|
第1回杉田落語会
昭和53年(1978年) 8月28日(月)
杉田スタンプ会館 |
|
佐藤さんは、大学生のとき、船旅で三遊亭友楽さん(現在の6代目三遊亭圓橘さん)と知り合い、それが縁で、後に佐藤さんの地元・杉田で「杉田落語会」を開くことになりました。
記念すべき第1回は、今から30年以上も前の8月の平日。会場はぷらむろーど杉田商店街の杉田スタンプ会館。出演は、林家九蔵(くぞう)さんと三遊亭友楽さん。九蔵さんは、笑点でおなじみの現在の三遊亭好楽さん。友楽さんは現在の6代目三遊亭圓橘さん。当時はお二人とも二ツ目でした。 |
|
第2回杉田落語会
昭和53年(1978年) 10月26日(木)
横浜銀行杉田支店 |
|
2ヶ月後に開催された第2回杉田落語会で、早くも会場が変わりました。新しい会場は横浜銀行
杉田支店(当時はまだ、らびすたはなく、新杉田駅前に横浜銀行の建物がありました)。第1回の杉田寄席が開催されているときに、商店街をたまたま通りかかった横浜銀行・杉田支店の当時の支店長が、寄席の会場から聞こえてくる笑い声に耳を留め、「次はぜひウチで!」と申し出てくれたのだそうです。出演者には三遊亭楽太郎さん(当時は二ツ目)の名前があります。現在の6代目三遊亭圓楽さんです。 |
|
第3回杉田落語会
昭和54年(1979年) 1月18日(木)
横浜銀行杉田支店 |
|
第1回・第2回には、真打の落語家さんは出演していませんでしたが、年が明けて開催された第3回には、真打の古今亭志ん駒さんが登場しました。このことからも、落語会が順調に大きくなってきたのがわかります。 |
|
第4回杉田落語会
昭和54年(1979年) 5月8日(火)
横浜銀行杉田支店 |
|
第4回では、これまた笑点でおなじみ、林家木久蔵さん(現・林家木久扇)が出演。当時、既に真打でした。また、余興として紙杉田の林家一楽さん(現・林家正楽)のほか、地元・杉田の子どもたちが踊りを披露しました。大雨にも関わらず、225人のお客様が集まったそうです。 |
|
第5回杉田落語会
昭和54年(1979年) 10月3日(水)
横浜銀行杉田支店 |
|
区切りとなる第5回には、大御所の桂歌丸さんが出演。佐藤さんは、ハワイで出演交渉したそうです。また、最後に全員で大喜利が行われたと書かれています。それにしても、1年と1ヶ月あまりで5回も開催された杉田落語会。当時はかなりのハイペースだったんですね。 |
|
第6回杉田落語会
昭和55年(1980年) 1月11日(金)
横浜銀行杉田支店 |
|
直後の2月1日に「大日本落語すみれ会」が結成され、のちに「円楽一門会」になります。同会の現在の主要メンバーが総出演していますね。現会長の三遊亭鳳楽さん、幹部の林家九蔵(現・三遊亭好楽)さん、三遊亭友楽(現・三遊亭圓橘)さん、三遊亭楽太郎(現・三遊亭圓楽)さん。すごい顔ぶれです。 |