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いちご寄席でホッと一息

2006年11月23日取材
JRなら桜木町から、京急なら日の出町からほど近くの横浜にぎわい座で、毎年恒例のいちご寄席が行われました。正式名称は「第5回アジアいちご基金チャリティ寄席」。アジアの恵まれない子どもたちのために国際協力活動を行っているアジアいちご基金と、野毛地区街づくり会が主催する、その名のとおりのチャリティ寄席です。

にぎわい座を磯子マガジンでとりあげる、そのワケは・・・

中区の横浜にぎわい座は、横浜の落語ファンにはおなじみの大衆芸能専門館。桂歌丸さんや三遊亭楽太郎さん、立川志の輔さんなどテレビでもお馴染みの落語家さんをはじめ、バラエティに富んだ出演者の方たちによる公演が、毎日のように開かれています。BS笑点の収録もここで行われているんですよ。

そんな中区で行われた寄席を磯子マガジンがなぜとりあげるか? にぎわい座が磯子区から近いことももちろん理由のひとつですが、もうひとつ、アジアいちご基金で中心的に活動されているメンバーに磯子区在住・在勤の方が多いからなんです。磯子区発のチャリティ活動を、磯子マガジンも微力ながら応援させて頂きます。

ということで、アジアいちご基金・代表、磯子区在住の馬場正治さんにコメントを頂きました。
馬場正治さんのお話し 「多くの方のご支援のおかげで、無事5回目のいちご寄席を迎えることができました。スタッフ一同、たいへん感謝しております。どうもありがとうございました。今回の収益金は、タイのサーンファン・サンティパープ財団の運営資金として全額寄付させて頂きます。」
にぎわい座 講談:神田蘭
こちらが横浜にぎわい座
女流講談師・神田蘭さん
にぎわい座ホールの様子 二ツ目:古今亭錦之輔
会場はまさに大にぎわい
二ツ目:古今亭錦之輔さん
ジャグリング:ストレート松浦 二ツ目:古今亭錦之輔
ジャグリングのストレート松浦さん
紅白のちょうちんがいい雰囲気でした
真打:三遊亭遊吉 真打:三遊亭遊吉
真打の三遊亭遊吉さんは、いちご寄席4度目の出演
さて、午後一時半に開幕したいちご寄席。最初に登場したのは、リズミカルに張り扇を叩く姿も凛々しい女流講談師の神田蘭さんです。磯子マガジンは講談は初体験。「講談」という名前からして堅い、難しいものだと思っていたのですが、まったくそんなことはなく、軽快な話術を楽しませて頂きました。
ところで、講談中に撮った上の写真ではよくわからないかもしれませんが、蘭さんはとても綺麗な方でした。最近は女性の講談師がかなり増えているようで、にぎわい座にも講釈アイドル(!)神田京子さんの公演ポスターが貼ってありました。

続いては二ツ目の古今亭錦之輔さん。錦之輔さんは新作落語の担い手として期待されている若手噺家のホープ。「チョココロネ政談」という変わったタイトルの持ちネタもあるそうです。枕では、地元横浜在住の錦之輔さんならではの、東横線の最終電車が元住吉どまりで自宅に帰るまで難儀したエピソードが語られました。

ジャグリングのストレート松浦さんは、魔法のような手さばきで球や棒(なんて呼ぶのでしょう?)や、ビニール傘まで操り、驚きの歓声があがります。動きが非常にシャープで、とても見ごたえがありました。

横浜市中区に在住の真打・三遊亭遊吉さんは、いちご寄席になくてはならない方。話し始めただけで、会場の空気が変わってしまうような、そんなさすがの貫禄で客席を沸かせていました。

三遊亭遊吉さんのお話し 「近年は落語家の数は増えているんですが、寄席の数はとても少ないんです。ですので、にぎわい座のような場所はとても貴重。電車に乗れば15分ほどで来て頂ける磯子区の皆さんも、これを機会に落語や演芸に興味を持って頂けたらと思います。」

◆お知らせ
いちご寄席に出演した三遊亭遊吉師匠の「遊吉の会」が桜木町で開かれます。演目はTVドラマ『タイガー&ドラゴン』の第一話でもとりあげられた古典落語の『芝浜』ほか。
日時 2006年12月1日(金)、午後6:00開場 午後6:30開演
木戸銭 2,000円
演目 芝浜 ほか一席
ゲスト 神田紅(講談)
場所 横浜市社会福祉センター (桜木町駅前・救急医療センター4階)


◆参考リンク
アジアいちご基金 アジアいちご基金の活動の詳細はこちらのサイトをご覧ください。
横浜にぎわい座
落語芸術協会 会員プロフィール・ページで、三遊亭遊吉さん、古今亭錦之輔さんのプロフィールがご覧になれます。
ボーイズバラエティ協会 協会員紹介ページで、ストレート松浦さんのプロフィールがご覧になれます。
日本講談協会 profileページで、神田蘭さんのプロフィールがご覧になれます。
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