トップ イベント
カレンダー
お出かけ
アドバイザー
根岸
タウンマップ
磯子
タウンマップ
杉田
タウンマップ
洋光台
タウンマップ
地元で働く!
求人情報

磯子まつり始まる! 第一弾は市バスのお祭り

2008年5月18日取材
今年の磯子まつりは、各所で行われるさまざまなイベントの集合体という形になります。その第一弾となるイベントが早くも開催されました。

正式なイベント名は「横浜交通開発(株)磯子営業所 設立記念フェスタ」。わかりやすく言うと、市バスのお祭りです。

会場は、磯子駅と新杉田の間にある市バスの磯子営業所(磯子車庫)。産業道路が屏風浦駅へ向かう道と交わるところです。車庫があって常にバスがここから出入りしており、すごく大きな市営住宅もあるので、ご存知の方も多いと思います。
市バス・フェスタ 市バス・フェスタ
フェスタ開始の午前9時、会場は長蛇の列。その秘密は後ほど・・・
磯子まつりのノボリの横には「横濱開港150周年」のノボリも。

これが、はまりんの・・・

会場には、お世辞抜きにいろいろ楽しいアトラクションがいっぱい。予定の取材時間を大幅に超過して、約3時間も滞在してしまいました。それでは、その一部をご覧ください。
はまりん はまりんの後ろ姿
市バスといえば、マスコットの「はまりん」は欠かせません。
はまりんの後ろ姿・・・は、シンプルでした。
市バス・フェスタ 市バス・フェスタ
ミニバス・コーナー。子どもたちが、運転手さんの帽子をかぶって楽しそう。
市バス・フェスタ 市バス・フェスタ
子どもの列が途切れたそのとき・・・ なんと本物のバスの運転手さんがミニバスを運転!
ミニ地下鉄もありました。
市バス・フェスタ 市バス・フェスタ
はまりんグッズ販売コーナー
バス車両の展示
市バス・フェスタ 市バス・フェスタ
運転席に座ることもOK
磯子マガジンも座ってみました。
市バス・フェスタ 市バス・フェスタ
2階建てバスに乗ったまま、バスの中から見る洗車体験。大人気でした。
磯子のまちの試走へと出発する2階建てバス。
市バス・フェスタ 市バス・フェスタ
忘れ物の傘の販売。1本100円。2本買いました
磯子区役所のブースでは150万本植樹行動の一環で、鉢植えを無料配布していました。
市バス・フェスタ
職員の方が個人で集めたバス・カードのコレクション展示。ただし、本当に貴重なものは家に置いてきたそうです。

長蛇の列のワケ

さて、冒頭の写真でご紹介した長蛇の列。一番乗りの人は早朝5時、6時ごろから並んでいたそうです。というのも、この日はバス好きにはたまらない「バス部品の販売」があったからなんです。

ちなみに、部品も中でも特に人気が高いのは「方向幕」とのこと。バスの前や後ろや横に掲げられている行き先表示の幕です。バスの終点で、くるくる・くるくる回って、次の行き先に切り替えられるのを見ることがありますが、あの幕です。基本的に、その営業所内の全路線の行き先が書かれているそうで、無くなってしまった路線が入ってたりするのが人気の秘密とか。最近は電光掲示板タイプ(正式な呼び名はわかりません)が増えているので、これからますます貴重になるかもしれません。

ほかにも音声案内の8トラック・テープ、ダイヤ、バス停(一番上の丸い部分のみ)、温度計などなどが販売されていました。「次は浜。浜でございます。ペットショップらららへはこちらでお降りください。」なんていう音声が入っている(と磯子マガジンは想像しました)8トラック・テープは、磯子マガジンも欲しかったのですが、お客さんの列が途切れる頃には残念ながら全て売り切れ。残っていたのは、運転手さんが使う運行カード用のハンコぐらいだったので、記念に「杉田」「洋光台1」などのバス停のハンコを購入。2個で100円でした。
市バス・フェスタ 市バス・フェスタ
販売していた部品の値段表。一番人気は方向幕。
バスのシート。これが2,000円ていうのは、お得な気がしました。運転手さん用でしょうか?
市バス・フェスタ 市バス・フェスタ
バス停を案内する音声テープ、車内用温度計、そして青い円形のものが局紋。
左手前は行先表示板。右にあるポスターのような筒状のものが方向幕。

運転手さんたちのライブ演奏

と、楽しく時間を過ごしていると、特設ミニ・ステージで、バスの運転手さんたちによるライブ演奏が始まりました。
市バス・フェスタ 市バス・フェスタ
バスの運転手さんによるライブがスタート
ウクレレを抱えているのが岡田さん(左)、ギター&ボーカルが林さん(右)
市バス・フェスタ 市バス・フェスタ
続いて「ゆず」に対抗して名付けられたアコースティック・ユニット「すだち」が登場。
ギター&ボーカルの河地さん
市バス・フェスタ 市バス・フェスタ
パーカッションの中西さん
助っ人の水戸部さん(ギター&ボーカル)は、特別養護老人ホーム中原苑におつとめ。
最初の2枚の写真に写っているウクレレ担当の岡田さんは、磯子営業所で唯一の女性ドライバー。クルマの運転が大好きとのことで、バスの運転のお仕事も「楽しいです!」と笑顔で話してくださいました。

ほかの方たちにも、お話を伺いましたが、皆さん気さくで楽しい人たちばかりで、こんど市バスに乗ったときに会えるんじゃないかと、楽しみになりました。

磯子営業所の市バスを運行しているのが横浜交通開発(株)

さて、今回のイベントの正式名称「横浜交通開発(株)磯子営業所 設立記念フェスタ」について少し説明を。

もともと、市バスは横浜市が運行管理していました。細かく言うと、横浜市の交通局という部門です。それが、緑営業所と磯子営業所の路線について、横浜交通開発(株)という会社に運行が委託または移譲されました。

【2007年12月〜】 61系統と117系統の運行を移譲
【2008年2月〜】 磯子営業所全13系統の運行を委託 (緑営業所の14路線も委託)
※横浜交通開発(株)公式サイトのコチラのページ(pdf)で、磯子営業所の関係路線を確認できます。

そして、横浜市交通局の磯子営業所内に横浜交通開発(株)の磯子営業所が開設されました。今回のフェスタはそれを記念してのイベントなわけです。
市バス・フェスタ 市バス・フェスタ
横浜交通開発(株)へ移譲された路線では、「横浜市電保存館」の広告ラッピング車両が使われています。
また、車両の前面に「TD」というマークが入っています。(Traffic Developmentの頭文字)
市バス・フェスタ 永井社長
年季の入った横浜交通局の看板と、真新しい横浜交通開発(株)の看板が並んでいました。
横浜交通開発(株)の社長は、前磯子区長の永井富雄さん
市バス・フェスタ 市バス・フェスタ
磯子営業所の秋澤所長代行
緑営業所の神戸所長
関連リンク
横浜交通開発(株) 公式サイト
横浜市交通局 公式サイト
横浜市営バス磯子営業所 Wikipedia (営業所の歴史、全路線の解説など、すごく詳しい情報が掲載されています)

この道はどこへ?

市バス・フェスタ
磯子営業所の入り口から左の方に向かうと上り坂があります。この道のことを記事にしようと思って写真を撮っていたら、思いもかけず別の取材につながりました。
つづきは近日・・・。
磯子マガジン トップへ戻る
copyright (c) 2008 Isogo Magazine all rights reserved.