磯子公会堂に水戸黄門登場！？

２００７年６月９日取材

６月９日、磯子公会堂で磯子区の民生委員などが主催する「第５回いそごファミリー・コンサート」が開かれると聞き、取材に行ってきました。と、ちょうどその日、区役所の駐車場ではG30応援隊によるリサイクル・バザーが行われていたので、コンサート会場に向かう前に写真をパチリ。

赤ちゃんも連れて行けるコンサート

さて、会場の公会堂に到着すると、ステージの上には数十人のコーラス隊が。この日のために集合した、民生委員の有志の方に、助っ人として磯子区役所の職員十数名を加えた編成で、にぎやかにコンサートは開幕しました。

もともと、このファミリーコンサートは、民生委員（主任児童委員）のイベントで、歌をうたったら、赤ちゃんも静かに聞いてくれて、「赤ちゃんが入場できるコンサートは少ないけれど、この形なら小さいお子さんがいる家族の方も聞きにきてもらえる」ということで始まったのだとか。そして順調に回を重ね、今年は節目の５回目を迎えることができたそうです。

そして、今年は磯子区制８０周年というだけでなく、民生委員制度創設９０周年にもあたるそうで、区役所のエレベータで流れている「みんなのISOGO」や、８０年前に作曲・発表された歌、９０年前に作曲・発表された曲も演奏されました。

【出演】

○	オープニング＝コーラス：磯子区民生委員・児童委員有志、磯子区役所職員など、指揮：下山加代子、ピアノ：佐野泰子
○	区制８０周年・民生委員制度９０周年に寄せて＝ピアノ：佐野泰子
○	童謡・唱歌・愛唱歌・抒情歌＝ナビゲータ＆ソプラノ：小島和子、ピアノ：溝口早苗、コーラス：滝頭子ども会連合合唱団/横浜学園コーラス部有志/グリーンコーラス有志、指揮：田中純子、ピアノ：中村ひとみ、ダンス：森の子クラブ/佐々木秀子、振付：佐々木秀子

後半は佐野浅夫さんの講演会

そして、後半は横浜出身の俳優、３代目水戸黄門・佐野浅夫さんの講演が行われました。
途中、民話の紹介では、NHKラジオ「お話でてこい」で５０年以上語り部をつとめている佐野さんならではの、情感たっぷりの語りを聞くことができ、磯子マガジンも感動です。

客席後方から登場した佐野さん。お客様から握手攻めにあっています。

佐野さんは横浜生まれの横浜育ち。
横浜緑が丘高校のご出身。

終演後はサイン会。

ご覧のように、客席はほとんど満員。

公演終了後は、著書の販売＆サイン会が行われましたが、用意された２０部はあっという間に売り切れ。残念ながら磯子マガジンは、入手しそこねてしまいました。

ところで、Wikipediaで調べてみてわかったのですが、現・水戸黄門の里見浩太朗さんと佐野浅夫さんは親戚なんですね。ビックリしました。

佐野浅夫さんプロフィール（Wikipedia）
お話でてこい公式サイト

民生委員ってなぁに？

ところで、記事中に何度も出てくる「民生委員」ってなんでしょう。そんな疑問を持った方のために、この日、会場で配られたパンフレットから、民生委員についての説明を抜粋して引用します。

「民生委員・児童委員」は、「民生委員法」及び「児童福祉法」に定められ、厚生労働大臣に委嘱されたボランティアとして、地域住民の立場に立って、みなさまの暮らしを支援する人です。
すべての「民生委員」は「児童委員」を兼ねており、子どもに関わる相談支援活動も行います。

○地域の高齢者や障害者が、いきいき元気に暮らしていけるよう応援しています。
○自然災害や悪質商法被害などから地域住民を守る取り組みを進めています。
○子育てをしているお母さんなど保護者と子どもたちを支える活動を展開しています。
○子どもたちの健やかな成長を地域全体で見守っていくよう、取り組んでいます。

全国民生委員児童委員連合会公式サイト
磯子区の民生委員・児童委員　（磯子区役所のホームページ）

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