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杉田のベテラン・バンド「Plum's」まもなく出撃

2006年4月18日作成
杉田商店街「ぷらむろーど杉田」の若(?)旦那たちが集まって約10年前に結成されたバンドPlum's(プラムス)。ベンチャーズを中心に、エレキのインスト曲を華麗に演奏するオヤジバンド、自称「中高年のアイドル」です。そのPlum'sが、2006年6月11日に、杉田劇場で久々のライブを敢行すると聞きつけた磯子マガジンは、ライブ前の緊迫感あふれる練習風景を潜入取材(?)に行って参りました。

月曜の午後9時、それぞれの仕事を終え、屏風ヶ浦の音楽スタジオ「yaya」に次々とやってくるメンバーたち。楽器構成はドラムス&ベースのリズム隊にギターが2人の4人組。めいめい機材をセッティングし、楽器をチューニングし、自然に曲が始まります。

うーん、さすが! 結成10年は伊達じゃない! 息の合った見事な演奏です。

そしてもう1人、忘れちゃいけないマネージャの菅井さんが、毎回オヤジたちの熱い練習を温かく見守っています。「いつも見てるだけなんて飽きませんか?」という磯子マガジンの激しく失礼な質問にも「全然! だって、かっこいいもん。ファンなのよ」と笑顔で答えてくださいました。
ドラムス ギター
バンマスはドラムス担当の野本幸延さん
お茶の「野本園茶舗」店主。
MC(ライブでのおしゃべり)も担当するギターの
相原一司さん。「菓子一」店主。
ギター ベース
ギターソロをきめる安西道昭さん
酒屋「杉田屋商店」店主。
磯マガではおなじみの宮内重明さん。プラムスではベース担当。「パレ・ド・バルブ」オーナー。
マネージャー プラムス1
マネージャーの菅井直美さんは、パレ・ド・バルブと、らびすた新杉田の住吉書房にお勤めです。
この日は安西さんの新兵器ワイヤレス・システムに他のメンバーが興味津々。
Plum'sが杉田劇場でライブをやるのは今度で2回目。前回のライブは杉田劇場ホールで開かれた初のロック・コンサートで、しかも客席は満員になったそうです。アマチュア・バンドが300席のホールを埋めるなんて、そう簡単なことではありません。

さてさて、練習が休憩に入ったところで、メンバーの皆さんにミニ・インタビュー。なお、以下、メンバー全員の発言を一部ひとまとめにさせて頂きましたが、8割がたは相原さんのご発言です。

--- バンド結成のキッカケは?
え? それを言うと長くなるよ(笑)。いまオヤジのバンドがはやってるでしょ。うちはそういうのの先駆けだよね、結成は10年ぐらい前だからね。まぁ、そんなに演奏技術はうまくなってないんだけどさ。で、えーと、質問は結成のきっかけだったね(笑)。当時、野本さんが杉田商店街の青年部長だったときだけど商店街の人たちがラジオのクイズ番組に出演するって話が来てね。で、周りで音を出す応援団が必要だって言われて。そのときに小さい太鼓を野本さんが持ってきたから「野本さん、ドラムやるの?」って話になって。で、その後、・・・(割愛させて頂きます)・・・てところで、みっちゃん(安西さん)がギター弾けるとわかって。んで、昔からおれ(相原さん)はベンチャーズのダイヤモンド・ヘッドっていう曲をバンドで演奏するのが夢だったから。「よぉーし、それじゃ!」っていって結成したのよ。

--- なるほど。ありがとうございました。結成以来、このメンバーで?
いや、はじめは宮内さんを除く3人だったんだよね。最初は野本さんの家で練習したんだけど、そのときに録音したテープは今でも残ってますよ。これをいま聞くともう笑っちゃうね。笑っちゃうというか、悲しくなる(笑)。でもその場では「1曲演奏できた!」って感激したけどね。加山雄三の「夕日赤く」って曲ね。その後、「悲しき街角」っていうのもやってね、録音して「できたー」って自分ちに持って帰って本物と聞き比べたら、全然違うのね(笑)。で、その後、・・・(割愛させて頂きます)・・・して、そんなこんなで地道に活動を続けてたら、後に宮内さんが練習に見学に来てくれて、それからすぐに正式なメンバーとして参加してもらったんです。

--- 皆さん、昔からバンドをやってたんでしょうか
バンマスはね、昔からバンドやってて。ほかのメンバーは、本格的なのはこのバンドが初めてかな。

--- 影響を受けたミュージシャンは?
ビートルズとベンチャーズかな(野本さん)。あと加山雄三ね(相原さん)。俺はジミー・ペイジだな(安西さん)。僕はクラプトン(宮内さん)。

--- あの、6月のチケットをメンバーの方のお店で買うと、商品が安くなったりは?
そりゃないね! だってほら、プレミアム・チケットだから(笑)。去年も杉田劇場でやったでしょ、そしたら「あたしも行きたかった〜」っていう人があとを絶たないよね。だからもう、我々は「中高年のアイドル」だから(笑)。そういうキャッチフレーズでこれから行こうかなと思って。

--- ライブはどんな感じで?
お客さんは40代、50代、60代くらいを中心に・・・、70代、80代までいるかな。で、いろんなところでライブをやってきたんだけど、話を聞くと、そういう年代のお客さんでもやっぱり俺たちのライブだと、お客さんがノルっていうんだよね。MCはおれ(相原さん)と宮内さんの担当ね。あとの二人は「喜怒哀楽は演奏で表現する」っていうタイプだから(笑)。「俺に語りはいらない!」ってね(笑)。

--- バンドのポリシーは?
自分達が楽しむこと。うまく聞かせようとかそういうのはひとつもないね(笑)。とにかく自分達が楽しむ。ただバンマスは違うかもね(笑)。バンマスはみんなのことを見なきゃならないけど、われわれは自分ひとりのことをね。最初バンドを組んだときはね、人前でやるなんて思いもしなかった。最初のライブはこのスタジオでやったんですよ。

--- 今日はどうもありがとうございました。
もう終わり? もういいの? あのねぇ、今日インタビュアーが男だったからアレだったけどね、これが若い女性だったら今日の3倍は喋るね(笑)。じゃ、どうもありがとう!
プラムス2 プラムス3
杉田劇場でのライブは2006年6月11日(日)
ということで、杉田劇場でのライブ、見逃せません! チケット好評発売中。というか、前回も売り切れてしまいましたので、今回も早めに買わないとヤバイです。
日時:2006年6月11日(日) 午後6:00開場、午後6:30開演
出演:Plum's(プラムス)
曲目:10番街の殺人、ダイヤモンドヘッド、オリーブの首飾りほか約30曲
会場:杉田劇場ホール
チケット:1,000円(全席指定)
購入場所
杉田劇場(045−771−1212)、野本園茶舗、菓子一、杉田屋商店、パレ・ド・バルブにて発売中。
※杉田劇場とパレ・ド・バルブでは、チケット購入に地域通貨「ギタ券」が使用できます。
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