らびすた新杉田の広場に消防車
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2011年3月1日取材 |
3月1日(火)の午前中、らびすた新杉田の広場で、消防車が集まっているのを見た方は、「なにか事件か!?」「火事が起きた?」と心配した方も多いのではないかと思います。実際は、この日から始まった春の火災予防運動の一環で行われた杉田劇場の消防訓練でしたが、でも、そのように心配することは正しい反応、防災には役に立つ考え方のようです。その理由は記事の中ほどで・・・ |
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杉田劇場のホールでイベント開催中に地震が発生し、ステージ上の蝋燭が倒れて・・・ |
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火事になったという設定。赤いランプが火事を示します。避難と消火活動スタート。 |
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磯子消防署と杉田消防出張所から計5台の消防車が出動。 |
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磯子消防署の坂野署長の講評に、「なるほど!」と思うお話がありました。
それは、「勝手に安全に結び付けると、大きな災害になりやすい」ということ。例えば、なんか変なニオイがするな、とか、ちょっと煙が出てるかな、などと気付いたときに「でも、設備の点検なのかもしれない」と勝手に思い込んで何もしないでいると、本当の火事だったときに被害が広がってしまう。実際に過去、そういうケースが多かったんだそうです。
ですから、ちょっとおかしいなと思ったら、周りの人に声をかける・報告する、火事じゃないかをきちんと確認する、そういう行動が大切。なので、記事冒頭に書いたように、事件じゃないか、火事じゃないかと本当に疑う気持ちは正しいということです。だからといって、あわてるのも良くなくて、落ち着いて行動して、もし火事じゃなかったらそれはラッキーだと思えば良いのではないでしょうか。
杉田劇場中村館長の話
「今回は杉田劇場のスタッフだけじゃなくて、杉劇リコーダーず(杉田劇場で活動しているリコーダーサークル)の皆さんにも参加してもらって、できるだけ本当の火事に近い状況で、避難のシナリオも細かいところまでは伝えずに実施しました。そうしたら、避難しなきゃいけないのに火元を見に行っちゃったり、非常階段の場所は一応教えておいたのに違う方に行っちゃったり。人っていうのは、訓練でさえびっくりするような行動をするものなんだと、非常に勉強になりました。
今回は、杉田劇場としてはこれまでで最大の防災訓練で、お隣の保育園の園児たちや、らびすたのテナントの人たちも参加してくださって、磯子消防署の方もとても協力的で、とってもいい訓練をさせてもらいました。ありがとうございました。」 |
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ここが杉田消防出張所です。新杉田駅と磯子駅の間、産業道路沿いにあります。 |
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関連リンク
○磯子消防署 公式サイト
○杉田消防出張所の紹介ページ (磯子消防署 公式サイト内) |
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