欽ちゃんの「茨城ゴールデンゴールズ」が浜スタに登場!
|
2006年9月23日取材 |
日本のプロ野球もいよいよシーズン終盤ですが、そんな中、話題のあの球団が横浜スタジアムに登場。萩本欽一監督率いる「茨城ゴールデンゴールズ」です。
対戦相手は神奈川県の社会人クラブチーム「神奈川BBトリニティーズ」。この日はテリー伊藤さんが特別監督をつとめていましたが、本来のGM兼監督は現役時代に巨人、中日で活躍した江藤省三さん。コーチに小川邦和さん(元巨人)、河野博文さん(元日ハム、巨人)、河村健一郎さん(元オリックス)、宮川和彦さん(元ベイスターズ)らそうそうたるメンバーが名を連ねるチームです。今春の都市対抗神奈川予選でも、同じクラブチームの強豪「横浜金港クラブ」と対戦し、見事勝利を飾っています。 |
|
ゴールデンゴールズは練習から楽しい
|
今回の試合では、開放された客席は内野席の一部だけでしたが、ゴールデンゴールズ首都圏初登場ということで、かなりのお客さんの入り具合。用意された席は満員になりました。球場には、朝早くから入場を待つ列ができていたそうです。
そして、そんなお客様を、試合前からたっぷり楽しませるのが欽ちゃん球団の真骨頂。練習のときも欽ちゃんがマイクを握り、選手たちに「欽ちゃん走り」を指導したり、インタビューしたり。試合が始まるまでの待ち時間も決して長く感じられません。 |
|
|
|
欽ちゃんとテリー伊藤さん、そしてトリニティーズの応援に駆けつけた松村邦洋さん |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
試合前の練習で「欽ちゃん走り」を指導し、客席をわかせる監督 |
|
|
ゴールデンゴールズに特別参加の駒田徳弘さん(元巨人、ベイスターズ)。 |
|
|
|
|
|
|
|
ということで、あっという間に時間の過ぎた試合前の練習でしたが、両監督から「今日の試合への意気込み」を聞くことができました。
欽ちゃん
僕が辞める(球団を解散する)って言ったとき、テリーさんが(辞めないでって)非常に叫んでたんですね。ですから恩があるんでね。心の中では(今日の試合では)ひどい目にあわせたいってのはありますよ(笑)。でもねー、あのねー、大きな声で叫んでたテリーさんのことを思うと、まぁいい勝負で片付けたいと(笑)、そう思っております。
テリー伊藤さん
欽ちゃんていうといい人のイメージがあるけども、今日は私は徹底的に悪人になって欽ちゃん球団をいためつけたいと思います(笑)。まぁ、私はあのー、ショッカー軍団みたいなもんですよね(笑)。
ところで、テリー伊藤のお兄さん、アニー伊藤さんもTBS「サンデー・ジャポン」(毎週日曜午前10:00〜)の取材でグランドを訪れていました。番組でその模様をご覧になった方も多いのではないでしょうか。 |
|
試合は真剣勝負! でも楽しい!
|
さて、いったんグランドを退いた欽ちゃんが、再度、一塁側のブルペンからリリーフ・カーで登場し、片岡安祐美選手による選手宣誓が行われて、午後2:00にいよいよプレイ・ボール!
いざ試合が始まってしまえば、そこは社会人クラブチーム同士の対決。ハイレベルなプレーが飛び出します。今回は親善試合なので特別ゲストの元プロ野球選手も出場したのですが、現役でプレーしていない駒田憲弘さんや、ギャオスこと内藤尚之さんは、どうもアマチュアの現役選手におされ気味。「そういうものなんだ、やはり日本の野球は層が厚いんだ」と感心し、納得した磯子マガジンでした。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
駒田選手は4番DH。サイズが合う左打者用のヘルメットがなかったのでしょう、右打者用のものをさかさまにかぶって打席へ。それにしても、現役時代に比べ、かなり横幅が増しておられました。 |
|
|
|
|
|
|
|
BBトリニティーズの助っ人・ギャオス内藤投手(元ヤクルト、ロッテ)は、自身の納得いかない投球にこのパフォーマンス。 |
|
|
これがゴールデンゴールズ名物、試合中の欽ちゃんによる解説です。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
終盤、片岡安祐美選手が代打で登場すると大歓声! 一般女性としても小柄な身長153cmをものともせずの全力プレーでした。 |
|
|
ところでゴールデン・ゴールズの名物といえば、萩本監督による試合中のマイク解説。試合中におしゃべりなんてどうかな、と思われる方もいると思います。磯子マガジンも「選手はもちろん、観てるほうも試合に集中できないんじゃないかな」なとど思っていました。
でも、テレビなどのダイジェスト映像ではそういう場面だけをとりあげられますが、実際は試合中のべつまくなしにしゃべっているわけではないんですね。要所要所という感じです。だからそれほど気にならないし、逆に、間合いの長いスポーツである野球の試合にほどよいリズム感が加わり、取材していてもとても楽しかったです。
それから、上の写真でもベンチ横に写っているフラダンスチームが、ゴールデンゴールズが得点をあげるたびにグランドに出てきてお祝いの踊り(?)を披露したり、欽ちゃんと球場内アナウンサーやウグイス嬢との楽しいやり取りなど(イニングの合間に審判のプライベートにまで突っ込んだ詳しいプロフィールが紹介されたりしました)、観客を飽きさせないようにする工夫にも「魅せる野球、エンターテイメント」を感じました。 |
|
ゴールデンゴールズが勝利して、テリーさんが罰ゲーム
|
試合は前半が投手戦、後半は点の取り合いとなり、最終的にはゴールデン・ゴールズが9−6で勝利! 試合を決めたのは8回裏に代打・泉名(せんみょう)選手が放った満塁ホームランでした。
試合後は敗れたBBトリニティーズのテリー伊藤さんが罰ゲーム。その模様は下の写真をご覧ください。 |
|
試合が終了し、観客に挨拶するゴールデンゴールズの面々 |
|
|
|
|
|
|
|
負けたBBトリニティーズのテリー伊藤・特別監督は、罰ゲーム。サルの着ぐるみでダイヤモンドを一周し、最後はヘッドスライディングでホームイン! |
|
※ |
今回の試合はニッポン放送『テリー伊藤 のってけラジオ』(月〜金、午後1:00〜3:00)の番組名にちなんで、BBトリニティーズは、「のってけ球団 神奈川BBトリニティーズ」として出場しました。スコアボードの「の」「のってけ」はBBトリニティーズのことです。 |
|
|
関連リンク
|
◆茨城ゴールデンゴールズ公式サイト
◆神奈川BBトリニティーズ公式サイト
◆この試合の無料動画配信(Gyao) |
|
磯子マガジン トップへ戻る |