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岡村天満宮の参道に「史跡標示板」が設置されました
2005年11月14日作成
岡村天満宮には、横浜の中心地から堀割川をくだって参拝者が・・・
国道16号線の堀割川沿い、天神橋のところから「天神参道」という道路がのびているのはご存知ですか。その名のとおり岡村天満宮にお参りするための参道です。その昔、人々は横浜の中心部から堀割川を船でくだり、天神橋で下船し、そしてこの道を歩いてお参りに向かったのだとか。わざわざ横浜の中心地からお参りに来るくらいに昔から有名な天神様だったのですね。

そんな歴史のある「天神参道」の由来を後世に残すことを目的に、11月13日(日)、2箇所の「史跡標示板」が天神参道に設置されました。
除幕の瞬間 史跡標示板を前に、堀会長
除幕式は、磯子ハイム前に設置された史跡標示板の前で行われました。
「史跡標示板」は、滝頭地区連合町内会、磯子ライオンズクラブ、磯子区郷土研究ネットワークの3者の協力のもとで計画、設置されました。
除幕式に集まった人々 岡村交番前の史跡標示板
以下で紹介している歴史講座の受講者の方は、ほとんどが除幕式にも参加されました。
「岡村交番前」交差点に設置されたもうひとつの史跡標示板。除幕前の一枚です。
ためになる話と資料がもりだくさんの郷土史講座
除幕式に先立って行われたのが、「岡村の歴史よもやまばなし」と題された郷土史講座。講師は磯子区の歴史に非常に造詣の深い葛城峻さん。配られた50ページ近い手作りの資料には、昔の地図や写真など貴重な内容がたくさん。お話しの内容も当然、おもしろくてためになるものばかりでした。

例えば、堀割川は掘って作った運河ですから、土が出ます。その土は中区の埋め立てに使われました。関内駅のそばの不老町(横浜文化体育館があります)や万代町・蓬莱町(大通り公園があります)などなどは、堀割川を掘って出た土で埋め立ててできた土地なんだそうです。つまり、あの辺は磯子区の土でできていると。だから、「磯子区民は中区民に対してもっと威張っていい(笑)」のだそうです。
葛城さん 受講者の様子
磯子区郷土研究ネットワーク代表の葛城峻さん。ほかにも各種団体の代表をつとめておられます。
受講者の中には、磯子マガジンでおなじみのお二方も。見つかったらクリックしてみてください。
岡村中学校 参道
講座が開かれたのはMUGIYAの神田シェフやフォーク・デュオ「ゆず」の母校としても有名な岡村中学校のコミュニティ・ハウス。
講座では、史跡標示板と同内容の資料も配られました。クリックで拡大します。赤が参道、水色が堀割川。上が北。着色は磯子マガジンです。
11月26日(土)には旧杉田劇場の史跡標示板
実はもう一箇所、史跡標示板の設置が予定されている場所があります。美空ひばりさんがデビューした劇場として知られる旧杉田劇場の跡地です。新杉田駅そば、国道16号線沿いの、根岸線ガードをくぐって少し先のあたりにあります。こちらの除幕式は11月26日(土)の午後3:30から行われます。
また、今回と同様、除幕式の前に郷土史講座が開かれます。
郷土史講座
日時 11月26日(土) 午後1:00
テーマ 文明開化の劇場から杉田劇場まで
場所 講演会:杉田劇場リハーサル室 (らびすた新杉田4階)
講師 小柴俊雄 (横浜演劇史研究者)
会費 500円 (当日支払い)
申込み 締切り(11月12日)は過ぎていますが、まだ若干の余裕があるそうです。
郷土研究ネットワーク代表 葛城峻(かつらぎ・しゅん)さんにお問合せください。
045−751−2711
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