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新杉田からバスで新しい入管まで行ってみる

2009年6月1日取材
磯子区に住んでいて、新杉田駅発の「61系統」のバスに乗ったことがあるという人は少ないと思います。片道15分ほどの短い路線で、しかも海沿いの工場地帯を走っているので、周りに住宅もあまり無いからです。

その61系統が、6月1日にバス停ひとつ分、路線延長されました。延長の理由は、これまでの終点「鳥浜町」の少し先に、同日、入国管理局(※)が移転してきたから。61系統の終点は新しく設置された「入国管理局前」になりました。
※正確には、東京入国管理局の横浜支局。以前は中区にありました。

磯子マガジンは、この機会に61系統を体験してみたいと思い、路線延長がスタートした6月1日の午後、取材に行って来ました。
横浜交通開発バス61系統 横浜交通開発バス61系統
ちょうど、新杉田駅を出発した61系統に遭遇しました。この後、もう一度左折してJRのガードを再びくぐり、海の方に向かいます。
横浜交通開発バス61系統
新杉田駅のバスターミナル。61系統の乗り場は一番奥です。このターミナルからは他に294系統(なぎさ団地、富岡バスターミナル)、117系統(三菱金沢工場前)、215系統(大谷団地)が出ています。
新杉田駅のバスターミナルに着くと、61系統を運営する「横浜交通開発(株)」の職員の方たちが数人、延長された路線をケアするための仕事をしていました。お客様の案内をしたり、新しい時刻表を配布したり、終点と連絡を取ってトラブルが発生していないか確認したりと、忙しそう。

横浜交通開発 磯子営業所の秋澤所長によると、これまでの61系統は、路線沿線の会社に勤めている人が主な利用者だったそうです。が、今回の延長により入国管理局を利用者や入国管理局の職員も乗車するようになります。

そのため、平日に全部で23本の増便をしたとはいえ、特に朝のラッシュ時に乗客がバスに乗り切れるかどうかが懸案でした。万一乗車漏れがあったときに備え、この日は「続行便」と呼ばれる臨時便を、いつでも発車できるようにターミナルに待機させていたそうです。

結局、ラッシュ時も無事すべてのお客様が乗車できて、続行便の出番はなく、磯子マガジンが取材に行った午後3時頃の時点まで、他にも大きなトラブルはなく、職員の方たちもホッとしたようでした。

ちなみに、一番多かった便の乗客数は約60人。一便あたりの平均乗客数は12〜13人程度。以前は乗客が1〜2人、ときには0人ということも少なくなかったそうですから、かなりの増加です。

さぁ、それでは磯子マガジンもいよいよ61系統に初乗車。入管に行ってきます!
横浜交通開発バス61系統 横浜交通開発バス61系統
見た目は横浜市営バスですが、市バスから委譲された「横浜交通開発」のバス路線です。
14時27分発の乗客は、ちょっと少な目の8人(磯子マガジン含む)。
横浜交通開発バス61系統 横浜交通開発バス61系統
往路(下り)のみ、杉田臨海緑地の方に迂回していきます。
磯子区境を越えたところ、国道357号の両脇には日本飛行機という、飛行機(ボーイング機)や人工衛星の部品を作っている会社があります。
横浜交通開発バス61系統 横浜交通開発バス61系統
南部市場の前を通過。この辺まで乗降客は無く、ノンストップでバスはどんどん進みます。
「鳥浜町中央」で二人、「鳥浜町」で一人、乗客を降ろした後、時刻どおり、新杉田駅から約15分で入国管理局前に到着。
横浜交通開発バス61系統 横浜交通開発バス61系統
奥の建物が6月1日にオープンした入国管理局
帰り(上り)のバス停は、ロータリーを出たところ
横浜交通開発バス61系統 横浜交通開発バス61系統
近くには、移転のお知らせが貼られた旧鳥浜町バス停が残っていました。
ちょっと歩けば、海があります。
61系統ミニ情報
61系統は、一部、磯子駅出発・終点の便もあります。ただ、本数は非常に少なく、平日の朝夕と土曜・休日の朝だけ。特に休日は下りが6時31分磯子駅発、上りが19時5分発の各1本のみ。でも、1日に1往復しか走らないバスに乗ってみる、というのも楽しいかもしれません! (時刻は2009年6月1日改正ダイヤより)
関連リンク
横浜交通開発 公式サイト
61系統の路線図と時刻表

61系統は、アウトレット・パークへ行くのにも便利です

ところで!

61系統に乗れば、鳥浜の「三井アウトレット・パーク」にも行かれます。バス停「鳥浜町中央」で降りて、徒歩4〜5分。シーサイドラインの鳥浜駅から歩くより近いです。一方、乗車時間はバスの方が長く、本数もバスは少ない。ですが、値段はバスの方が安い。

というわけで、お好みや状況に応じて「バスでアウトレット・パークへGo!!」もオススメです。
横浜交通開発バス61系統 横浜交通開発バス61系統
「鳥浜町中央」でバスを降りたら、少し戻って交差点を渡ります。信号がないので要注意!
交差点を渡ったらそのまままっすぐ行くとアウトレット・パーク。
横浜交通開発バス61系統 横浜交通開発バス61系統
こちらが三井アウトレット・パーク。いろんなブランド品のアウトレットが売られてます。お買い得!
関連リンク
三井アウトレット・パーク 横浜ベイサイド 公式サイト

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この記事はまだ続きます。「入管とはどんなところ!?」「バスの運転手さんのお仕事って?」などを後日公開。
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