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おいしいコーヒーの淹れ方

2007年7月22日取材
横浜市独自の施設「地域ケアプラザ」って、どういう場所だかわかりますか。全く想像できないという方もいるでしょうし、お年寄りのための施設だと思っている方も多いのではないでしょうか。

確かに、お年寄りの介護などをサポートする施設、という一面もあります。でももうひとつ、近くに住んでいる人たちのための「交流の場」という役割も持っているのです。町内会館や地区センターに似たものですね。

そういった地域交流のためのイベントとして、屏風ヶ浦地域ケアプラザで行われたのが、今回ご紹介するおいしいコーヒーの入れ方講座。各地のケアプラザ主催のイベントのなかでも、幅広い世代にアピールする内容で、ユニークさが際立っています。たまたま貼り紙で知った磯子マガジンも「これは面白そうだ」と思い、早速取材をさせて頂いたのでした。



講師は珈琲館(洋光台駅から徒歩6分)の大宮弘二さん。「読売・日本テレビ文化センター」というカルチャースクールで、横浜そごうの他に東京や千葉などでも講師をつとめる、この道30年のコーヒーのプロフェッショナルです。

この日の参加者は、女性を中心に12名ほど。皆さん、近くにお住まいのコーヒー好きの方たちで、「1日5、6杯は飲む」というすごい人もいらっしゃいました。
コーヒー講座 講師の大宮弘二氏
会場は屏風浦地域ケアプラザの1階
講師は珈琲館(洋光台)の大宮弘二さん

おいしいコーヒーの淹れ方

講座のスタートは、大宮先生のお話から。コーヒーを淹れる前に知っておきたい様々な基礎知識を、軽妙なトークで楽しく、わかりやすく説明してくださいます。

例えば・・・
○フィルターは白いのと生成りのが売られてるが、どっちがいいのか。
○どんな水がいいのか。ミネラル・ウォーターはどうか。軟水がいいか、硬水がいいか。
○挽いた豆の保存方法は? ビンに移すか、袋のままか。冷蔵庫・冷凍庫には入れるべきか。

その、常識をくつがえす内容には、参加者から驚きの声があがり続けました。ただ、残念ながら、ここで正解を発表することができません。後ほどご紹介する講座をぜひぜひ受講してみてください。



さて、座学が終われば実践です。まずは大宮先生がお手本を示します。最初の蒸らしから始まり、お湯を注ぐときの高さ、ポットの動かし方、ドリップを待つときの注意事項、カップに注ぐ前にやること、などなど、おいしいコーヒーを淹れるためのエッセンス・技法がたっぷり詰まった、見事な手さばきでした。

お手本をジックリ観察したら、今度は参加者が順々に、コーヒーを淹れていきます。皆さん、緊張しながらも、とても楽しそう。
先生による実演 生徒さんもチャレンジ
大宮先生のお手本
先生に見守られながらチャレンジ
唯一の男性参加者もチャレンジ わいわい
唯一の男性参加者!
お湯を注ぐとプックリふくらんで、とてもおいしそう
もちろん、コーヒーを淹れるだけでは終わりません。モカ・シダモ、エルサルバドル、メキシコなど、先生が朝お店で挽いたばかりのとっておきのコーヒー、数種類をジックリ味見して各自が感想を紙にメモしていきます。ちゃっかり試飲に加わった磯子マガジンは、「メキシコ」が好みでした。他の方たちのメモをカンニング(!)したところ、磯子マガジンと似た意見の方もいれば、全く違う方も。人の好みは千差万別、それが面白いのかもしれません。

最後には、お茶菓子が何個か出てきて、先生から「さぁ、それぞれに合うコーヒー豆はどれでしょう」という難題が出されます。しかも、正解は教えてもらえないという・・・。家に帰って、毎日コーヒー淹れて、じっくり考えなさいという宿題ですね。頑張って、正解を導き出したいと思います。
コーヒー講座
おしゃべりしながらの試飲タイム
大宮先生の一番弟子、ケアプラザの杉浦さん
というわけで、たいへん楽しく、また中身の濃いコーヒー講座でした。 特に、見知らぬ人同志が、すぐに仲良くなってしまうのが印象的。初対面でも、飲み物や食べ物の会話は、人との距離感を一気に縮めてくれるようです。



今回の講座は、1回だけで修了の超基本講座でしたが、9月からは全6回の『コーヒー講座(初級)』が、やはり屏風ヶ浦地域ケアプラザで行われます。大宮先生のお話のトリコになってしまった磯子マガジン、おすすめです! 地元で気軽に受けられる、こんな素敵な講座、なかなかありませんよ。
イベント名 コーヒー講座(初級)
日時 全6回 2007年9月12日(水)、26日(水)、10月24日(水)、31日(水)、11月14日(水)、28日(水) すべて午後1:30〜3:00
講師 大宮弘二氏(珈琲館・代表取締役)
場所 屏風ヶ浦地域ケアプラザ(京急「屏風浦駅」徒歩3分)
参加費 5,000円 (材料費こみ)
定員 15名(先着)
条件 できるだけ、全日程に参加できる方
申込み 8月15日(水)より受付開始
電話(045)750−5411=屏風ヶ浦地域ケアプラザ

珈琲館は「どこまで磯子区」取材場所にあった!

最後になりましたが、今回の講師をつとめた大宮さんについてご紹介します。

大宮さんは現在60歳。30年ほど前に脱サラし、現在の市営地下鉄関内駅の出入口のそばに、当時としては珍しい自家焙煎の店を開店。数年前に、お住まいの近くでもある洋光台の西公園付近に移転したのだそうです。
大宮さんのお店「珈琲館」のウリは品質と価格。小売だけでなく、某有名フランス・レストランなどなどへの卸業も手がけているので、お店に直接いらしたお客様には、コーヒー豆を卸し価格で販売中とのことですよ。

珈琲館公式サイト (公式サイトを見て来店された方にはコーヒー豆のサンプル・プレゼント!)
 

と、大宮さんにお話を伺っているうちに、フト思い出しました。以前、珈琲館のお店の前まで行ったことあります。写真も撮ったんです。
なぜかというと、珈琲館は磯子区と港南区の境界のところにあるのです。そんなわけで、突然ですが「どこまで磯子区? どこから磯子区? 番外編」をどうぞ!
磯子区と港南区の境界 珈琲館
日野交差点。写真の左側が港南区、右側が磯子区。珈琲館は最寄駅は洋光台ですが、正確な番地だと港南区になります。
こちらが珈琲館。
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