お父さんの井戸端会議
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2006年6月4日取材 |
新杉田駅の駅ビル・アルカードに隣接する「新杉田ケアプラザ」で、お父さん向けの料理教室が開かれるという情報を入手し、早速取材に行ってまいりました。 |
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テーマは和牛ステーキ! |
料理教室は午前10:00開始だったのですが、磯子マガジンが会場の新杉田ケアプラザに向かっていたのは1時間おくれの午前11時頃。そのとき、今日の先生である「パレ・ド・バルブ」の宮内オーナーから電話が入りました。
「はやく来ないと焼き始めるよ〜!」
あわてて歩みを速める磯子マガジン。初訪問の新杉田ケアプラザもすぐに見つかり、受付を済ませ、3階にあがってスリッパにはきかえ、調理室の扉を開くと・・・ |
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フライパンから立ちのぼる、なんともいえないイイにおい!! そして、宮内先生と、生徒であるお父さんたちとで交わされるニギヤカかつ真剣な問答。すごく活気があります。
今日の課題料理はステーキ。材料はぷらむろーど杉田の石川肉店から取り寄せた和牛!
講義内容もたいへん本格的かつ実践的でした。オーストラリア産の牛と和牛を食べ比べてみたり、調理方法が良くないと味も少し落ちてしまうことを実際の試食で確認したり。 |
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ちなみに、右上の写真に写っているナベの中のお料理は、ステーキの付け合せ(仏語でガルニチェール)になる『ポム・リヨネーズ』。ジャガイモと玉ねぎを蒸し焼きにしたものだそうです。
さて、料理のしめくくりは宮内先生の秘伝のタレ。これをかけて完成です。おもしろかったのはその後の試食タイム。普通の料理教室ならここでおしゃべりタイムとなり、会話と食事をゆっくり楽しむ感じだと思うのですが、お父さん達の試食は違いました。黙々とムシャムシャ、ぱくぱく。写真で見てもおわかりのように、立ち食いソバ屋さんのような状態であっという間に平らげて、ほんの2分ほどで終了です。いや、そんなところも実にお父さんらしくて良かったのですが。
ところで、お味の方はというと、さすが宮内先生の料理教室。当然ですが激ウマ!
とっても美味でした。ご馳走さまでした!! |
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お父さんの井戸端会議は「オジサー」 |
ところで今回の料理教室、実は「お父さんの井戸端会議」の活動として行われたものなんです。「お父さんの井戸端会議」というのは、お父さん達が集まって活動しているサークルのこと。ギャルサーならぬオジサーといったところでしょうか? 結成されたのは2003年(平成15年)の春。メンバーは12〜13人。月2回、毎月第2・第4日曜日に活動しています。
活動の内容は今回のような料理教室のほかに、「男の包丁とぎ」「根岸森林公園にハイキング」「鶴見の菓子工場見学」などさまざま。はじめから活動内容が決まっているのではなくて、3ヶ月に1回の企画会議で、その都度やりたいことを話し合うんだそうです。自由な感じでおもしろいですね。
興味を持った方、僕も入ってみたいという方は、新杉田ケアプラザ(045−771−3332)までお問合せください。 |
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新杉田ケアプラザについて |
今回の会場になった新杉田のケアプラザについて簡単にご紹介します。正式名称は新杉田地域ケアプラザ。地域ケアプラザというのは、地域の福祉・保険活動を支援してくれる公共施設です。中学校の学区1つにつき地域ケアプラザ1つ、という目安で設置されているそうで、磯子区にはほかに根岸地域ケアプラザと洋光台地域ケアプラザがあります。合計3つということは、磯子区の場合は少し少なめなようです。
地域ケアプラザの主な役割は「@地域活動・交流の支援」「A福祉・保健の相談・支援」「B福祉・保健サービス(デイサービスなど)」。今回の料理教室は@の一環として、調理室を貸し出しているわけです。
新杉田地域ケアプラザ |
所在地 |
磯子区新杉田町8−7 |
電話 |
045−771−3332 (FAX:045−771−3334) |
開所時間 |
平日(月〜土) 午前8:45〜午後9:00
日曜・祝日 午前8:45〜午後5:15 |
最後に、新杉田地域ケアプラザへの道順を写真でご覧ください。新杉田駅からは雨が降っていても傘をささずに行かれます。行政サービスコーナーも併設されています(平日午前7:30〜午後7:00、土日午前9:00〜午後5:00、祝日、年末年始等はお休み)。 |
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