動きやすくて、デザインも素敵な仕事用エプロンお披露目
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2012年5月20日取材 |
子育てスペースや介護の現場のスタッフさんなど、身体を動かす仕事をしている人のためのエプロンを、磯子のデザイン企画室「NOB
Design Room」(ノブ・デザイン・ルーム)が商品化に向けて開発中です。先日、そのトライアル版が完成し、洋光台駅前の親子スペース「子育てキディ・洋光台」でお披露目されました。 |
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鮮やかなピンク系統の配色です。(実物は写真よりもう少し落ち着いた色合い) |
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ジーパンのコインポケットのように、スマホやケータイがちょうど入るサイズのポケットがついてます。 |
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後ろ姿はこんな感じ。ヒモでくくるタイプではないので、下に着ている服も見えず、すっきり。 |
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デザインを担当した葛西由季子さん(NOB Design Room専属デザイナー)を囲んで記念撮影。 |
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後日、実際にお仕事中の様子を撮影させて頂きました。「どんな姿勢になってもキツく感じないし、裾を踏んじゃうこともなくて動きやすい!」と好評でした。おふたりとも声をそろえて「生地のツルツルした感じが好き!」とも。 |
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デザインを担当した葛西由季子さんによると、「介護のお仕事とか大変なこともあると思うんですけど、仕事に夢を持ってもらえたらと思ってデザインしました」とのこと。その機能ポイントとデザイン・ポイントを詳しく教えてもらったので、ご紹介します。
【機能ポイント】
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やぶれにくく丈夫で、吸汗速乾の生地を使用。前面は撥水なので汚れが付きにくい。背面は通気性が高いニット。 |
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柔らかくて軽いので、ゆったりしていて着心地が良い。スリットが入っていて動きやすい。 |
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左右のボタンのどちらかを外すだけで上からすっぽり脱ぎ着できるので、左利きでも、右利きでも楽々。 |
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ポケットが前面に4つ。ケータイ・スマホ用ポケット、ペンを入れる深めのポケットなどがあり便利。 |
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前面にボタンがあり、ボタン穴付きのタオルなどを気軽に留めておける。 |
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ケガをしないよう、ファスナーや歯止めなど金属類は使っていない。ヒモも、掴まれたり絡んだりすると危ないので不使用。 |
【デザイン・ポイント】
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ホームウェアとしても着られる、“エプロンじゃないエプロン”。機能性だけでなく、デザイン性も追究。 |
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着心地はゆったりしているけれど、見た目はすっきりスマートなスタイリング。 |
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従来のエプロンは、後ろから見ると背中やお尻が丸見えになってしまいイヤだ、という声が多かったので、背中側も全面に生地を使用。 |
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色はファッション性を考えたオリジナル・カラー。 |
というわけで、このエプロンに興味をお持ちの方は、NOB Design Roomまでお問合せください。
なお、このエプロンは企画・デザインを葛西さんが担当し、縫製や生地手配などの生産に関わる部分は、カイタック株式会社が担当しました。カイタックはジーンズで有名なトップ・アパレル・メーカーで、今回のエプロンの生地は、その技術力を生かしたオリジナル品とのこと。
今後は、実際に仕事場でエプロンを着てみたスタッフの声を取り入れつつ、ピンクやネイビーなどのカラー・バリエーションも増やして、商品化を進めていくことになるそうです。某大手メーカーと協働する話も進んでいるとのこと。
また、子育てキディ・洋光台のスタッフがエプロンをモニターすることになったのは、キディの運営に協力しているNPO法人コミネット・ヨコハマとNOB Design Roomが、障碍者の自立を支援する等身大肖像画アートの活動で協力関係にある縁から。「今後は肖像画をあしらったエプロンが作れたら」とNPOの新井代表の弁。
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そしてまた後日、こんどはNOB Design Roomにお邪魔して、葛西さんの“お仕事現場”を撮影させて頂きました。ここからブランド「YUKIKO
KASAI」の洋服や、さまざまなアパレル商品が「ヨコハマ発のファッション」として日夜生み出されているのです。 |
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関連サイト
○NOB Design Room 公式サイト
○子育てキディ・洋光台 公式サイト
○NPO法人コミネット・ヨコハマ 公式サイト
○カイタックグループ 公式サイト |
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