磯子マガジンでは何度も紹介している夢コミネット(NPO法人 夢・コミュニティ・ネットワーク)の活動。今回も、地球シミュレータで有名な海洋研究開発機構(JAMSTEC)の横浜研究所を「大人の遠足」として訪れる楽しそうなイベントがあると聞き、同行取材させて頂きました。
ちなみに、大人の遠足というのは、夢コミネット主催・全8回の健康講座「仲間づくりプロジェクト」の3回目の講座です。
さて、2002年に開設された横浜研究所は、所在地は金沢区なのですが、磯子区との区境にあります。最寄り駅も磯子区の新杉田駅。徒歩13分ほどです。あとでご紹介しますが、敷地の中に大きな建屋があり、その中にスーパー・コンピュータ「地球シミュレータ」があって、自分たちの研究に利用するだけじゃなくて、大学や企業にも貸し出しています。
そもそも、海洋研究開発機構というのは、文部科学省所管の国立研究開発法人。今から45年以上前の1971年に認可法人「海洋科学技術センター」として設立。2004年には独立行政法人「海洋研究開発機構」となり、同名のまま2015年に国立研究開発法人となりました。
どんなことを研究しているかと言うと、例えば地球規模での気候変化や、地震の仕組み、というあたりが磯子マガジンにはわかりやすかったのですが、その他にもさまざまなことを研究している。そのために船(しんかいやちきゅう)で海の底深くまでいろいろ調べたり、スパコン「地球シミュレータ」で大変な計算をガシガシ進めている。と、ざっくり言うとそういう感じのようです。
お知らせ
○10月21日(日)、フジテレビの「 平成教育委員会」で海洋研究開発機構の地球深部探査船「ちきゅう」と、有人潜水船「 しんかい6500」が紹介されるそうです。
○10月27日(土)は、海洋研究開発機構 横浜研究所の、年に一度の「 施設一般公開」が行われる日です。普段は見られないところまで見学できます。 |