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ミッキー吉野さんのソロ・アルバムが発掘&復刻リリース

2008年9月作成
今年の本牧ジャズ祭(2008年8月31日)にも出演した磯子区出身のミッキー吉野さん(ゴールデン・カップス、ゴダイゴ)。

そのミッキー吉野さんが70年代・80年代に録音した貴重なソロアルバム3作品が、デビュー40周年記念として、いよいよ9月26日(金)に発掘&復刻リリースされます! 発売元はミッキーさんご自身が監修をつとめるG-maticsレーベル。

磯子マガジンは、本牧ジャズ祭で出演前の楽屋にお邪魔して、ミッキーさんにインタビューをさせて頂きましたので、CD・ライブ・トークイベントなどなどの情報とともに、その模様をタップリお届けいたします。

ちなみに、ディスク・ユニオンかタワーレコードでアルバム3枚をまとめて予約・購入すると特典ディスクが付いてきます(数量限定)。
ディスク・ユニオン特設ページ
タワー・レコード特設ページ
※特典ディスクの内容は、ショップによって異なります。


【ミッキー吉野さん特集!】
アルバム『Me and 70's』紹介 〜全曲未発表音源の2枚組〜
インタビューPart1 『Me and 70's』を語る
アルバム『アメリカン・ロード』 『ロングウェイ・フロム・ホーム』紹介
インタビューPart2 再発ソロアルバム、トークイベント、映画『ハッピーフライト』サントラ
今後の出演ライブ&イベント情報
インタビューPart3 「本牧ジャズ祭、そして磯子」
関連リンク 

全曲未発表音源で構成された2枚組 『Me and 70's』

Me and 70's / ミッキー吉野『Me and 70's』は、70年代に録音された2種類の発掘音源で構成されており、なんとなんと、全曲未発表の2枚組です。

disc1『1970』は、ミッキーさんが、ゴールデン・カップスを脱退する直前の1970年に、ソロ・アルバムとして録音されたものの、未発表のままだった作品です。

disc2『1975』は、ゴダイゴ結成直前の1975年に録音されたデモ・テープ音源。参加メンバーは”ほとんど”ゴダイゴです。

ミッキーさんは、1970年にゴールデン・カップスを脱退後、バークリー音楽大学に留学・卒業して、帰国後の1975年にゴダイゴを結成しました。つまり、今回発掘リリースされる2枚組は、ゴールデン・カップスからゴダイゴへと移行していく頃、バークリー大に「入る前」と「卒業後」の音楽的変遷を知ることができる、貴重な記録なのです。

そしてジャケットの中で使われているイラストにも注目です。ミッキーさんがご自宅でいろんな変な顔をしていたところを、画家である奥様のミニー吉野さんが見事に活写したという「インパクト大」なイラストは、CD告知フライヤーにも使われています。

『Me and 70's / ミッキー吉野』 \3,360(税込) GMT-005/006 (2枚組・紙ジャケ) 
disc1 『1970』
(幻のソロ名義LP作品/完全未発表音源)

1. GET WILD
2. HINODE
3. ONE WAY...
4. A MOMENT
5. MUSHROOM FARM
6. SCUD RIDER
7. AGAINST THE GRAIN
8. KICK THE CAN
9. NO HURRY MY FRIEND
10. ULTIMATE FUTURE

作曲/ミッキー吉野(ハモンド、クラビネット)、
編曲/佐藤允彦、ドラム/猪俣猛、ベース/寺川正興、ギター/水谷公生、パーカッション/川原直美
disc2 『1975』
(ミッキー吉野グループ、デモセッション録音/完全未発表音源)
1. WAR AND DEATH
2. JUST AT THE RIGHT TIME
3. PASS YOU BY
4. THE LAST DAY
5. SEXY LOU LOU

ミッキー吉野(キーボード/リードボーカル)、タケカワユキヒデ(コーラス)、スティーヴ・フォックス(ベース)、浅野孝己(ギター)、原田裕臣(ドラムス)、テリー・シガノス(作詞/ボーカル)
CD紹介ページ (disc union=G-matics公式サイト内)

インタビューPart1 発掘リリースされる『Me and 70's』について

本牧ジャズ祭の出番前、楽屋でのミッキー吉野さんインタビューをお届けします。なお、インタビューには、奥様のミニー吉野さんとともに、今回のCDリリースの仕掛け人・ディスクユニオン神保町店の杉本”ハカセ”さんと、(株)ディスクユニオンのディレクター虎牙さんにも同席して頂き、一緒に制作秘話を語って頂きました。
※以下、掲載されているミッキーさんの写真は、昨年の「磯子まつり」関連取材時のものです。

ミッキー吉野さん--- まずは、今回リリースされる3枚のアルバムについて、順にお話を伺いたいのですが。
ミッキー(ミッキー吉野さん):じゃあ、ちょうどあの二人(ハカセさんと虎牙さん)がいるから、入ってもらって。

ハカセ(杉本ハカセさん):いいんですか? ミッキーさんを差し置いて。

ミッキー:いやいや、もう。(ハカセさんを指して)プロデューサー!

ハカセ:わかりました。

--- では2枚組の『Me and 70's』からお願いします。
ハカセ:はい。では、disc1『1970』の方からお話しします。
「1970年に制作された未発表のLPが存在する」という話を、以前の体裁のミッキーさんの公式サイトにあったHistoryページで読みまして。僕はそのアルバムの制作は途中で終わってしまってるんではないかと勝手に思ってたんですけど、あるときミッキーさんに伺ったところ、「いや実は完成してる」と。

で、その頃にはまだG-maticsレーベルは発足していませんでした。G-maticsは、「ガンバロン」というサントラを皮切りに始めたんですが、いつかこのミッキーさんの幻のソロ・アルバムも何とか実現させたいと考えていまして、徐々に軌道修正して今回実現したというとこですね。

で、ミッキーさんはこの9月でデビュー40周年っていう節目があったのと、ゴールデンカップス・ファンとゴダイゴ・ファンの両方に喜んでもらえるようなカップリングの内容でと、『Me and 70's』を企画しました。タイミング的にも、ファン目線から言うと申し分ない素晴らしいアルバムになってると自負しています。

--- disc2の『1975』は?
ハカセ:ほぼ「プレ・ゴダイゴ」というメンバーですね。

虎牙(虎牙さん):ゴダイゴ夜明け前っていう感じですね。

ミッキー:(笑)

ハカセ:音楽的には実はゴダイゴっぽくはないかも知れないです。ロック寄りというか。いい意味でゴダイゴ・ファンの予想も裏切る音じゃないかなと思います。ロック・バンドとしてのゴダイゴの側面がかなり凝縮されてて、非常に面白いと思います。自信を持って。井上堯之さんの「Just at the right time」の元曲も入ってます。

ミッキー:今日、(本牧ジャズ祭のステージで)やろうって言ってたんだけど、やめたんだよ(笑)。最近、堯之さんの「We、Us」って言う曲が、みんなこっちのがイイっていうんで変えたんだよね(笑)。

(※ここでなんと、そばで話を聞いていた井上堯之さんが一言コメントをくださいました!)

井上堯之さんスイート・ベイジル(六本木)でこの曲をミッキーに初めてやってもらったときに「最高だ!」って言ってくれた。なんといってもミッキーに言われるといちばん嬉しいわけだよ。

ミッキー:(笑)。それで、『1975』の話に戻ると、たまたま井上堯之バンドで活躍してた原田裕臣・・・、ドラムなんですけど。

--- ドラマーの方が違ってることもあって、ロック寄りになったと。
ミッキー:まぁ、それとタケカワの曲はちょうどやってないときで。逆に僕の曲をタケカワが歌ったらどうか、そういうのをテストしてるときのテイクなんです。やっぱりそれでタケの場合は自分の曲を歌ったほうがいいなという(笑)。

だからゴダイゴではタケカワの作った曲の方がずっと多いんです。でもそれだけだとバンドとしてつまんなくなっちゃうから、タケが書かないような曲を僕が書いて、歌わしてたというのがゴダイゴ。だから、(アルバムには)変わった曲がところどころに入ってるでしょ(笑)。

ハカセ:分析してみると何となくわかりますよね。

ミッキー:それで、(この2つの音源が一緒に発掘されたのは)たまたまなんだけど、disc1はアメリカに行く前。ちょうどカップスまで。で、こんどアメリカから帰ってきてゴダイゴの前に録ったのがdisc2。ちょっと面白いよね(笑)。ちょうど一番微妙なとこで(笑)。自分の人生、微妙なとこ(笑)。

不思議なのは、行く前に録った方のがジャズっぽくて、(バークリーでジャズを学んで)帰ってきた方のがロックっぽいんだよね。これがおかしいよね。逆だよね。帰ってきてジャズっぽくなるならわかるけど。

ハカセ:でもそういうジャズの理論とかがわかってらっしゃる方がやるロックって言うことで、面白い、説得力のあるロックにはなってると思うんですけどね。

ミッキー:あ、まぁロックは基本的にそうだもんね。そうでしょ。例えばぶつけるもんじゃん。社会に頭くるとかさぁ、「なんだぁ!」とか。

--- 習ったとおりにやってもしょうがないっていうことですね。
ミッキー:そこが基本だよね。

初CD化の『アメリカン・ロード』と、紙ジャケで復活の『ロングウェイ・フロム・ホーム』

9月26日には、さらにミッキーさんのソロ・アルバムが2作品、復刻リリースされます。

1枚は1986年にレコードでリリースされた『アメリカン・ロード』。初CD化です。歌モノがメインのアルバムで、もちろん最新マスタリング音源です。

『アメリカン・ロード / ミッキー吉野』 \2,500(税込) GMT-007 (紙ジャケ)
アメリカン・ロード / ミッキー吉野1. アメリカン・ロード
2. オールウェイズ・ビー・オン・ユア・サイド
3. デスティニー
4. アイム・カミング・ホーム
5. モーニング・デュー
6. ムーン・チャイルド
7. ハートビート
8. ザ・カウンター・ガール・イン・チャイナ・タウン
9. マン・イン・ザ・ムーン
10. ムーンライト・レインボウ
(オリジナル・リリース:1986年4月21日)

参加ミュージシャン:ポール・ジャクソン(ex.ハービー・ハンコック)、トミー・スナイダー、竹田和夫、吉澤洋治ほか

CD紹介ページ (disc union=G-matics公式サイト内)

そしてもう1枚が、1988年にCDで発売された『ロングウェイ・ホーム』の復刻盤。ミッキーさんのデビュー20周年だったリリース当時は普通のプラスティック・ジャケットでしたが、復刻にあたり紙ジャケ仕様に! こちらも最新マスタリング音源です。

『ロングウェイ・フロム・ホーム / ミッキー吉野』 \2,500(税込) GMT-008 (紙ジャケ)
ロングウェイ・フロム・ホーム / ミッキー吉野1. A SONG FOR O.HENRY
2. LINEAR EXPRESS (Tango With Wind)
3. AN EARLY FROST
4. LOST BLEND
5. a)PARIS → DAKAR PartT b)PARIS → DAKAR PartU
6. LONGWAY FROM HOME (Dedicated to Gurnam Singh)
7. AT LAST
8. a)AFRIENTAL MOOD b)Interlude〜LONGWAY FROM HOME c)Finale〜LONGWAY FROM HOME
(オリジナル・リリース:1988年6月21日)

参加ミュージシャン:ポール・ジャクソン、樋口晶之ほか

CD紹介ページ (disc union=G-matics公式サイト内)

インタビューPart2 再発ソロアルバム、トークイベント、映画『ハッピーフライト』


ミッキー吉野さんハカセ:『アメリカン・ロード』。これはもう、待望の初CD化です。

ミッキー:これはいろんな歌手を使ってるんですよ。ポール・ジャクソンとか、トミー・スナイダーとか、ポーラ・デズモンドとか。
それのDEBUT(デビュー)サイドとPAN(パン)サイドっていうのがあって、DEBUTサイドっていうのは、ホーン・セクションが入ったバンドで。

--- DEBUTっていうのはどういうバンドだったんですか?
ミッキー:ゴダイゴの・・・何人抜きかな。歌とギターが違うメンバーで、あとはホーン・セクションを加えて。

もう一方のサイドは、ちょうどMIDIができたころだったんで、初のMIDIバンドがPAN。

--- 『ロングウェイ・フロム・ホーム』についても教えてください。
ハカセ:これはミッキーさんのデビュー20周年記念で出たアルバムで。アメリカン・ロードが歌モノで、『ロングウェイ・フロム・ホーム』は、ちょっとそれこそジャズ寄りというか。

ミッキー:ジャズ、クラシック寄りだね。

ハカセ:成熟した印象の。今聞いてもすごいカッコイイですね。

虎牙:なんかやっぱり揺り戻しがあったんですかね。

ミッキー:いや、全然考えてない。

ハカセ:あ、そうなんですか?

ミッキー:そのときやりたいのをやってるだけだから。

--- ゴダイゴでは、多くのアルバムはコンセプチュアルに考えられてたんですか?
ミッキー:そうですね。大体『M.O.R.』の前まではコンセプトで行って。後半がノン・コンセプト。それは時代が変わるっていうことで。コンセプトより1曲1曲が良ければイイっていう。そういう時代に変わる頃に作ったのが『M.O.R.』だったんだよね。別に曲順を変えてもどうでもいいし。コンセプトだと曲順までやっぱりこだわるけれど、ノン・コンセプトはランダムに聞けるっていう。まぁ、ベスト盤志向という。それで作ったのが『M.O.R.』。

だから僕のソロで言えば、『アメリカン・ロード』がノン・コンセプトのポップな。『ロングウェイ・フロム・ホーム』っていうのはコンセプトで、まぁサントラっぽいアルバムだな。

●●●

--- ソロ・アルバム3作の発売日に新宿で行われるトーク・ショーについても教えてください。
虎牙:いや、実は具体的には何も・・・。ただ、非常にお客様に優しい、喜んで頂けるイベントになるのは間違いないかと。それと、秘蔵の音源、映像をここぞとばかりに用意しております。

ミッキー:映像もあるの?

ハカセ:映像はチョット高崎(勇輝)さんに。

虎牙:おなか一杯になるイベントになるかと。イベント会場限定のTシャツの販売など、損はさせない内容になります。ミッキーさんが特別ゲストでいらっしゃるんで、デビューから現在に至るまでの、さっきの3作も含めたお話になるかと。

--- 流れる音源の数とか決まってるんですか?
虎牙:まだちょっとそこまでは具体的には決めてないんですけど。結構な数になると思います。あと会場のお客様からアンケートもらって、直接聞くことができるQ&Aコーナーとか。あ、ミッキーさんご相談なんですけど・・・ (ここでトーク・ショーの内容について、即席の打合せが始まりましたがネタバラシになるので、掲載は控えさせて頂きます)

--- 先ほどの3作がリリースされてから後の、G-maticsレーベルの予定は決まっていますか?
ミッキー:タケのやつだね。

虎牙:タケカワさんのソロ・アルバムが6枚リリースされます。その後は、現時点で具体的はまだ発表できないんですが、未発表の音源も含めて、今後もご期待くださいっていうことで。

--- ミッキーさんのご自宅の蔵を捜索してるんですか?
虎牙:そうですね。

ミッキー:いろいろ一杯録ってあるやつがあるんで。そこらへんなんかも、もし、やれればっていうことでしょ?

虎牙:やりたいですね。

ハカセ:これだけの語り口、いろんな切り口で研究とか語り継ぐ活動の可能性を持ってるグループは他にありませんので、そういったところをちゃんと、形が残ってるんであれば何とか世に出して、次の時代にも伝えていきたいという。

●●●

ミッキー吉野さん--- ところで最近、映画のサントラを担当されたそうですね。
ミッキー:『ハッピー・フライト』っていう映画のサントラが出ます。

ミニー:矢口史靖(やぐち・しのぶ)監督の映画で、11月15日(土)公開です。

ミッキー:『ウォーター・ボーイズ』とか『スィング・ガールズ』を監督した人ね。
(※ミッキーさんは『スィング・ガールズ』でもサントラを担当し、「日本アカデミー賞最優秀音楽賞」「日本ゴールドディスク大賞 サウンド・トラック・アルバム・オブ・ジ・イヤー」を受賞しています。)

ミニー:それに続く第三弾で『ハッピー・フライト』っていう航空モノですね。出演は、田辺誠一さん、時任三郎さん、綾瀬はるかさん、吹石一恵さん、寺島しのぶさん・・・。いまミッキーがその映画の音楽をやっていて、ほぼ終わったんですよ。

ミッキー:サントラCDも出る予定です。

--- いつ頃リリースですか?
ミニー:映画が公開される頃に出る予定です。映画もぜひ見て欲しいです。映像にマッチした、すごくいい音楽ができたと思います。

ミッキー:1時間40分の映画で、音楽だけで約1時間ぐらいあるもん。それって凄いよね。

虎牙:音楽モノの映画じゃないんですよね?

ミニー:じゃないんですよ!(笑) しかも全部生演奏でやって。

ミッキー:トミー(スナイダー)とナルチョ(鳴瀬喜博)と土方(隆行)。(ハカセさん、虎牙さんに向かって)アレ見た?

ハカセ:僕はまだ見てないです。

虎牙:あ、ネットの!

ハカセ:僕はアクセスしたら混んでて見られなかったんですよ。

--- 公式サイトですか?
ミニー:はい。「監督のお仕事みせちゃいます」っていうコーナーがあって。音楽の録音風景が動画で流れるんですけど。そこで曲も少し聴けます。

--- 映画のサントラって、実際のフィルムを見ながら作るんですか?
ミッキー:そうです。ウチのスタジオ(ミッキーさんのプライベート・スタジオ。つまり磯子区です!)に監督が来て、延々やったんだよね。プリプロを・・・どのくらいやったんだろ、1週間以上やってるね。

ミニー:まずイメージを監督とミッキーが語り合って、音を1コ1コ出してって、「こういう雰囲気」、「ああいう雰囲気」とか言って。

ミッキー:1週間ぐらい徹夜してるもん(笑)。エンジニアもプログラマーも。

ミニー:プロデューサーの方もね。

ミッキー:かなりカッコイイと思うよ。

ハカセ:楽しみですねぇ。

ミニー:オープニング(の音楽)、期待してください!

ミッキー:オープニングもいいけど、中じゃないの?

ミニー:オープニングはジワジワ来る感じ!

ミッキー:いやぁ、来ないよ、全然!
(一同笑)

ミニー:監督と私の間では「ジワジワ来る」ってことで意見が一致したんですよ(笑)。

ミッキー吉野さん 出演ライブ&イベント情報

今回発掘リリースされる『Me and 70's』を象徴するかのように、今月から11月にかけて、ゴールデン・カップスのライブ、ミッキー吉野さんがゲストのトーク・イベント、ゴダイゴのライブがそれぞれ予定されていますので、日にち順にご紹介します。

また、横濱ジャズ・プロムナードにも、EnTRANS(先日の本牧ジャズ祭にも出演)の一員として登場します!

公演名 トーク・イベント WE LOVE ゴダイゴ!! G-matics ナイト
日時 2008年9月26日(金) 午後6:00開場、午後7:00開演
出演 ・ウルトラスーパーゲスト:ミッキー吉野
・ハカセ (G-matics/ブログ"はるかな旅へテイキングオフ"管理人)
・高崎勇輝 (サイト"STUDIO-G"管理人)
会場 新宿ロフトプラスワン 最寄駅=新宿駅
チケット 前売2,000円 当日2,300円 (全席自由/税込) >>詳細(ローソンチケット)
問合せ ロフトプラスワン 03-3205-6864 (18:30〜24:00)
関連リンク トークイベント詳細 (G-maticsブログ)
イベント概要 ○ミッキー吉野デビュー40周年&幻のソロ作品3タイトル発売記念イベント
○発掘作業の経過報告がてらの(秘)音源の数々を肴にゴダイゴを語りつくす一夜
○貴重すぎるゴダイゴ秘蔵映像も上映!
○スペシャル・トークゲストに御大ミッキー吉野氏も登場!
○イベント会場限定Tシャツや当日発売のCD、ゴダイゴBOX、ガンバロン、ゴダイゴサントラ3タイトルなどなどの販売もあります!!!!

公演名 EnTRANS at 横濱JAZZ PROMNADE 2008
日時 2008年10月11日(土) 午後5:00開演
出演 EnTRANS<井上尭之(g,vo)、ミッキー吉野(key,vo)、鳴瀬喜博(b,cho)、 八木のぶお(hca)、ヒダノ修一(太鼓,cho)>、ほか
会場 横浜港大さん橋国際客船ターミナル内 大さん橋ホール
最寄駅=日本大通り駅、関内駅
チケット シングル券4,000円 ダブル券7,500円 (全席自由/税込) >>詳細
主催 横濱JAZZプロムナード実行委員会
問合せ 横濱JAZZプロムナード実行委員会事務局 045-221-0212
関連リンク 公式サイト

公演名 GODIEGO CONCERT 2008
日時 2008年11月22日(土) 午後6:00開場、午後6:30開演
出演 ゴダイゴ
会場 渋谷C.C. Lemonホール 最寄駅=渋谷駅、原宿駅、明治神宮前駅
チケット 6,500円 (全席指定/税込) >>詳細
主催 フジテレビジョン / 文化放送 / ニッポン放送
問合せ キョードー東京 03-3498-9999 (10:00〜18:00)
関連リンク 本ツアーの、その他の会場での公演は「ミッキー吉野」公式サイトで!

公演名 THE GOLDEN CUPS × G.S.SUPER UNIT
Live Spcial 2008
日時 2008年11月28日(金) 午後6:00開場、午後7:00開演
出演
ザ・ゴールデン・カップス = ミッキー吉野、デイブ平尾、エディ潘、ルイズルイス加部、マモルマヌー
井上堯之 (ゲスト)
G.S. スーパー・ユニット = 三原綱木、岡本信、真木ひでと、東ユースケ
演奏 = 中村裕介 / 小川浩史 / 相良宗男 / RayOut
会場 JCBホール(東京ドームシティ MEETS PORT内)
最寄駅=水道橋駅(JR、都営三田線)
チケット 8,000円 (全席指定/税込) >>詳細
主催 フジテレビジョン / 文化放送 / ニッポン放送
問合せ キョードー東京 03-3498-9999 (10:00〜18:00)
関連リンク 公式サイト

インタビューPart3 本牧ジャズ祭、そして磯子

ミッキー吉野さん--- ところで、今日はご自宅から本牧ジャズ祭の会場までどれくらいかかりましたか?
ミッキー:クルマで・・・どれぐらいだった?
ミニー:10分ぐらい(笑)。

--- ご自宅から10分の場所でコンサートをやることは滅多に無いですよね。
ミッキー:いや、一番近かったのは磯子公会堂でやったことあるよ。

--- え!? そうなんですか?
ミッキー:(今の新しい方ではなく)前の磯子公会堂ね。さっき言ったDEBUTっていうバンドで。いつぐらいだ? 80年代だね。それが今までで家から一番近い会場かな(笑)。

--- ところで、今日の会場(本牧市民公園)には、小さい頃にいらしたことはありますか?
ミッキー:小さい頃は海だったから(笑)。

--- あ、まだ埋め立ての前だったんですね。本牧ジャズ祭には過去2回出演されて、今回で3回目になりますね。
ミッキー:最初はDEBUTで。 (※1982年第2回本牧ジャズ祭)

--- (資料を確認しながら)そのときは他に渡辺香津美さんも出演されてますね?
ミッキー:あ、ほんとだ。

--- その次が1984年(第4回本牧ジャズ祭)にエディ藩さんと出演されています。
ミッキー:そうだね、それ以来だね。

--- そのときの事って覚えていらっしゃいますか?
ミッキー:そうですね、暑かった!

●●●

--- 将来、地元・磯子区でコンサートの可能性はありますか?
ミッキー:そうですよねぇ。ていうか、(ロック・コンサート等は)なんにもやってないもんね。

--- いや、(磯子マガジンが)やりますよ! やります!
(一同笑)

ミッキー:そうですよねぇ。磯子公会堂で。それから、杉田の・・・なんだっけ?

ミニー:杉田劇場! 杉田劇場いいねぇ。やりたいねぇ。

ミッキー:あそこに、市原(悦子)さんの朗読とコラボレーションで出るっていう話があったんだけど立ち消えちゃって、どうなったんだろう(笑)。

--- 磯子マガジンが何とか機会を作りますので、宜しくお願いします。
ミッキー:こんどミッキー吉野グループを作ろうかっていう話がチラッとちょっとあるんですけど。

ハカセ:それはどういうメンバーなんですか?

ミッキー:メンバーは流動的に。要するにインストのバンドをもしかして復活させようかみたいなことを。まぁ、どこでやるっていうのはまだ決まってないけど、そういうことを考えてます。

ミニー:場所があればねぇ。杉田劇場を皮切りに、やれたらねぇ。美空ひばりさん縁のねぇ。

--- そうですね、ひばりさんが出演された昔の杉田劇場は、今とはちょっと場所が違いますけど。

ミッキー:映画館があったとこだよね、聖天橋の反対側の。でも、ひばりさんがよくやってたのは、アテネ(劇場)の方だよね、浜のね。

●●●

--- すいません、最後に私(磯子マガジン)が、ただ知りたいだけなんですが、ゴダイゴのアルバム『CMソング・グラフィティ』のジャケットで、元町の家具店の前にある大きな赤い椅子にメンバーが座ってる写真が使われてますよね。あれはどうしてあそこで撮影したんですか?

ミッキー:ただあそこに椅子があったから。

--- 事前にあそこで撮影するって決めてたわけではなくて?
ミッキー:決めてない。椅子があったから(笑)。歩いてて(笑)。あの頃はスタジオが横浜だから、山手の。ミスギって花屋とか。ミスギはよく知ってたから、中で撮らせてもらったりして。

--- 高校生ぐらいの頃かな、元町を歩いててあの椅子を見つけて、「あ、ゴダイゴのレコードの椅子だ!」って感激したことがあったんです。
ミッキー:(笑)飾ってあるよね、今でも。・・・ホントは内緒で撮っちゃったんだよね(笑)。

ハカセ:あ、そうなんですか?(笑)

ミッキー:でも(アルバムが)売れたもんだから、お店の方でも逆にそれを使ってくれて。本当は文句言われてもおかしくないんだよね(笑)。

--- 最後の質問が余計でしたが以上です。今日はどうもありがとうございました!


関連リンク
ミッキー吉野 公式サイト
ゴールデンカップス 公式サイト
ゴダイゴ 公式サイト

ソロCD紹介ページ (disc union公式サイト内)
ミッキー吉野デビュー40周年記念! (disc union公式サイト内 特設ページ)
ゴダイゴ ブログ 「はるかなる旅へテイキングオフ」 by G-matics ハカセ
STUDIO-G (もの凄く詳しいゴダイゴ・ファンサイトというか、ファンサイトの域を超えています)

○磯マガ記事:本牧ジャズ祭レポート 磯子区のすぐ隣で行われているジャズ・フェス [2008.8.31]
○磯マガ記事:ミッキー吉野さんも出演したエディ藩さんのライブ・レポート&インタビュー [2007.6.22]
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