「ピアノの発表会」に行ってきました。
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2008年5月11日取材 |
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磯子マガジンで何度も紹介している磯子区在住のジャズ・ピアニスト友金まゆみさんが園長先生をつとめる音楽・英語教室「友金学園」のピアノの発表会「Spring
Concert」が杉田劇場で開かれました。 |
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発表会ってタノシイ!
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ピアノの発表会。磯子マガジンにとっては、ドラマのワン・シーンでしか見たことのない世界。関係者以外は入っちゃいけないようなイメージ。実際、どんなものだったかというと・・・。
最初のうちは主に、ピアノを始めて間もない生徒さんが登場します。でもこれがとてもイイのです。
「流れるような」とはいかない演奏が、逆にこちらの気持ちを集中させます。カワイイ子どもたちが一生懸命弾く姿を見ながら、「だいじょうぶかな、間違えないかな、あ、つっかえた、頑張れぇ〜!」とまるで保護者のような気分です。まずは簡単なものからということでしょう、課題曲がとても短くあっという間に終わってしまうのも、「もっと聞きたい!」と思わされます。
演奏が終わったら客席に向かってお辞儀をするのが決まりのようでしたが、それも忘れて、指定とは逆方向のステージ袖にスタコラさっさと逃げるように帰っていき、途中で注意されてクルリと反転。そんな姿もとてもキュートなのでした。 |
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開会宣言。をサポートする友金先生。お母さんのようです。 |
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そして、だんだんと経験年数の長い生徒さんが登場。このあたりになってくると、十分に鑑賞に堪える、素敵な演奏を聴くことができます。 |
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友金学園には英語コースがあるので、英会話&英語の歌の発表コーナーもありました。 |
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友金まゆみさんのご主人、太郎さんがお祝いの演奏。友金さんはご家族全員、ピアノが弾けます。すごい! |
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先生の演奏は手抜きナシ
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そして発表会の最後を飾るのは、友金先生率いるジャズトリオ。このメンバーの演奏が無料で聞けるというのが凄いのです。
ドラムは海野俊輔さん。横浜ジャズ・プロムナード・コンペティションでグランプリと市民賞を受賞し、最近は初のリーダー・アルバム『Beautiful
Friendship』をリリースしたばかり(Amazonやタワー・レコードで購入できます)。ベースの安田幸司さんも、さまざまな著名アーティストとの共演経験が豊富で、海野さんと一緒に演奏する機会も多いそうです。
そして演奏はモチロン一切の手抜きナシ。特に、「アメリカのジャズ・クラブで客席に日本人がいるとわかると、向こうのジャズ・ミュージシャンはなぜかみんなこの曲を演奏します」というMCで始まった『赤とんぼ』は、ジャズ・ファンクなアレンジが最高にカッコ良かったのでした。
一流のプロの生演奏を間近に見て、生徒さんたちも何か感じるところがあったに違いありません。 |
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友金まゆみホームコンサートのお知らせ
6月14日、友金学園で「第2回ホームコンサート」が開かれます。本物のジャズの演奏を、本当に目の前で見るチャンスです。限定約20名。
友金まゆみトリオ ホームコンサート 〜ラテン・ジャズの世界へようこそ!〜 |
日時 |
2008年6月14日(土) 開場=午後1:45、開演=午後2:00 |
会場 |
ともかね学園 磯子区森6−5−8 (京急屏風浦駅より徒歩7分) |
料金 |
2,000円 |
出演 |
友金まゆみ(ピアノ)、石船祐介(ベース)、秋葉正樹(ドラムス、パーカッション) |
備考 |
定員はごくわずかなので、ご予約はお早めに! |
ご予約 |
友金まゆみ公式サイトのスケジュール・ページに記載の連絡先・メールにご連絡ください。 |
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そんなこんなで、楽しかったピアノの発表会も、とってもカワイイ「おわりのことば」で終了です。
皆さん、こんど杉田劇場や磯子公会堂のそばを通りがかったときに、一般の人でも入れる発表会が行われていたら、ぜひぜひちょっと覗いてみてください。その意外な楽しさに、磯子マガジンのように「発表会のトリコ」になるかもしれません。 |
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