トップ イベント
カレンダー
お出かけ
アドバイザー
根岸
タウンマップ
磯子
タウンマップ
杉田
タウンマップ
洋光台
タウンマップ
地元で働く!
求人情報
ブラス・カスミッシモの「ライブ・ショウ」は楽しい
2005年9月18日取材
吹奏楽団ブラス・カスミッシモの定期演奏会が磯子公会堂で行われると聞き、取材に行って参りました。当日とつぜん訪れたにも関わらず、こころよく取材に応じてくださったカスミッシモの皆さん、どうもありがとうございました。
はじまりは穏やかに
ブラス・カスミッシモの誕生は7年前、東永谷中学の吹奏楽部OBが高校時代に学生だけで結成した楽団だそうです。以来、徐々に仲間を増やし、東永谷中出身でない団員も増え、年1回のペースで続けてきた定期演奏会も7回目。ちなみに第3回以降の定期演奏会はずっと磯子公会堂を使っているとのこと。磯子区民としてはうれしいですね。

さて開演時間も迫った17時25分、急いで磯子公会堂に入ってみると・・・、いくら入場無料とはいえ、ほぼ満員の大盛況。これはすごそうだ。
ステージ左側 ステージ右側
はじまりはシックにおだやかに
指揮者の動きも普通
客席のライトが消え、団員がステージに登場。全員が黒い服に身を包み、いかにも「演奏会」といった雰囲気です。おだやかに力強く、楽曲は進んでいきます。
ところで楽団名のカスミッシモってどういう意味なんでしょうか。副団長の内川さんに聞いてみました。「音楽用語でフォルテシモ(強く)とかピアニシモ(弱く)とかありますよね。カスミッシモっていうのはそれをもじった言い方。演奏ミスでうまく出なかった音、かすれた音のことを言うんです。なんでそんなコトバを楽団の名前にしたのかは、よく知らないんですけど(笑)」
これは「演奏会」というより「ライブ・ショウ」
第三部スタート 踊るホーンズ
客席から現れた団員が行進しながらステージへ。
右へ左へ、激しく踊るホーンズ。
2度目の休憩明け後、第3部がカスミッシモの真骨頂? 真っ赤なおそろいのTシャツに身を包んだ団員が突然客席から現れ、まるでニュー・オリンズのブラス・バンドのように演奏しながら行進し、そのままステージにのぼっていきます。その後の曲でも、右へ左へ踊ってみたり、立ち上がったり歌ったり、とにかく賑やかで華やかで楽しい演奏が続きます。
寸劇 観客投票
手前の二人の格好もヘンだが、その右側にいる指揮者のいでたちもヘン。
寸劇の進行は観客の投票で決定!
そしてとうとう(?)、寸劇のようなものまで始まってしまいました。そのうえ劇の進行は観客の挙げるフダの色で決定する斬新なシステム。うーん、これはいったいなんなんでしょう。でも楽しい。

さて、ここまで読んできたアナタ。ページの先頭に戻って写真だけを見直してみてください。一番上の2枚の写真から2段目、3段目と下がってくると・・・ とても同じ夜に同じ場所で撮影した写真とは思えませんね。

そんなこんなで大変たのしかった定期演奏会もついにお開き。ブラス・カスミッシモは、この後も来年の2月まで頻繁な演奏活動が予定されているそうですので、ブラス・カスミッシモ公式サイトでチェックしてみてください。でもまだ、これからのスケジュールが書いてないような気も・・・ 今後の更新に期待しましょう。
三線 かものはしプロジェクト代表理事
沖縄の曲の演奏では三線も登場。
かものはしプロジェクトの活動内容を紹介する村田代表理事。
カンボジアで活動する「かものはしプロジェクト」のこと
今回のブラス・カスミッシモ7thコンサートは、「かものはしプロジェクト」のチャリティ・コンサートでもありました。会場に置かれた募金箱にはたくさんの募金が集まっていたようです。
「かものはしプロジェクト」はカンボジアの子どもたちを児童買春の被害から守るための活動をしているNPO法人。興味をもった方は下記サイトをぜひご覧ください。
かものはしプロジェクト公式サイト
演奏曲目
最後に、この日の演奏曲目を紹介します。終演は20:30でした。
 吹奏楽のための琉球幻想曲
 組曲「虫」
 ヴェスヴィアス
  (休憩#1)
 映画「1941」マーチ
 映画「第六の幸福をもたらす宿」組曲
  (休憩#2)
 ブルース・オン・パレード
 ジャパニーズ・グラフィティII 〜坂本九メモリアル〜
 ディズニー・メドレーIII
 サザエさん ア・ラ・カルト
10 カスミッシモ サンバマジック!
アンコール×2
磯子マガジン トップへ戻る
copyright (c) 2005 Isogo Community all rights reserved.