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目印はピンクのチェッカー・フラッグ

2013年7月5日取材
東京スマート・ドライバーのシンボル・マーク、ピンクのチェッカー・フラッグ高速道路の料金所などで、右のようなピンクのチェッカーフラッグを見たことはありませんか。首都高速の交通事故を減らすことを目的にした、市民発の運動「東京スマートドライバー」のシンボル・マークです。

映画『おくりびと』の脚本を担当した脚本家・放送作家の小山薫堂(こやま・くんどう)さんが発起人となり、2007年に始まったこの運動。主旨に賛同する市民はもちろん、首都高速道路株式会社をはじめ、さまざまなパートナー企業も参加して、今では全国的な広がりを見せています。「神奈川スマートドライバー」もそのひとつ。

神奈川で代表を務めるのは、東京スマートドライバー発足時からのメンバーで、磯子区在住の会社経営・山本壌さん。「神奈川で運動を広めるなら、自分の地元・磯子区から」という強い思いがあり、スマートドライバーの主要な事業のひとつ「ゆるや傘」200本を磯子区に寄贈されました。
神奈川スマートドライバーが磯子区に「ゆるや傘」を寄贈
坂本区長(左)に、神奈川スマートドライバー代表の山本壌さん(右)から、ゆるや傘とその資料が贈られました。
神奈川スマートドライバーが磯子区に「ゆるや傘」を寄贈 神奈川スマートドライバーが磯子区に「ゆるや傘」を寄贈
運動の近況を区長に説明する山本さん
200本のゆるや傘
神奈川スマートドライバーが磯子区に「ゆるや傘」を寄贈
山本さんと、坂本区長と、磯子区役所職員の方たち。総合庁舎正面入口の「善意の傘」の置き場の前で記念撮影。「雨の日は交通事故が5倍に増える」というデータから、傘には注意喚起の「5」マークが大きく入っています。
「ゆるや傘」は、遠くからでも目にとまりやすいピンクのチェッカーフラッグをあしらったビニール傘。歩行者がこの傘を差しているのを見たら、ドライバーには交通安全の気持ちを思い出してもらいたい、そういう気持ちが込められています。レースではゴール地点で振られるのがチェッカーフラッグですが、一般のドライバーにとっては、「安全に家に帰ることがゴール」という意味もあるそうです。

今回、神奈川スマートドライバーから磯子区に贈られた「ゆるや傘」は昨年より50本増の200本。サイズも少し大きくなって、大人でも使いやすいとのこと。

磯子区役所では、区役所や地区センター、コミュニティ・ハウス、杉田劇場、磯子スポーツセンターなどの公共施設に無料レンタル用として配備予定です。急な雨が降ったときに、この傘を貸してもらい、交通事故を少しでも減らしましょう! (後日、ちゃんと返しましょう!)

なお、スマートドライバーには誰でも簡単に、さまざまな形で参加できます。趣旨に共感した方、ぜひ参加したいと言う方、こちらに参加方法が書いてあります

関連リンク
東京スマートドライバー 公式サイト
ゆるや傘の説明(上記サイト内。昨年キャンペーン時のもの)
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