ラテンなクリスマス
|
2006年12月23日取材 |
根岸小学校では、毎週土曜日、「横浜イスパーナ・スクール」という、スペイン語学校が開かれています。
12月23日(土)、このスクールの「クリスマス会」、兼「一年を締めくくる会」(日本の大人用語で言うなら「忘年会」や「納会」のようなものでしょうか?)が行われました。
|
|
|
|
明治6年創立。130年を超える歴史を持つ根岸小。校庭の大きな木が印象的です。(写真クリックで拡大) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
子供たちの歌と踊り。ちょっとおぼつかない感じが可愛らしい。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
エルサリリ(アンデスの旅人)を民族楽器の演奏とともに、みんなで合唱 |
|
|
|
|
|
|
|
自称「ラテン系」(というか、そのとおりなのですが)の校長自ら、衣装をチェンジしてダンスに参加。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ここで、横浜イスパーナ・スクールについて、ご紹介します。
このスクールは、主に中南米のスペイン語圏の国から来日した親をもつ子どもたちを対象に、母国語であるスペイン語を忘れないようにという目的で設立された、スペイン語を学んでもらうための学校です。現在、3歳から中学生まで生徒は約50人。親御さんの祖国は、小林校長の出身国であるペルーを中心に、パナマやコスタリカ、ボリビア、メキシコ、コロンビア、エクアドル、プエルトリコなどのスペイン語圏の諸国。また、スペイン語圏ではない国の子も受け入れているので、フィリピンや韓国、日本の子どももいます。
授業の内容はスペイン語の勉強だけでなく、民族音楽・民族舞踊などを通じて祖国の文化を学んだり、また大人たちのために、「外国である日本」で生活するための情報交換や日本語教室なども行われています。
こうしたスペイン語学校は、磯子区はもちろん、横浜市や首都圏まで含めてもかなり貴重な存在で、区内・市内はもちろん、横須賀や千葉、埼玉から通っている子どももいるんだそうです。
●横浜イスパーナ・スクール連絡先:045−752−0345(パトリシア小林)
●横浜イスパーナ・スクール紹介ページ(スペイン語)
さて、クリスマス会の模様に戻りましょう。ダンスや歌の会が終わったら、子どもも大人もお待ちかねのお食事タイムに突入です。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
左奥:アロースコン・レイチェン
右奥:パパラワンカイーナ
手前左:ハーモン
手間右:カウサレジェーナ |
|
|
|
|
一番下の2枚の写真はペルー料理だそうです。料理の名前は、磯子マガジンが必死に聞き取ってカタカナにしたものですが、正しいかどうかは全く自信がありません。申し訳ありません。
というわけで、とても楽しい、ラテンなクリスマス会の模様でした。んん? いま気づきましたが、クリスマス的な出しものは特になかったような・・・。てことは、「一年を締めくくる会」という意味合いのほうが強いんでしょうか。でも、そこはまぁ、ラテンのノリで、小さいことは気にせずにいきましょう!!
あ、そうそう、会の最後には子供たちに、お母さんたちから、そしてペルー大使館、コロンビア大使館、メキシコ大使館から、素敵なクリスマス・プレゼントが配られたようです。やっぱり「クリスマス会」でもあったのでした。 |
|
磯子マガジン トップへ戻る |