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横浜プリンスホテル跡地の都市計画原案の縦覧

2010年4月作成
横浜プリンスホテルの跡地にマンションを建てる計画についての情報です。

4月19日(月)まで、都市計画の「原案」が縦覧されています。縦覧とは聞きなれない言葉ですが、要するに都市計画原案を見ることができます。場所は、中区の建設局 都市計画課(相生町3-56-1 JNビル5階)です。

また、同じもの(正確には原案の写し)が、磯子区役所1階の受付(区制推進課 広報相係)でも閲覧できます。

なお、一般的な使い分けとして、「縦覧は誰でも見られる」「閲覧は請求すると見られる」ということらしいです。都市計画課に確認しましたが、都市計画課でも、磯子区役所でも、どちらでも同じものを見られるそうです。


ところで、都市計画とは何かということですが、ザックリ言うと、「横浜プリンス跡地を今後どうするか」、さらに言えば「どんなマンション施設を作るか」の計画書です。ただ、複雑なのが、都市計画には幾つかの段階があるということ。現状に辿り着くまでに、これまで大まかに、こんな段階を経てきました。

(1) 開発業者が都市計画提案書を作り、横浜市に対して、都市計画を「提案」
 ↓
(2) 横浜市の評価委員会が、この都市計画を採用するか判断
   (正確には「都市計画決定をするか否かを判断」)
 ↓
(3) 採用することになり、横浜市が、都市計画素案を作成
 ↓
(4) 素案に対する公聴会を開催
 ↓
(5) 公聴会の内容を踏まえ、横浜市が、都市計画原案を作成
  (今回のプリンス跡地の都市計画については、素案が変更なしに原案になったそうです)
 ↓
(6) 条例に基づき、原案を縦覧  ←ここが現在


そして、これからの流れですが・・・

(7) 原案に対する意見書を受付(4月26日まで) 意見書の様式等、詳細はコチラ
 ↓
(8) 法律に基づき、原案を縦覧
 ↓
(9) 横浜市の都市計画審議会へ付議される
 ↓
(10) 審議会で都市計画が確定した場合は、開発業者が各種の建築許可などなどを申請し、通れば工事が始まる


という風になるようです。


なお、これまでのもろもろの資料は、インターネットでも見ることができます。横浜市建築局の都市計画課のページをご覧ください。ここの各コーナーに資料が散在しています。「磯子三丁目地区地区計画」という言葉が含まれているリンクを開くと、PDF形式の資料を見ることができます。

磯子駅近辺から汐見台方面へ行くためのエレベーターについて、通称「プリンス坂」の公道化について、など多くの人が気にかけている事項の、計画や現状も記載されています。

例えば、今年2月19日に開催された公聴会の記録によると、横浜市は次のような「考え方」を示しています。

プリンス坂と呼ばれている敷地内私道については、事業者から私有道路の寄附についての事前調査依頼があり、寄附を受けるための条件等について回答しています。今後は、公道化に向けた具体的な協議を行うなど、事務手続を進めることになります。

御意見のエレベーターについて、横浜市が維持管理等を行う予定はありません。提案者は、エレベーターとトンネルについては、周辺地域の住民が有料で利用することを可能とすることとしています。また、提案者は、担保策に関する考え方として、エレベーターとトンネルの運用ルール及び利用料金等に関する覚書を周辺自治会と締結し、マンション管理組合に承継すること、エレベーターとトンネルの周辺住民への開放についてマンションの管理規約に明記すること、マンション売買契約時に前述の2点を重要事項説明書に明記して、購入者に説明し、理解を得たうえで契約を締結すること、エレベーターとトンネルの周辺住民の利用等について、案内を掲示することなどを示しています。

※文中の「事業者」「提案者」とは、開発業者のこと。
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