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林寛子! あべ静江! 大場久美子!

2013年2月14日取材
林寛子さん、あべ静江さん、大場久美子さんという、40代以上なら誰でも知ってる3人のスターが、なんと杉田劇場でバレンタイン・デーの夜にコンサート! ということで、取材に行ってきました。

杉田劇場ホールは満員。遠くは熱海(静岡県)から駆け付けたというお客さんも。それでは早速、コンサートに行かれなかった皆さんにも、たくさんの写真で誌上体験して頂きましょう。
ドリームかずよしさん@杉田劇場 林寛子さん、あべ静江さん、大場久美子さん@杉田劇場
エコロジーマジックのマジシャン「ドリームかずよし」さんが開演前の客席で手品を披露して回り、会場のムードをあたためます。
そして開演! 林さん、あべさん、大場さん(左から)がいきなり勢ぞろい。山本リンダさんの「どうにもとまらない」でスタートです。
林寛子さん、あべ静江さん、大場久美子さん@杉田劇場
元気のいい曲で盛り上がります。ちなみにダンスは、本当に山本リンダさんの元で踊っているPINKYさん(手前)と、HIROKOさん(奥:小さくてすみません)。
司会:島敏光さん@杉田劇場 弓純子さん@杉田劇場
楽しいトークの後、主役の3人はいったん舞台裏へ。司会は島敏光(しま・としみつ)さん。映画監督・黒澤明さんの甥御さんだそうです。
続いてゲストの弓純子(ゆみ・じゅんこ)さんが『三陸海岸』を熱唱。東北に、その想いは届いたに違いありません。
大場久美子さん@杉田劇場
いよいよ、大場久美子さんのコーナー、スタート!
客席の男性ファンから、アイドル全盛期さながらの野太いコールが飛びます。
大場久美子さん@杉田劇場 大場久美子さん@杉田劇場
『スプリング・サンバ』など代表曲を次々と。
大場久美子さん@杉田劇場 大場久美子さん@杉田劇場
手にしているのは、そう! コメットさんのバトンです!
最後は意外な選曲。trfのマスカレードのカバーでした。
八巻和行さん@杉田劇場 林寛子さん、八巻和行さん@杉田劇場
続いてのゲストは、サックス奏者の八巻和行(やまき・かずゆき)さん。『オリビアを聴きながら』をしっとりと。4月にCD『日本の恋唄』を発売予定です。
そして、林寛子さんが登場!
林寛子さん、八巻和行さん@杉田劇場
八巻さんと一緒に『素敵なラブリーボーイ』。のちに小泉今日子さんもカバーしました。
林寛子さん、八巻和行さん@杉田劇場 林寛子さん、八巻和行さん@杉田劇場
林寛子さん@杉田劇場 林寛子さん@杉田劇場
林さん生まれて初めての演歌『流れて、女』(2012年リリース)で締めくくり。
あべ静江さん@杉田劇場 あべ静江さん@杉田劇場
トリはもちろん、あべ静江さん。『みずいろの手紙』で登場。曲が終わると、あべさんが客席に「トカちゃん!」と呼びかけます。トカちゃんって誰だろう、ボクシングのトカちゃんしから知らないけど、と思っていたら・・・
あべ静江さん、渡嘉敷勝男さん@杉田劇場
・・・ステージに上がってきたのは、なんと、その渡嘉敷勝男(とかしき・かつお)さんでした(元WBA世界ジュニアフライ級チャンピオン、五度防衛)。渡嘉敷さんの、若くして亡くなったお兄さんが、あべ静江さんの大ファンだったそうです。あべさんの歌でお兄さんを思い出した渡嘉敷さんが涙ぐむ場面も。
あべ静江さん@杉田劇場 あべ静江さん@杉田劇場
ラストはデビュー曲にして最大のヒット曲『コーヒーショップで』でした!
あべ静江さん、渡嘉敷勝男さん@杉田劇場
再び、三人勢ぞろいで楽しいトーク
あべ静江さん、渡嘉敷勝男さん@杉田劇場
フィナーレは『若いってすばらしい』
あべ静江さん、渡嘉敷勝男さん@杉田劇場
昭和の歌番組を思い出させる舞台背景もいいですね!
あべ静江さん@杉田劇場 あべ静江さん@杉田劇場
さようなら〜〜〜〜! 見どころいっぱいで、全く飽きることのないコンサートでした!
あべ静江さん@杉田劇場 あべ静江さん@杉田劇場
終演後にロビーでファン・サービスの記念撮影&サイン会
楽屋裏で記念撮影!

林寛子さんに独占ミニ・インタビュー!

開演前に林寛子さんにお話を伺うことができました。

--- 磯子区とかこの辺に来たことはありましたか。
コストコが近いですよね、たまに来ますよ。それと私、結婚中は横浜の緑区に23年間住んでいたので、子ども達がちっちゃい頃は、金沢区に潮干狩りとかに来たりもしてました。
この辺はすごく空気のいいところで、高いビルもそんなに無くて。入り江に船が泊まってたり、のどかな感じがしました。

--- 地元の人たちは”磯子は何も無いまち”ってよく言いますけど。
いえいえ、何も無いって嘆くのは贅沢ですね(笑)。東京はもうありとあらゆるものが密集してて、若いうちはそういうモノに囲まれていたいと思うんでしょうけれど。でも、住んでいる人たちは気づかないかもしれませんが、外から来ると、のどかでいいところだなって感じると思いますよ。

--- ありがとうございます。今日のコンサート、3人でされるのは久しぶりですか。
ときどき要所要所でやってるんですけれども、そうですね、まとまった感じは今回が久しぶりだと思います。でも静江さん、久美子ちゃんとは普段からお付き合いがあって、気心が知れてるメンバーなので。急にお声がかかっても、あうんの呼吸でできるんです。

--- 3人の中では、あべさんが少し年上ですが、やっぱりあべさんがお姉さん的な存在ですか。
もちろん、そうですね。ほんとにムードメーカーで、私と久美子ちゃんを上手に引っ張ってってくれます。やっぱり大先輩ですし、実は芸歴は私のが長いんですけど(※1)、歌のデビューは静江さんのが先です。そういう意味で、今日はほんとに、静江さんを中心に、私達が妹分でやっていけたらいいと思いますね。

※1 林さんは1967年、7歳で子役デビューし、1974年にレコードデビューしました。あべさんは1973年レコードデビューです。

--- 林さんと大場さんは・・・
同級生! 私が通ってた堀越(※2)に、久美子ちゃんが高3のときに転入してきたんです。

※2 堀越とは、昭和世代には言わずと知れた堀越学園(東京都)のこと。当時は「芸能人といえば、高校は堀越でしょ」という感じでした。ちなみに、名前は同じですが、少し前に解散命令が出てニュースになった群馬の堀越学園とは全く関係ありません。

--- 同じ学校だったんですね。
そうなんです。でも、私が一時的に結婚して少し(芸能界を)離れてたし、彼女は女優業に行っていたので、交流が途絶えてたんですけど。

もう12年ぐらい前ですか、明石家さんまさんのテレビ番組がきっかけで、静江さん、久美子ちゃん、私と、沢田亜矢子さんでゲザデレタっていうユニットを組んだときからの再会ですね、今日の3人は。

まぁ「縁は異なもの」じゃないですけど。普通そこでワンショットやっても、その先ってあんまり無いんですけど、なんだか、久美子ちゃんも結構連絡マメな人で。静江さんも、携帯を何個も持たないとアドレス帳に登録できないほど、お友達がたくさんいらっしゃるので。

それで、静江さんからお声がけがあったり、私達からやりましょうって言ったりとかで、双方が「3人でやるなら私達」っていう感じで。あうんの呼吸で集まってる感じですね。イベンターさんが共演者を決めるんじゃなくて、3人のうちの誰かに仕事の話があったときには、お互いを呼び合ってるっていう感じで続いてますね。

--- いちばん仲のいい3人なんですね。
そうですね、この3人はやっぱり、いちいち説明しなくても空気感がわかりあえます。

--- 近々のイベント予定はありますか?
3月16日の土曜日に、大場久美子ちゃんとジョイントで、浅草のマルベル堂さんでコンサートがあります。昼と夕方の2回公演です。

--- チケットはまだあるんでしょうか。
2回合計で80ぐらいしか席が無いので、そろそろ完売してると思います(※3)。

※3 というわけで、今から行きたいという人は、コチラのページから大急ぎで詳細のご確認を。

--- ところで、リハーサルを拝見したのですが、歌声が全然変わられていなくて感動しました。
いえいえいえ。でも『素敵なラブリーボーイ』は昔のキーのままで歌っております(笑)。大田区で「ラブリー寛寛(かんかん)」というカラオケ・サロンをやっておりまして、そこで毎日ミニライブを開催しておりますので(笑)、普通の歌手の方よりは年間通して歌う回数がたぶん多いと思います。

--- お店にはどれくらいの頻度でいらっしゃるんですか?
こういうコンサートのお仕事や、テレビのロケがあるときは行かれないですけど、それ以外は99.99%、お店にいます!

--- 定休日は?
日曜、月曜と祝日です。

--- では、磯子マガジンをお読みの林寛子さんファンの皆さん、本物の林さんに会いにラブリー寛寛に行きましょう。今日はどうもありがとうございました。


思い出のアルバム・コンサート70's Vol.1 演奏曲目
・オープニング 「どうにもとまらない」 (林寛子、あべ静江、大場久美子)
・ゲストコーナー1 「三陸海岸」 (弓純子)

◆大場久美子コーナー◆
 1.スプリング・サンバ <1979年>
 2.大人になれば <1978年>
 3.キラキラ星あげる <1978年>
 4.masquerade (マスカレード=trfのカバー)

・ゲストコーナー2 「オリビアを聴きながら」 (八巻和行、サックス・ソロ)

◆林寛子コーナー◆
 1.素敵なラブリーボーイ (with 八巻和行) <1975年>
 2.メドレー: ほほえみ <1974年> 〜 カモン・ベイビー <1976年>
            〜 気になるあいつ!<1976年> 〜 晴れのち曇りそして秋 <2003年>
 3.流れて、女 <2012年>

◆あべ静江コーナー◆
 1.みずいろの手紙 <1973年>
 2.別れしな (エスコート:渡嘉敷勝男) <1977年>
 3.いちばん、好きだから <2010年>
 4.コーヒーショップで <1973年>

・フィナーレ 「若いってすばらしい」 (出演者全員)
※< >内は発売年

今回のコンサートを主催したのは、磯子駅そばにオープンした中華居酒屋「懇」を営むのと同じ会社。磯子出身のオーナーが「地元・磯子を盛り上げたい!」という気持ちでチャレンジしたそうで、タイトルに「Vol.1」と番号が付いていることからもわかるように、今後も続けていきたいとのこと。新たなイベントがあるときには本誌でもご紹介する予定なので、お楽しみに!

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ところで、コンサートを終えた出演者&スタッフの皆さんが、磯子の「懇」に移動し、打上げが行われました。その際の写真を少しだけどうぞ。
等身大画展覧会 @神奈川日産百合ヶ丘店 等身大画展覧会 @神奈川日産百合ヶ丘店
週刊大衆の記者さんの取材を受けているお三方。2/25発売号の70年代アイドル特集のメインで、今回のコンサートの様子等が掲載されるそうです。
お店の前でスリーショット!
周りにある別のお店のスタッフの方たちが見に来たりして、ちょっとした騒ぎになっておりました。
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