一枚の写真から　～上野がルーツの時計屋さん～

２０１１年６月８日訪問

（2011年6月8日撮影）

今年に入って２日目の完全オフ日！磯子マガジンは上野に行って、パンダや、レンブラントの版画や、写楽の浮世絵や、手塚治虫の『ブッダ』原画などなどを見て来ました。

さぁ、そろそろ磯子区に帰ろうか・・・。そんなタイミングで思い出したのが洋光台の岸時計店。以前、取材したときに、岸時計店のルーツは上野駅前にあり今でも営業中だ、と聞いていました。せっかくなので、遊びに行ってみよう。

というわけで、探しました。すぐに見つかりました。それが上の写真です。上野駅から徒歩約３分。地図で測ってみたら、２００ｍぐらいです。

※	おことわり：この日はオフ日でちゃんとしたカメラは持っていなかったので、このページの写真は全てケータイで撮影したものです。

いました、洋光台店の石川店長！突然の磯子マガジンの訪問に、「洋光台でしか会わないはずの人がなぜここに!?」と驚かれていました。

店内に飾られていた写真はかつての岸時計店。右隣の土地に瓦礫があるのは、戦争ではなく関東大震災（大正12年）の後だから、だそうです。

店名が「岸」なのは、石川店長のお母さんの旧姓から。岸店長の伯母さん（お母さんのお姉さん）が社長さんなんだそうです。

そして、上野の駅前という立地なだけあって、近隣のお店も歴史のあるところばかりで、明治１６年創業の岸時計店はまだまだヒヨッコ、らしいです。ちなみに、明治１６年は上野駅ができた年でもあります。