プララ杉田で地道に続いている気仙沼復興応援市

２０１４年８月３０日取材

京急杉田駅直結のショッピング・モール「プララ杉田」の１階パティオ広場で開催されている気仙沼復興応援市に行って来ました。会期は８月３０日（土）と３１日（日）の２日間。

ずらりと並んだ気仙沼の名産品の数々。７人の販売スタッフの皆さんは、この日のために気仙沼から横浜に出張に来たそうです。

今回は、ふかひれに力を入れたということで、化粧箱入り8,800円の高級品をはじめ、さまざまな品揃え。

プララ専門店会の佐藤会長が、各種イベントで力を入れて販売してきた気仙パン（左手前の数種類）は、おそらく磯子区ではかなり有名になっていることでしょう。

食品だけでなく、気仙沼を思い起こす絵柄をあしらったポーチやコイン・ケース、カード・ケース、手ぬぐい、ストラップ、スマホ用イヤホンジャックなどなどのグッズも販売されてます。

磯子マガジンのおすすめは「メカジキのハモニカ煮」（左）。美味しいです！「メカジキのカマトロ煮」（右）も美味しいらしいです。

商品の説明をしながら、コミュニケーションのある販売。

東日本大震災の映像も上映。座って見られます。もちろん無料。

プララ杉田専門店会は、以前から気仙沼の商店街を応援しており、今回のような気仙沼の物産展が、プララや区内のイベント会場などで、不定期で開催されています。最初のうちは、「気仙沼から仕入れた商品をプララの人たちが販売する」というスタイルでしたが、最近では、気仙沼地域開発（株）という気仙沼の会社が地元で特産品を仕入れ、同社のスタッフの人たちが気仙沼から横浜まで販売に来る、という方式になっています。

磯子マガジンが話を聞いた同社の若い男性スタッフは、１０代のころ、気仙沼の大島の会社で仕事を始めた直後に東日本大震災で被災し、解雇となり、その後、気仙沼地域開発に入社。今では毎週のように週末、東京や神奈川に出張に来て、郷里の品を販売しているそうです。気仙沼の自宅は津波で流され、今でも仮設住宅で暮らしているとのこと。

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ところで、今回は、会場内にステージと客席が設けられ、親斗（ちかと）さんこと吉田親人さんによるアコースティック・ライブも随時行われていました。

親斗さんは、気仙沼出身で、１０年以上前に東京に出てきて音楽活動を続けているそうです。現在は「気仙沼観光大使」でもあります。この日は故郷を応援するためのミニライブ。

関連リンク
○気仙沼地域開発（株）公式サイト
○親斗（吉田親人）公式サイト

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