサ作りスタート!

サモサの材料 香辛料のパッケージ
サモサに入れる具材。香辛料は奥がコリエンダー、手前左がキューミン、手前右がターメリック。
香辛料のパッケージ。どれも普通のスーパーで普通に手に入る香辛料だそうです(同じメーカーのものがあるかどうかはわかりませんが)。
先生のお手本を見学中 料理に奮闘中
さて、トゥリー先生のお手本をじっくり勉強した後で、いよいよサモサ作りのスタートです。参加者は3つのグループに分かれて、わいわい・ガヤガヤお料理していきます。ベテランの主婦の方たちも大勢いらっしゃいましたが、慣れないサモサ作りということで、先生への質問やお助け依頼も頻繁です。

磯子マガジンは途中でサモサの具を味見させてもらいました。おもしろいことに、同じ材料を使っているはずなのに、先生のものとは微妙に味が違うんです。トゥリー先生の具は香辛料がしっかりしていて本場インドの味がします。いっぽう、参加者の方が作った具はちょっとマイルドで和風な感じ。なぜこの違いが出るのかは全くわかりませんが、料理って不思議だなぁと感じました。

これがサモサの作り方!

サモサはもちろん、あとでご紹介するラッシーやチャイも、材料はすべて日本で手軽に手に入るものばかり。サモサのレシピは次のとおりです。

材料】(6人分)
:小麦粉3カップ、塩小さじ1/2、油大さじ4、水適量
:ゆでじゃがいも中4〜5個、グリーンピース1/2カップ、コリアンダー(香菜)少々、おろししょうが大さじ1、おろしニンニク大さじ1、香辛料(キューミン(粉)、ターメリック、ガラムマサラ)、塩少々、油、鶏ひき肉(チキンキーマ)125g、玉ネギ1個
※香辛料の量は2つ上の写真を参考にしてください。この写真で6人分です。

作り方
@サモサの皮を作る。ボールに小麦粉、塩、オイルを入れ、よくかき混ぜる。さらに水を加え、耳たぶの柔らかさになるまでよく練ってから、濡れ布巾をかけ、30分おく。
Aじゃがいもをゆで、マッシュポテトにする。
Bフライパンに油少々をあたため、しょうが、ニンニク、玉ネギのみじん切り、鶏ひき肉、スパイス全部を入れ、グリーンピースを加えて炒める。塩で味付けする。
CAにBを入れ、混ぜる
D@を6等分にして丸め、油をしいたまな板の上で楕円に延ばして包丁で半分に切り、さらのもう少し延ばした上で、写真のように円錐を作って、Cで作った具をつめる。
E160℃の揚げ油で、キツネ色になるまで揚げる。

ポイントは、Dの具の包み方。以下の写真でじっくりご確認ください。
サモサ:包み方1 サモサ:包み方2
サモサの作り方:一方の手に巻くようにして・・・
扇形のカップ状にします。底に穴が開かないように注意!
サモサ:包み方3 サモサ:包み方4
具を入れたらギョウザのように(?)閉じていきます。
こんな風に立てばGood! 立たないと、揚げるときにうまくいきません。
サモサ:揚げます サモサ:完成
包み終わったら中華なべで揚げましょう。
ハイ、完成!

ラッシーとチャイもそろって、おやつの時間です

サモサのおともは、カレー屋さんなどでおなじみの「ラッシー」と「チャイ」。こちらは主にトゥリー先生が全員分をテキパキと作ってくださいます。チャイに使われたお茶の葉っぱは、なんとどこでも見かける日東紅茶のティーバッグ。もちろんチャイ用の葉っぱも市販されているようですが、普通の紅茶でも代用できるんですね。
ラッシー1 ラッシー2
こちらは「スィート・マンゴー・ラッシー」。マンゴーをミキサーにかけ、さらにヨーグルト、砂糖を追加
カルダモンをつぶしたものと、ミントの葉をのせてできあがり。
チャイ 完成
「インド・チャイ」は、ティーバッグをバッグごと、しょうが、砂糖と一緒に煮詰めた後、紅茶と同量の牛乳を入れてさらに少し煮ます。最後にシナモン・パウダーを少々。
完成した品々を並べてみました。
試食1 試食2
試食タイム開始!
試食3 調理室の備品
インドの味を満喫する皆さん
種類も豊富な調理室の備品
インドの味を満喫したところで今回のイベントは終了です。例によって「作らずに」食べさせて頂いた磯子マガジンは、甘くない間食が大好きなので、これはもう大満足! ご馳走様でした!! あとの問題は、自宅で同じものを作れるだけのセンスがあるかどうかです。いつか、必ず、作ってみたいと思います。

そうそう。最後になりましたが、トゥリーさんが持ってきてくださったインドの民族衣装と紙幣をご紹介します。
サリー インドの紙幣
サリー。これをぐるぐるぐるっと体に巻くそうです。
こちらはガンジーの描かれたインドの紙幣。単位はルピーです。

「思いっきり楽しい国際交流」関連のイベントの予定

今回のイベントを主催した「思いっきり楽しい国際交流」では、今後も各種のイベントを計画中。地元にいながらにして異国文化に触れられ、外国旅行の気分も味わえる楽しいイベントが多く、磯子マガジンは大好きです。ぜひ、皆さんもご参加ください。
世界のお茶 11月12日(日)10:00〜 磯子センター3階にて。韓国、インド、中国、インドネシアの飲み物とお茶菓子を味わえます(有料ですが格安)。予約不要。
磯子区国際交流
フェスティバル2006
11月23日(祝・木)9:30〜
11月24日(金)13:30〜
磯子区役所にて。23日はワークショップ、ステージ、模擬店、パネル展示。24日は映画上映。
世界のクリスマス 12月8日(金)10:00〜 磯子センター3階にて。有料。要予約。お問合せ・予約:045−753−2861(磯子センター)



参考リンク 過去のイベント取材記事
国際交流&こどもまつりは、とてもにぎやかでした
国際理解講座 〜キムチ専用冷蔵庫の秘密〜
ボウリングから始まる国際交流
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