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磯子〜汐見台の丘を走るイルミネーション・バス

2015年12月18日取材
横浜交通開発のイルミネーション・バス12月25日(金)までの期間限定で、クリスマスの飾り付けを施されたバスが磯子〜屏風浦〜汐見台のまちを走っています。

このバス、外から見たところは、右の写真のように、ごく普通の横浜市営バス。



ところが、車内はまるで別世界になっているんです。
横浜交通開発のイルミネーション・バス
ブルーに染まった幻想的な車内
(※夜間、回送で停車中。取材用に蛍光灯を消して頂きました)
横浜交通開発のイルミネーション・バス
「とまります」の赤いボタンを点けて頂きました。
横浜交通開発のイルミネーション・バス
乗車用のドアが開くと、料金箱のあたりと車内のツリーに明かりが灯ります。
横浜交通開発のイルミネーション・バス
その料金箱を横から見たところ。「220」「110」という料金表示まで、なんだかかっこよく見えてきます。
横浜交通開発のイルミネーション・バス
後方の座席には、クリスマス柄のカバー
横浜交通開発のイルミネーション・バス
夜になると、外からもブルーな車内が目立ちます。
このバス、ブルーの照明以外にも、とてもたくさんのクリスマスの飾り付けが施されているので、明るい昼間に乗っても、夜に乗っても楽しめます。では、昼間に乗ったときの写真もご紹介しましょう。

ちなみに、今回ご紹介しているイルミネーション・バスは、正確には横浜市営バスではなく、その系列会社の「横浜交通開発(株)」が運行しています。飾り付けされているのは1台だけ。車両は同社の磯子営業所の所属で、主に70系統「汐見台循環」として走っていますが、海側を走る61系統・117系統にも使われているそうです。
横浜交通開発のイルミネーション・バス 横浜交通開発のイルミネーション・バス
これがイルミネーション・バス。よく見ると、正面にリースが付いています。
昼でも青いキラキラ飾りがキレイです。BGMで
オルゴールのクリスマス・ソングが流れます。
横浜交通開発のイルミネーション・バス
ツリーは運転席の後ろの後ろ。
横浜交通開発のイルミネーション・バス
普通は広告がある場所に、汐見台小学校の3年生が描いた絵が飾ってあります
横浜交通開発のイルミネーション・バス
絵は全部で35枚あって、いちどには貼り切れないので、途中で入れ替えたそうです。
そして、つり革に、かわいいリボン。
クリスマス仕様のバスは、横浜市営バスの各営業所がそれぞれ趣向をこらして運行しているそうなのですが、装飾の素晴らしさは、磯子営業所のイルミネーション・バスが一番とのうわさ。ご乗車の際には、車内のすみずみまでクリスマス飾りを探してみてください。
横浜交通開発のイルミネーション・バス 横浜交通開発のイルミネーション・バス
横浜交通開発のイルミネーション・バス 横浜交通開発のイルミネーション・バス
横浜交通開発のイルミネーション・バス 横浜交通開発のイルミネーション・バス
横浜交通開発のイルミネーション・バス 横浜交通開発のイルミネーション・バス
それから、昼間でも車内がブルーになる瞬間があります。70系統ならではのトンネル通過時です。「屏風ヶ浦駅前バス停」と「汐見台ストアー前バス停」の間です。こんな感じです。
横浜交通開発のイルミネーション・バス
昼間でも、トンネル通過時は車内が青く染まります。
磯子マガジンも合計2周半、乗客としてこのバスに乗ってみましたが、お客様の反応も上々のようです。「わぁ、きれいね〜」と言いながら乗ってきた買い物がえりと思われる女性。「やったね! バスに乗って良かった」と歓声を上げていたのは恐らく汐見台小に通う小学生とそのお母さん。降りるとき名残り惜しそうに車内を見回している人もいました。

こんな風に通勤・通学・お買い物などで利用する住民の心をなごませているイルミネーション・バスですが、実は汐見台に用事がない人でも、クリスマス気分を味わうために気軽に乗れる路線です。なぜなら・・・

理由1)循環バスだから!
70系統は、磯子駅を出て屏風浦駅の前を通り、汐見台の丘をぐるっと回って、再び屏風浦駅、磯子駅に戻ってきます。磯子駅で乗って、ずーっと乗ったまま戻ってきて磯子駅で降りても大人220円(ICカードならさらに割安)。安い!

理由2)乗車時間が長すぎない!
営業距離が短めなので、時刻どおりに走れば磯子駅前>磯子駅前で約30分。屏風ヶ浦駅前>屏風ヶ浦駅前なら約20分。渋滞も少ない路線だそうです。


横浜交通開発のイルミネーション・バスの記念バッジそんなワケでこのイルミネーション・バス、ただ乗るだけでもアトラクション気分が味わえます。オススメです。遠方からわざわざ乗りに来るお客さんもいるそうですよ。

さらに嬉しい特典もあります。乗車記念に無料でバッジがもらえるんです(写真のどちらか一つ)。大人でも欲しい人はもらえるそうなので、運良くイルミネーション・バスに乗れたときは、「バッジください」と運転手さんに声をかけてみましょう!(品切れになることもあるそうです)


【参考】イルミネーション・バス70系統の運行概要 (磯子駅前を出発する時刻)
・平日:午前11時過ぎから4便、午後5時過ぎから午後9時半過ぎまで7便
・土曜:午前7時半前から3便、午前10時半前から午後10時過ぎまで断続的に10便
・日曜:午前8時半過ぎから3便、午後3時過ぎから午後10時半前まで断続的に10便

汐見台小学校との交流

イルミネーション・バスには前述のように、汐見台小学校の3年生が描いた絵が飾られています。そのキッカケとなったのが、交通安全講習会です。

横浜交通開発(株)では、毎年区内のいくつかの小学校に出張して交通安全講習会を行っています(バスを降りてすぐの道路横断の危険性や、内輪差について実車で学ぶ)。今年も夏に杉田小や洋光台第一小、そしてこの12月15日にはに汐見台小で実施しました。
横浜交通開発のイルミネーション・バス 横浜交通開発のイルミネーション・バス
(写真提供:横浜市立汐見台小学校)
このイベントを進める話のなかで「講習会だけではなく、さらなる交流を」ということで昨年から始まったのが、汐見台小の小学生を描いた絵を、イルミネーション・バスで展示する、という企画だったのだそう。今年も3年生120人が力をあわせてたくさんの絵を描き上げました。


横浜市立汐見台小学校 網校長そんな汐見台小学校を代表して、網(あみ)校長(写真)から、磯子マガジンの読者にメッセージを頂きました。

「きれいに飾りつけされていて雰囲気が普段のバスと違いますし、バスに乗っている間の短い時間ですが、子どもたちの描いた絵で心が洗われるような、ほっとするような気持ちになって頂けるのでは、と思います。ぜひいちど乗ってみてください。」


関連リンク
横浜市立汐見台小学校 公式サイト
横浜交通株式会社 公式サイト
横浜市交通局のイルミネーションバスのお知らせ
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