綺麗な和菓子を自分で作る

２０１４年８月２２日取材

磯子の大規模マンション「ブリリアシティ横浜磯子」。そろそろ「プリンスホテル跡地」という呼び方は必要なくなってきたでしょうか。そのブリリアシティの中で和菓子づくり講座が開催されるとのことで、取材に行ってきました。

講師は、磯子風月堂（バス停「浜」より徒歩１分ほど）の石原真佐美さん。講座も、磯子風月堂と磯子タウンマネジメント倶楽部（※）の共催です。

※	磯子タウンマネジメント倶楽部は、ブリリアシティ横浜磯子に住んでいる人はもちろん、近隣の住民も近隣会員として参加することができるクラブです（詳しくはコチラ）。今回のような料理教室系の行事のほか、フラワーアレンジメントやヨガの教室なども開催しています。

今回の講座テーマは「菊花多彩」（きっかたさい）。いろいろな形の菊の花を和菓子で表現します。
それでは、正式名称「手作り和菓子講座」の様子をご覧ください。

会場はブリリアシティのＤ棟内にあるキッチンスタジオ。

磯子タウンマネジメント倶楽部の青塚さんの挨拶で講座スタート。

講師の石原さんは和菓子屋のムスメというブログで、ご自身撮影のとっても素敵な和菓子の写真の数々を披露されています。

これが今日の材料と道具。左上の濡れ布きんで材料を何度もしめらせるのが、上手に形を作るポイントのようでした。

みんなの注目の的になっているのは・・・

真ん中の黄色い部分です（ちなみにこの鋏菊[はさみぎく]という見事な和菓子は、先生が作ったお手本）。この黄色い部分をどうやって作るかというと・・・

押し棒という、木でできた道具の先のくぼみに、黄色い部分をセットして、こんな感じ（↑）でスタンプを押すようにします。押し棒は東急ハンズなどの製菓売場で２０００円ぐらいで売ってるそうです。

こちらは何を？

ハサミで切り込みを入れています。１００円ショップでも売っている眉ハサミでOKだそうです。

説明が終わったら、参加者の皆さんがチャレンジする番です。親子連れは３組参加。とても楽しそうです。

こちらは、兄弟で参加。

大人チームも楽しそう。合間に「近所で美味しいお店」の情報交換もされていました。

これは、参加者の方が作った梅の形の和菓子。素人目には、このままお店に並べられそうです！初めてでここまでできるんですね。

○	今回作ったのは上生菓子（じょうなまがし）。舌でも目でも楽しむ、芸術品のようなお菓子ですね。一方、分類としては並生菓子（なみなまがし）というものもあって、かしこまっていないというか、大衆的なものというか、例えばお饅頭とか団子とかも並生菓子の一種だそうですが、販売するときにそれらをわざわざ並生菓子と呼ぶことはあまり無いそうです。

○	趣味としての和菓子作りは、とても手軽に始められそうでした（もちろん、究めるのは簡単ではないと思います）。材料は、そごう横浜店B2Fの富澤商店などで購入できるそうです。道具も、鋏（はさみ）は１００円ショップで、押し棒が東急ハンズで購入できます。火も使いません。包丁も要りません。

○	和菓子作りは、作っているときは、料理というよりは美術・芸術に近い感じです。彫刻とか粘土細工のような。で、最後には作品を食べられる！これは楽しいです。でも、作品が思い通りにできればできるほど、食べるのが惜しくなってしまうのかも。

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それでは最後に、参加者の声をどうぞ！

大人「子ども向けのイベントに（保護者として）参加したことはありましたが、子どもも大人も一緒に楽しめるイベントは初めてです。とても良かったです」

大人「和菓子を見た子どもが『作ってみたい！』と言ったのですが、ちょうどそんなときにこの講座が開催されるのを知り、参加しました」

大人「楽しかった！料理教室っていろいろありますけど、和菓子教室は初めてでした」

大人「楽しかったです。和菓子を作るのは難しいかなと思ってましたけど、もちろん簡単ではないですけど、火も使わずに、子どもでもできるし、良かったです」

子ども「難しかったけど、楽しかった！おいしかった！」

関連リンク
○磯子タウンマネジメント倶楽部（ブリリアシティのサークル。居住者以外でも加入できます）
○磯子風月堂公式ブログ（和菓子屋のムスメ）

おまけ写真

最後に、ブリリアシティの展望台から見える磯子の海の写真をどうぞ。この、展望台というか展望スペースは、住民以外でも利用可能なエレベータ（有料：片道数十円）を昇ったところにあり、日中は誰でも入れます。

向こうに見えるのは千葉ですよね、たぶん。
拡大＝1024×768ピクセル｜1920×1080ピクセル

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