カレーライスを作って食べましょう!
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2006年10月10日取材 |
新杉田駅から歩いてすぐの新杉田地域ケアプラザで、カレーライスを作って食べましょう!という、魅力的な名前のイベントが開かれました。磯子マガジンは取材をいいことに、カレーライスを作らずに食べてきてしまいましたが、取材者の使命として、その模様をじっくりお伝えいたします。 |
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調理室にはいいニオイが・・・
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会場となった新杉田地域ケアプラザ3階の調理室に到着すると、調理室の定員いっぱいの10人の参加者の方たちが、忙しく動き回っています。そして、なんとも食欲をそそるいいニオイが・・・。
ちなみに今回のメニューはカレー(ポーク・カレーとシーフード・カレーの2種類!)、野菜サラダ、デザート(フルーツ・ポンチ)。皆さん、とても楽しそうにお料理にはげんでいます。
これまで取材した料理取材の中でも珍しいと感じたのは、男女比がほぼ半々だったことです。でもよく見ていると、さすが主婦業で大ベテランの女性陣が主導権(?)を握り、男性陣は缶を開けたり、ナベ類を洗ったりといった作業が多くなります。その、自然にできた役割分担が、とても微笑ましい雰囲気でした。 |
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至福の会食タイム
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そんなこんなで順調に料理が進んでいると見えたとき、アクシデント発生。いえ、アクシデントというには大げさですが、追加で食材が必要になったのです。というわけで、参加者のおひとりが、近くのアルカードというショッピングモールまで急遽買い出しに。お疲れ様でした。
そして無事、追加の食材が到着し、いよいよ、おいしそうなカレーが完成! 至福の会食タイムが始まります。すると皆さん、「おいしい!」を連発。「この味ならレストランで食べたら800円はするね!」なんて声も聞こえてきました。
もちろん、磯子マガジンもポークカレーを本当においしく頂きました。ご馳走様でした!!
文字通り「おいしい」取材となりました。 |
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杉田地区健康づくり推進会について
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ところで、今回のイベントの主催は「杉田地区健康づくり推進会」。同会代表の野田良二さんにお話を伺いました。
野田さんによると、この会は「ひとりぐらしなどで家にこもりがちになってしまう中高年の方を対象に、各種行事などを通じて外出の機会を作ってもらい、健康増進に役立てるとともに、さまざまな方とコミュニケーションをとりながら、生きがいを見つけ出して頂く」ことなどを目的に、昨年(2005年)10月から活動しているとのこと。
「杉田地区健康づくりガイド」を発行して、地区内の各種施設やサークル活動を紹介したり、実際の活動に参加されている方の声を掲載したりするほか、今年の6月からはいそご地域活動ホーム「いぶき」で杉田サロンを開催しています(毎月第2、第4火曜日。午後1:30〜)。このサロンは、地域にお住まいの中高年の方ならどなたでも参加できる憩いの場。人との新しいつながりができたと、たいへん好評だそうです。
そして今回は杉田サロン特別編として「カレーライスを作って食べましょう」が開催されました。(内容は検討中ですが、11月、12月にも別の特別編が開催予定です)
「私は2年前に会社を離れるまで、仕事、仕事で地域社会に貢献できなかった。それをとても寂しく思っていたんです。そんなとき、地域活動に関わるきっかけになったのが、回覧で見た区民会議の委員募集。その後、健康づくり推進会にも関わるようになりました」とおっしゃる野田さん。
「私たちの健康づくりの活動が、健康保険や介護保険の低減に少しでもお役に立てればと思っています。今後は杉田地区だけでなく、他の地区の方たちとも交流を深めていきたいですね」と話してくださいました。
同種の活動は区内の各地区で行われています。興味を持たれた方は、磯子区役所
福祉保健センターの「福祉保健課 事業企画係」(電話:045−750−2442)までお問合せください。 |
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