IHIものづくり教室は画期的!!
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2006年7月15日取材 |
7月15日(土)、杉田のIHI(石川島播磨重工業)におつとめの若手有志が主催し、屏風浦小学校の子どもたちに「ものづくりの楽しさ、おもしろさ」を体験してもらおうという「IHIものづくり教室」が開かれました。
会場になった体育館には、子どもたちと保護者合わせて約170人が大集合。「ペットボトル潜水艦」「ブーメラン」「万華鏡」「ペットボトル・ロケット」の4つのコーナーに分かれ、暑い中、汗をふきふき、にぎやかにものづくり教室がスタートしました。 |
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万華鏡のコーナー。ほかにペットボトル・ロケット
のコーナーがあったのですが、撮り忘れ。
すいません。 |
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IHIものづくり教室が画期的な理由 |
さて、今回のものづくり教室が画期的なのは、IHIの若手有志が本当の意味で自主的に行ったイベントだということ。小学生の子どもがいるわけでもないIHIの若手社員、久布白(くぶしろ)圭司さんと藤田穣さん、いずれも28歳のおふたりが、ある日「ものづくり教室」を思い付き、会社内で仲間を集め、自ら行政や学校にオファーをして、仕事が終わってから連日試作品づくりなどの準備作業を行い、この日を迎えたのです。しかも、どこかから補助金をもらったわけでもなく、子ども達が持参できない材料や道具は自分たちのポケット・マネーを出し合ってそろえたんだそうです。
磯子マガジンが勉強不足なのかもしれませんが、こんなケースを聞いたのはまったく初めてです。想像力が豊かでないとこういう発想はなかなか生まれてきませんし、実行力が伴わないと夢物語に終わってしまいます。いや、やりますねー、いまどきの若者は!
スバラシイ!! |
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そして、ものづくり教室の様子ですが、子どもたちも、保護者の方たちも、IHIのお兄さん・お姉さんたちも、とても楽しそうに、一緒にモノを作り、完成したモノで遊んでいました。
久布白さんの話
僕も藤田も田舎者なんで(笑)、子どもの頃にいろんな遊びをやったんですよ。そういうのを今の子どもたちにも体験してもらいたいねって話になったのが最初のキッカケです。試作品づくりなどの準備は仕事が終わってからしていたんですが、これがなかなか楽しくて、ハマってしまいました。今後は他の小学校などでも開催してみたいですね。
※久布白さんは長崎出身、藤田さんは山口出身だそうです。
喜瀬PTA会長の話
今日は暑かったけど、皆さん一生懸命で楽しそうでした。IHIの方たちにはこんな素晴らしいことを、しかもボランティアでやって頂いて、すごく助かりますし、大きいですね。こんなイベントができたのも磯子区ならでは、屏風浦ならではなんじゃないかと思います。
羽根田副校長の話
こういった形で私どもの学校に協力を頂けて、たいへんありがたいです。参加者も大勢いて大好評ですね。これからも地域の方たちとのつながりを大切にして、いろいろな行事をやっていきたいと思います。 |
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おまけ |
学校の敷地内に綺麗なひまわりが咲いていました。もう夏ですねー。 |
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