磯子から、カイコの村を訪れた物語
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2008年3月31日取材 |
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会場は、上大岡駅(港南区)の駅ビル4階にある「ひまわりの郷ホール」 |
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磯子区在住のギタリスト篠崎洋子さんによるスライドコンサート「愛のシルクロード」が開催されました。
会場は、上大岡駅そばの港南区民文化センター「ひまわりの郷ホール」。ちょうど磯子区に杉田劇場があるように、港南区にはひまわりの郷があります。磯子マガジンはこの日はじめて訪れましたが、ホールの規模といい、雰囲気といい、杉田劇場とはまるで兄弟か姉妹のような場所でした。
さて、今回のコンサートは、磯子区に住むギタリストの篠崎洋子さんが、蚕(かいこ)のふるさと群馬県に自家用車で頻繁に通い、さまざまな人たちと交流した、その思い出を語るコンサート。
ステージ後ろに設置された大きな大きなスクリーンには、篠崎さんが現地で撮影した写真が次々に映し出され、それを背景に篠崎さんが自作曲を歌い、「愛のシルクロード」のストーリーを楽しく、優しく語ってゆきます。
その物語をごく簡単ですが、紹介します。
○ダムに沈む群馬県・川原湯温泉を篠崎さんが訪ねたことから「愛のシルクロード」が始まる
○同じ群馬県の六合村(くにむら)で幕末の養蚕家屋を守る人たちに出会い、交流を深める
○さらに、今でもカイコを養蚕している養蚕農家の方にめぐり会い・・・
○在来種「又昔」と中国種「二」を交配した注目の品種「上州絹星(又昔×二)」の繭玉5個を譲り受ける
○繭玉たちと横浜散歩。そのさなかに、育ててくださる方が見つかる
○無事に生まれた蛾を六合村へ・・・ |
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群馬県六合村の方たちがこの日のために会場に駆け付けました。 |
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子どもたちから養蚕農家のミツおばあちゃんに送られた手紙と、繭玉のネックレス |
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上野から2時間半、温泉もある六合村
篠崎さんが交流を深めてきた六合村は、群馬県の吾妻郡という場所にあります。村の北側には群馬県境があり、長野県・新潟県と接しています。
六合村には、6つの温泉があり、キャンプ場があり、湖も多岐もある。そしてカイコが迎えてくれる。
冬の寒いときにあたたまりに行くのにも、夏の暑い時期に避暑に行くのにも、とても良さそうです。「篠崎さんの磯子区から来ました!」と言えば、村の方たちもあたたかく迎えてくださることと思います。シーズンは観光客だらけという場所でも無いようですし、磯子区民にとっては穴場的存在かも!
磯子マガジンも一度足を運んでみたいと思っています。
ちなみに、乗り換え案内で検索したところ、明日(5月15日)の朝8時に新杉田駅を出発すると、午前11時前に最寄り駅の長野原草津口駅(ながのはらくさつぐち)に到着します。六合村はそこからクルマでわずか15分です!
関連リンク
○群馬県六合村公式ホームページ
○港南区民文化センターひまわりの郷公式サイト |
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