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愛犬のお散歩マナー教室 in 新杉田公演

2008年11月19日取材
磯子スポーツセンターそばにある新杉田公園で「愛犬のお散歩マナー教室」が開かれました。主催は、この公園の指定管理者である「(財)横浜市緑の協会」。

事前に申し込んだ参加者のほか、たまたま公園を通りかかった散歩中のワンちゃんたちも飛び入り参加です。
愛犬のお散歩マナー教室
突然の「ワンちゃん大集合」に、通りかかった人たちも「アレはなんだろう!?」と、興味深そうにその様子を眺めていました。
愛犬のお散歩マナー教室 愛犬のお散歩マナー教室
講師は、横浜市畜犬センターの西川さん、桜井さん、遠藤さん。
講師をつとめたのは、横浜市畜犬センター(中区かもめ町)の職員の方たち。センターで飼育している啓発犬たちと一緒に、実践もまじえながら、わかりやすく楽しいマナー教室でした。その一部をご紹介します。

リードの持ち方:リードは親指にかけ、ヘソの位置で保持する(その位置が一番チカラが入りやすく、犬に引っ張られにくい)。リードが余っているときは空いている手を添える。
アイ・コンタクトが大事:愛犬と目を合わせる「アイ・コンタクト」は、しつけでとても重要。名前を呼んだときに飼い主顔を見てくれれば、ひとまずアイ・コンタクトはできている。飼い主がしゃがんで犬の目を覗き込むのは、アイ・コンタクトではない。
ほめる方法:良いことをしたとき(指示に従ったとき)はほめてあげる。笑いかける、なでる、声をかけるなどの方法がある。
しつけのコツ:最初は恥ずかしいかもしれないが、楽しそうに笑いかけながら、そして犬の目を見ながら行うのがコツ。そうすると、犬は集中する。犬は人の表情も声の調子もわかっている。
甘やかさない:何でも自由にやらせるのは犬にとって良いことではない。リーダーは飼い主であるという意識付けを明確に。それは犬の精神衛生上も良いこと。
噛みグセをつけない:人の手を噛むことは良くないことだときちんと教える。たとえ甘がみでも許してはいけない。甘がみは噛みグセの始まり。
犬のやりがい:仕事(指示)があると犬はやりがいを感じる。指示が犬の自由を奪うことだと考えるのは誤り。また、指示しっぱなしはNG。指示が終わったことをしらせる「ヨシ」を忘れずに。
根気が必要:たとえば犬にねだられてついエサを多めに与えてしまうと、犬は「ねだり続ければもらえる」と思ってしまう。犬のねばりに負けないように、飼い主も根気よくしつけることが大事。

なにより、「ただ甘やかす飼い方」は、犬自身にとって良くないことだそうです。ときにキチンと叱り、しつけることは、犬にとっても幸せなのですね。

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お話の後に行われた「しつけ」の実践では、犬と一緒に歩く練習、その発展形でパイロンを8の字に回って歩く練習、他の犬との挨拶のしかた、などが行われました。

その中で初歩のしつけとして行われたのが、「待て」をしたまま、飼い主が犬の周りをぐるっと歩くというもの。犬がじっとしていれば成功。立ち上がったりすると失敗。うまく行かないときは、動く範囲を小さくして徐々に慣れさせていくと良いそうです。

マナー教室に参加した脇さん
「新聞の折込広告で知って、港南台から来ました。いま飼っているのは、コーギーとパピヨンのミックスの女の子で、生まれて4ヶ月半です。まだ散歩がうまくできないんです。今日はとても勉強になりました。」
愛犬のお散歩マナー教室
お散歩の実践。犬の勝手に任せず、飼い主を追い越させないようにして歩く練習です。
愛犬のお散歩マナー教室 愛犬のお散歩マナー教室
見知らぬ犬同士の挨拶の練習。まず最初に、飼い主さんが相手の犬に挨拶することがポイント。
参加者には「ウンチ処理袋」とパンフレットが配られました。
今回ご紹介したような愛犬マナー講座を開催したい方は、磯子区役所の福祉保健センター生活衛生課にご相談ください。ほかに、小・中学校を訪問して動物愛護の心を育てる活動、社会福祉施設等での動物とのふれあいにより癒し・潤いを感じてもらう活動も行っています。
横浜市畜犬センターでは、迷い犬の保護も行っています。公式サイトの収容犬情報のページに迷い犬の情報が掲載されていますので、犬がいなくなって困ったという方は、確認してみてください。
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