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海の見える公園でスイカを食べる

2007年8月19日取材
八幡橋そばの磯子・海の見える公園にはもう行きましたか?
ひろ〜い芝生にも入れるようになりました。これから少しずつ涼しくなれば、芝生に寝転んだり、お弁当を広げたり、海を見ながらちょっとのんびりするのにピッタリの場所です。
磯子・海の見える公園 磯子・海の見える公園
磯子・海の見える公園 磯子・海の見える公園
ところが、後ろを振り向くと・・・
海の見える畑 海の見える畑
畑があります。農作業をしている人たちがいます。このギャップ、このコントラストがとてもおもしろいのです。

工業地帯のど真ん中、海の見える公園に造られた畑の名はものづくり広場。農作業をしているのは、磯子・海の見える公園愛護会の「ものづくり広場部会」が主催する「めちゃどろクラブ」のメンバー。今回はスイカやトマト、ナスなどを収穫する様子を取材をさせて頂きました。

「作物をつくる楽しみと喜び」を味わう、めちゃどろクラブ

めちゃどろクラブのメンバーは、公募で集まった近隣の小学生と保護者の方たち。公園愛護会の方たちのサポートのもと、いろいろな野菜・果物のタネを蒔き、育て、収穫しています。
トマトが採れます ナスも採れます
トマト!
ナス!
大根畑を整備中 大根のタネを蒔いています
収穫が終わったら、今度は大根のタネまき
大人が掘った穴に、子ども達がタネを蒔いていきます。
大根のタネを蒔いています 大根のタネを蒔いています
種まきの様子を見ていて気が付いたのですが、手順がとてもプロっぽい。ひとつの穴にタネを3粒まき、芽が出てから一番状態の良いものを残すんだそうです。知っている方には当たり前のことだとは思うのですが、磯子マガジンはちょっとビックリ。そこで、種まきの指導をしていた公園愛護会・ものづくり広場部会の荒木部会長にお話を伺いました。

--- タネのまき方などはどこで勉強したんですか?
横浜市の市民農業大学講座というのがあってね、そこで勉強したんです。最初の1年は狩場にある環境想像局で講座を受けました。2年目はいくつかのグループに分かれて、市内の農家で実習するんです。

--- めちゃどろクラブのはじまりは?
講座の同じグループの仲間で「一緒に何かやりたいね」という話が出て。それと、僕は磯子区の生涯学習支援センターでコーディネイター養成講座も受けてたんで、そっちの仲間には企画をしてもらって、農作業の指導は農業大学講座の卒業生で担当するという形で、2つのグループが協力して始めたイベントです。愛護会の活動はボランティアなんですが、この公園に少しでも多くの人が来てくれるように、そのキッカケになればと思っています。

--- 収穫した野菜はどうしてるんですか?
みんなで公平に分けています。ただ残念なことがあってね、畑泥棒の被害にあったんですよ。それで土木事務所にお願いして「作物をとらないで」っていう看板を作ったりはしたんですけどね。監視カメラを設置したらどうかっていう声もあったんだけど、そこまでするのもどうかなと思って。子ども達が一生懸命育てた野菜と果物です。どうぞ皆さん、子ども達を悲しませるようなことだけはおやめください。

さて、収穫と種まきが終わったところで、全員が公園事務所に集合です。ここでレポートを作成してから、いよいよスイカの試食なのです。
子ども達がレポート作成中 子ども達がレポート作成中
収穫後、子ども達は公園事務所で収穫レポートを作成。皆、真剣な表情で、イラストも交えながら楽しいレポートを作っていました。
スイカをバケツで冷やしてます 配布用に小分けされたナスとトマト
ちょっと小ぶりだけどおいしそうなスイカ。
トマトとナスはお持ち帰り用に小分けされます。
スイカを切ってます スイカを食べてます
子ども達もおいしそうにかぶりつきます。自分で育てたスイカの味は格別!
ありがたいことに、磯子マガジンも試食に参加させて頂きました。自分で育ててはいないのですが、お世辞抜きにとても甘く、おいしいスイカでした。ご馳走さまでした!!

○「めちゃどろクラブに参加したい」などのお問合せは・・・
 めちゃどろクラブ事務局(フリー・団):090−2498−0403(荒木)までどうぞ
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