磯子区には国道16号と並行して、JRの線路側に産業道路が走っています。その歩道の一部は、人工の小川と街路樹のある「磯子アベニュー」という通りになっています。芦名橋公園のあたりから、トイザらスの前まで、全長約1.2km。近所の人が犬を連れて散歩している光景を良く見かける、のんびりとした場所です。
その磯子アベニューを毎年1回、岡村中の生徒がボランティアで清掃しています。今年は8月4日に行われました。
この清掃ボランティアは、磯子アベニューが完成した直後から始まり、いったん中断したものの4年前からまた復活したそうです。そして、参加者は毎年増え続け、今年は120名の定員に、全校550人のうち196人から応募があり、泣く泣く抽選を実施したとのこと。
磯子土木事務所の方の話によると、「道路関係でこういうチャリティ活動は、他にはほとんど聞いたことが無い」そうです。
引率の先生の一人、小久保先生の話
「学年では3年生が一番多いです。1年生のときに初めて体験した子たちが、2年生・3年生になって友達を誘って・・・という風になっているのだと思います。地域への恩返しになるボランティア活動を通じて、アベニューを綺麗にする楽しさも覚えてくれているようです。」 |