「むぎちゃん通信」 〜洋光台のパン屋さんが語る!〜
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2021年6月掲載 |
洋光台のパン工房・横浜MUGIYA店主の神田さんによる「店舗オープン20周年記念」連載、第5回目です! |
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#005 重たくて、しっとり、やわらかなパンの秘密
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ずっしり重いむぎやのブロート。左から「MUGIYAブロート・ショコラーデ」「MUGIYAブロート・バナナオレンジ」「MUGIYAブロート」。すべてヨコハマ・グッズ横濱001認定商品です。 |
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どもども。さすらいのパン屋、むぎやの神田、むぎやむぎおでございます!
6月も梅雨に入りましたけど、むぎちゃん通信は5回目かな?
先日、ある方から「むぎちゃん通信を本にしないか?」と連絡をいただきました。
びっくりして!
ほっぺをツネったら・・・
目が覚めた!!
えーーーーーーーーーーーー! 夢でした!笑
ということで、今月もお願いしゃす!笑
ところで、よく言われるんですよ。「重たい」って。
ギャグじゃなくて、パンが!笑
そう、むぎやのパンはどっしりと重たいパン。なぜか? 今月はその話をしましょう!
前にも書いたんだけど、天然酵母パンを始めたきっかけは、卵や乳製品のアレルギーをお持ちのお客様からの要望でした。
そのうち、離乳食用に柔らかいフランス・パンを作って欲しいとのご注文があり、食べやすいように、しっとりした柔らかい白焼きのフランス・パンを作り始めたんです。一般的なフランス・パンより低い温度で焼き、短い時間で焼き上げて。
これが、結構評判が良かったんですよね笑
それで、他のパンも同じような焼き方にした!と、ゆーわけ笑
では何故そんな焼き方をするか?
レシピにもよるんだけど、自家製天然酵母パンは硬くなるのが早い(水分を保持する力が弱い)んです。それを防ぐために、こんな独特な焼き方をすると、水分が多いので結果として重くなるんですね。
ただ、この業界には「良いパンの定義」というものがあります。それは・・・
「良く火が通っていて(よく焼けていて)、持つと軽い」
と、いうもの。そう、むぎやのパンは真逆!笑 パンのコンテストなどに出したら、失格です!笑 ま、目指しいるのはコンテスト優勝ではないので、それでもいいと思ってます!笑
ちなみに右上の写真は、重いものが多いむぎやのパンの中でも、特にずっしり重いと評判の「ブロート」シリーズです。
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パン工房「横浜むぎや」
店主・神田康男 |
話は大きく変わり!笑 いよいよ、来月(7月)は復刻『枝豆チーズ』を販売します!
仕入れの都合で7月5日からスタート!
7月末までの期間限定販売です。
ビールによく合いますよ!笑
と、いうことで、今月はこの辺で!笑
それではバイなら!
関連サイト:
○横浜むぎや 公式サイト
○磯子マガジン MUGIYA紹介ページ
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