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アフリカの太鼓ジャンベ!

2009年4月17日作成
ジャンベ「ジャンベ」っていう楽器を知っていますか? 「ジェンベ」と呼ばれることもあります。

ジャンベはアフリカ生まれの太鼓です。素手で叩きます。右の写真はジャンベのいろいろ。4つ並んでいますが、これをひとりで全部叩くのではなく、普通はひとり1つ、足にはさんで演奏します。

ひとつの太鼓で低音・中音・高音の3つの音が出せるのと、太鼓を立てるためのスタンドなども不要なので、他の多くのパーカッションのように場所を取ることもなく、気軽に始められます。その手軽さは、四角い箱型の木製の打楽器「カホーン」と似ています。

最近はポピュラー音楽、つまりバンドやアコースティック・ユニットでもパーカッション奏者がジャンベを使っているのを良く見かけるようになりました。ポピュラー楽器を扱う楽器店にも結構置いてあって、気軽に入手できます。磯子マガジンも持っています。かつてマイカル本牧の中にあった島村楽器で買いました。

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で、ジャンベがどうしたのかというと、磯子区には洋光台一小・一中OBで、いまも洋光台に住んでいるプロのジャンベ奏者がいるのです。“ア〜スケ"こと池田正博さん。1977年(昭和52年)生まれの33歳(下写真)。

池田正博さん三味線の吉田兄弟の全国ツアーに参加したり、アメリカ政府に招待されてワシントンD.C.で公演したりという凄い人なのです。

ちなみに、Googleで「ジェンベ」っていうキーワードで検索すると、なんと、ア〜スケさんのインタビュー記事(朝日マリオン・コム)が1番上に出てきます。Yahooでは3番目(いずれも2009年4月17日現在)。
※「ジャンベ」だとなかなか出てきませんのでご注意を。

そのア〜スケさんが、栄区の区民文化センター「リリス」(磯子区の杉田劇場と同様の施設)で、ジャンベの教室を開くというので、取材に行って参りました。リリスは60歳デビューの歌手・木戸良二さんが出演した「あーすぷらざ」と同じ建物の中にあります。
池田正博 ジャンベ教室 池田正博 ジャンベ教室
この日の参加者は6人。左端がア〜スケさん。
叩く位置、フォームなどの基本からおさらい。
ご覧のように立って演奏することもできます。
池田正博 ジャンベ教室 池田正博 ジャンベ教室
皆さん、なんだか楽しそうなのです。
池田正博 ジャンベ教室 池田正博 ジャンベ教室
真剣な表情の人もいますが、その横でもニコニコ。
講師もニコニコ。
教室は、構えや叩き方の基本から始まり、簡単なリズム・パターンでウォーミング・アップ。そして、順々にソロ回し。皆がリズム・パターンを叩いている中を、ひとりひとり、気持ちの赴くがままにソロをとっていきます。ソロといっても難しい指示は無く、初めての人でも、思うように自由に叩いて楽しむ感じです。

参加者の方の表情で伝わってくると思いますが、磯子マガジンもちょっとジャンベをかじった経験で言わせて頂くと、打楽器って単純に凄く楽しいんです。叩くという行為が何かのストレス発散になるのかも知れません。叩いているうちにだんだん熱が入ってきて、夢中になってしまいます。
池田正博 ジャンベ教室 池田正博 ジャンベ教室
最後は輪になって、3種類の異なるパターンを二人一組で分担して合奏。Perfumeの歌で有名になった「ポリリズム」ですね。
無事終了して、記念撮影
参加者の方にお話を伺いました。

松浦さん(女性)
これまで数回参加しました。打楽器に興味があって、ジャンベのことが前から気になってたんです。ジャンベの演奏はすごく楽しいですね。終わるとスッキリして気持ちいいんですよ。気軽に、趣味のようにできるので、今後も続けていきたいです。

池田さん(男性)
ア〜スケさんが講師のワークショップは今回が初めてですが、別のワークショップには参加したことがあります。でも今までのワークショップと違って今日は新鮮でした。具体的にどこがっていうのは説明しづらいんですけど。もともと音楽が好きで、以前はバンドでベースをやっていたのですが、ジャンベはみんなで合わせて演奏するのが楽しいですね。

関連リンク
池田正博 公認ファンサイト
朝日マリオン・コム連載「民族楽器の旅」より 池田さんインタビュー
5年ほど前の記事ですが、掲載されている写真は磯子の海辺で撮影したそうです!
Motherland Music
今回の教室にも参加していた米国LA在住の隆夫さんが勤めるアフリカン・ドラム専門店のサイト。
ここのジャンベは品質が高く、金額的にも日本への送料を入れてもかなりお得とのこと。

「洋光台ジェンベの会」結成!

さて、そんなア〜スケさんを講師に迎えて一緒にジャンベを楽しもうというサークル「洋光台ジェンベの会」がこの4月に結成されました。練習場所はア〜スケさんの母校でもある洋光台第一中学校です。

「自分の育った地元で、音楽の素晴らしさ、太鼓の楽しさを伝えていきたい」 池田正博
自分は音楽と、そして太鼓とめぐりあったことで、たくさんの人と出会い、他では得られないたくさんの経験をさせてもらいました。その出会いと経験が自分に無限の可能性と勇気、行動力を与えてくれました。そんな出会いと経験は、年齢を問わず、これからも自分や皆さんに訪れるものだと思っています。
今回、自分の母校である洋光台一中の学校施設開放を利用して、ジェンベ・サークル開催の認可を頂きました。「音楽の素晴らしさをひとりでも多くの人に伝えたい」。その夢の実現に向け、少しずつでも一歩一歩やって行きたいと思います。

〜ア〜スケさんとジェンベを叩こう!〜
洋光台ジェンベの会
練習日 月1〜2回、日曜の午前中
・第1回:4月26日(日)午前10:00〜
・第2回:5月31日(日)午前10:00〜
初心者歓迎!! 初回体験無料!!
練習場所 洋光台第一中学校 第二音楽室
講師 池田“ア〜スケ”正博
会費等 ○入会金:なし
○年会費:100円
○参加費:
 幼児〜小学校3年生=1,000円/回(60分)
 小学校4年生〜高校生=1,500円/回(120分)
 大人=2,000円/回(120分)
○ジャンベ・レンタル:1,000円/回
参加申込み・
問合せ
コチラからどうぞ

去年の夏は杉田劇場と、らびすた夏まつりに登場

ア〜スケさんは、去年の夏、「杉田劇場」と「らびすた新杉田」の夏祭りに登場しました。そのときの写真をどうぞ。
池田正博 in 杉田劇場夏祭り 池田正博 in 杉田劇場夏祭り
この写真は杉田劇場夏祭り。いろいろなアフリカの楽器との合奏を披露
池田正博 in 杉田劇場夏祭り 池田正博 in 杉田劇場夏祭り
子どもでも、初めての人でも、見よう見まねで叩けば音が出るのがジャンベの魅力。
そして敷居が低いだけでなく、そこから先の奥がとても深いのも魅力だそうです。
池田正博 ジャンベ教室 池田正博 ジャンベ教室
同日夜のらびすた夏祭りにも参加
色鮮やかな服はアフリカの民族衣装
池田正博 ジャンベ教室 池田正博 ジャンベ教室
エネルギッシュ!
地元のアマチュア・バンド「杉田オールスターズ」にも飛び入り

オマケ写真のコーナー!

あーすぷらざの天井最後に、ジャンベとは全く関係の無いオマケ写真です。ジャンベ教室の会場となった「あーすぷらざ」こと「神奈川県立地球市民かながわプラザ」の広〜いロビーでふと上を見上げると、天井がなんだかカッコイイ。外から見た「あーすぷらざ」もかなりSF的ですが、中もかなりな感じです。というわけで、写真はクリックすると壁紙サイズに拡大します。
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