五木ひろしらとコンピ競演記念、水木昌平ディナー・ショー

２０１３年１２月１０日取材

磯子出身・在住の演歌歌手・水木昌平さんが、新横浜のソシア２１（港北区）でディナー・ショーを行いました。

水木さんの『Forevermore横浜』が、徳間ジャパンから１０月に発売された歌謡曲・演歌のコンピレーション・アルバム『我が故郷の歌綴り《関東編》』に収録されたことを記念してのディナー・ショーです。アルバムには、関東の“ご当地ソング”全１４曲が収録されています。そのメンツがなかなかすごい。今年も紅白歌合戦に出場する五木ひろしさん（４３回目！）をはじめ、吉幾三さん、千昌夫さん、北原ミレイさんなど超メジャーな方たちが参加しているのです。

さて、ディナー・ショーの会場は、平日（火曜日）にも関わらず、ご覧のように満員。

会場は、ソシア２１で一番大きな部屋「ザ・ウィング」でした。

司会は池慎弥（いけ・しんや）さん

後援会長の小山さんからご挨拶

会場内にある階段から水木さん登場！普段はこの部屋は披露宴会場なので、新郎新婦がここから入場するものと思われます。

１曲目は、今回のディナーショー開催のきっかけとなった『Forevermore横浜』

シャボン玉が乱舞するなか、熱唱

客席ではペンライトやサイリウムが乱舞

第一部は、『よこはまたそがれ』『釜山港へ帰れ』『そして神戸』などのカバー曲中心

客席との触れ合いがディナーショーの大きな魅力ですね。
第一部の締めはデビュー曲『望郷譜』でした。

さてここで、客席のスナップ・ショットをお届けします。磯子のあの人が写っているかもしれません。ちなみに左の写真の左のお二人はヘアー＆エステMAKINO（プリンスマンション１階）のオーナーとお嬢さん。「僕は生まれてからずっとMAKINOさんでしか髪を切ったことがありません」と昌平さん。

こちら、右の写真の右の女性は、クリーニング店「ラブリー森店」のオーナーです。

はい、ここでちょっとひと休み。『我が故郷の歌綴り《関東編》』の収録曲を紹介します。

１．上野に五時半　（千昌夫＆コロッケ）
２．よこはま・たそがれ　（五木ひろし）
３．吉祥寺　（吉幾三）
４．思い川　（森若里子）
５．表参道午前二時　（竹島宏）
６．東京娘　（桜たまこ）
７．Forevermore横浜　（水木昌平）
８．東京ブギウギ
９．矢切の渡し　（北原ミレイ）
10．Tokyoに雪が降る
11．渋谷のネコ
12．ラブ・ユー・トゥナイト横浜編（松本あゆみ）
13．雪が降ったよ新宿に　（コロッケ）
14．新宿そだち　（津山洋子、大木英夫）

横浜にちなんだ歌は３曲。昔から、横浜を歌った曲は、ものすごくたくさんありますね。『伊勢佐木町ブルース』（青江三奈）、『ブルー・ライト・ヨコハマ』（石田あゆみ）、『ふりむけばヨコハマ』（マルシア）、『ヨコハマ・ホンキートンク・ブルース』（藤竜也）、『LOVE AFFAIR ～秘密のデート』（サザン･オールスターズ）などなど、などなど。

ところで上記赤字の北原ミレイさんをご存知でしょうか。わからないという人は、少し年上の人に聞いてみてください。きっとわかる人がいるはずです。北原さんは、『ざんげの値打ちもない』という、タイトルはもちろん歌詞の内容もインパクト大の曲で１９７０年にデビュー（作詞は阿久悠）、１９７５年には『石狩挽歌』が大ヒットしました。

その北原ミレイさんが、なんと今回のディナー・ショーのサプライズ・ゲストで登場！

我が故郷の歌綴り収録記念水木昌平ディナー・ショーのサプライズ・ゲスト北原ミレイさん

真っ赤なドレスも颯爽と、客席の視線を一気に集めた北原ミレイさん。

昌平さんも舞台袖から熱視線を送ります。

代表曲の『ざんげの値打ちもない』『石狩挽歌』に加え、新曲『涙の翼』も披露。

旧知の間柄である徳間ジャパンの梶田プロデューサー（中央）も加え、談笑。
昌平さんは先輩を前に少し緊張ぎみでしょうか？

ここで、コンピレーション・アルバムに収録された『Forevermore横浜』について、紹介します。

この曲は、水木さんにとって初めてのご当地ソングで、曲調は初めてのムード歌謡というおもむき。歌詞には「山下公園」「元町」「マリンタワー」「馬車道」といった横浜の有名スポットが登場します。そんな中でちょっとマニアックなのは「スカンディヤ」。大桟橋に向かう交差点の角にある老舗北欧料理レストランです。ただ、マニアックといっても横浜に昔から住んでいる人はよくご存知のお店でしょう。ドラマ『シェアハウスの恋人』（日本テレビ）でも、オープニング・テーマのバックにスカンディヤの交差点が映っていました。

なお、『Forevermore横浜』が発表されたのは２０１２年１０月。水木さんのサード・シングル『あの娘が好きだよ』のカップリング曲でした。両曲とも、水木さんの公式サイトで試聴できます。

さぁ、それではここから怒濤の第二部～第三部です！