パソコン相談室 自己流のカベを突破しよう! |
2005年8月 |
パソコンはこれまで自己流でやってきたけれど、意外にまだわからないことがある。人に聞くのも何だか恥ずかしい。そんな方のためのパソコン相談室。第1回はキーボードの左上、「Esc」と書かれたキーの使いかたをご説明します。 |
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第1回 Escキーってなに? |
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キーボードの左上にあるEscと書かれたキーは何ですか? どんなときに使いますか?
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エスケープ・キーです。Escは英語のEscapeを略したもので「脱出」、「避難」などの意味があります。
その名のとおり、さまざまな困った状況から脱出するときに使う便利なキーです。なにか操作に失敗したときにエスケープ・キーを押せば、ひとつ前の状態に戻したり、いまやっている操作を中止したりできるのです。
たとえば、Excelにデータを入力するとき。「金額」の欄に間違って「品名」を入力してしまった・・・
★ここで、あわてず、さわがずエスケープ・キーを押しましょう。
あら不思議! 入力ミス直前の状態に戻ることができました。もちろんエスケープ・キーを使わずに、間違った文字をBack
Spaceキーで1文字ずつ消しても構いません。でもエスケープ・キーなら1回ポンと押すだけなのでとても簡単。いちど試してみてください。
エスケープ・キーを使えるのはデータ入力だけではありません。操作中に「あっ、しまった!」「うわ、失敗だ」と思ったら、何はともあれエスケープ・キーを押してみましょう。
●注意点
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エスケープ・キーが有効なのは操作が途中のときです。操作が終わってしまってからでは元に戻せません。
例えば上の例ではデータを入力中(「洗剤」の右にある縦棒が点滅している間)ならエスケープ・キーが使えますが、Enterキーなどを押して操作を完了した後(縦棒が消えた後)では、元に戻りません。そういうときは、間違った文字をデリート(Delete)キーで消してから、正しい文字を入力し直してください。 |
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エスケープ・キーを何度も押すと、後戻りしすぎてしまうことがあります。連続して押し続けるのではなく、1回押すたびに結果がどうなったかを画面で確認してください。
特にホームページのアンケートや会員登録などで文字を入力しているときにエスケープ・キーを押しすぎると、それまで入力した文字がすべて消えてしまうこともあります。 |
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