磯子区の有名人(3):中尊寺ゆつこさん

2006年6月19日作成
「磯子区の有名人」コーナー第3回は、磯子区の人に聞いても磯子区出身だということが実はあまり知られていない方。漫画家の中尊寺ゆつこさん(故人)です。

本名は小林幸子(こばやし・ゆきこ)、旧姓・藤原。昭和37年(1962年)生まれ、磯子小→岡村中。

週刊SPA!に連載されていた『スイートスポット』でブレーク。この作品から「オヤジギャル」という言葉が生まれました。ということは、オヤジギャルは磯子区が発祥の地になるのでしょうか?

中尊寺ゆつこという名前は、もともとは漫画用のペンネームではなくて、『ロシアバレエ団』というバンドに所属していたときのいわば芸名だったそうです。ケラ主宰のインディーズ・レーベル「ナゴム・レコード」でのリリース歴もあるバンドで、音楽面でもかなりの実力だったことがうかがわれます。

残念ながら2005年1月31日、S状結腸癌にて若くしてこの世を去られています。お墓が日野墓地にあり、近くの澤田石材店に記帳ノートが置かれているのだとか。

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