坪呑小公園で桜24本、ツツジなど1300株の植樹式
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2008年1月27日取材 |
杉田坪呑の、環状3号と根岸線の間にある「杉田坪呑小公園」に、陽光サクラやレンギョウなどたくさんの植物が植樹されます。その植樹式が1月27日に行われました。
杉田坪呑小公園というのは、今回の植樹に際して付けられた名前で、もともとは横浜市の道路用地だそうです。場所をもう少し詳しく説明しましょう。
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根岸線なら:洋光台駅と新杉田駅の間には4つのトンネルがありますが、その2つめと3つめの間。洋光台に向かって左側。 |
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環状3号なら:青砥坂の交差点から環3に入り、最初のトンネルを抜けて500mほどのところ、右側。
※ただし、走行中の車内からは公園はほとんど見えないと思います。 |
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徒歩なら:杉田駅や新杉田駅から坪呑公園方面に向かうときの、根岸線をくぐった先にある斜面。 |
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この場所です。青空が気持ちいいので、クリックで壁紙サイズに拡大できるようにしてみました。左奥には浜中が見えます。 |
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桜が咲く頃には、電車からもいい眺めが見られるかもしれません。 |
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そして、2月中をめどに植えられる植物は、次のとおりです。
○陽光サクラ 24本
○レンギョウ 2本立ちを500株
○ユキヤナギ 2本立ちを500株
○オオムラサキツツジ 300株
サクラの木にはツボミもついているので、早くもこの春から花が見られそうです。
陽光サクラ
天城吉野桜と寒緋桜(カンヒサクラ)の交配園芸品種。コヒガンサクラより濃いピンク色の大輪を咲かせる。吉野桜が咲き始める頃、満開になる。
ところで、この植樹は、横浜市環境創造局が進めている150万本植樹行動の一環。開港150周年を迎える2009年までに150万本の樹を植えようという事業です。
磯子区内でのまとまった植樹は、この場所が最初とのこと。地元の人たちの通勤路でもあり、電車からも良く見えるので選ばれたそうです。 |
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自治会が用意した、約160人分の豚汁の炊き出しであたたまる参加者。自治会の方たちは、8時前から準備されていたそうです。 |
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区長が「ここは昔よく遊んだ思い出の場所」
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植樹式には、守屋区長や地元自治会の会長、市会議員の関氏らが出席しました。 |
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鈴木会長は「この場所で花見をするのが楽しみ」、大西会長は「地域住民の喜びの気持ちを表すために、豚汁を出させて頂いた。住民の憩いの場になるよう育成していきたい」と話し、植樹を歓迎していました。
また、守屋区長と関勝則氏は、お二人とも公園からほど近い浜中学出身。子どもの頃、よくこの場所で遊んだんだそうです。
「当時は道もないし、団地もないし、根岸線の線路も無かった。行き止まりでしたね。竹やぶなんかがあって、ここで友達と色んな話をするのが楽しかった」(守屋区長)と、懐かしい思い出を磯子マガジンに話してくださいました。 |
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