演歌歌手、母校に帰る
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2009年5月14日取材 |
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「磯子生まれ・磯子育ち・磯子在住」。見事に三拍子そろった(!)演歌歌手の水木昌平さんが磯子マガジンに久しぶりの登場です。
今回は水木さんの母校・関東学院六浦高校で行われる在校生の「高校1年 1日研修」にパネリストとして参加するとのこと。
関東学院六浦は、水木さんが小・中・高と12年間通った懐かしの母校です。その通学路を再現すべく、演歌歌手と、夜更かしのWebマガジン編集者にとっては、なかなか辛い時間帯、朝の7:50に磯子駅そばで待ち合わせ。二人で眠い目をこすりながら屏風浦駅まで歩き、赤い電車に乗って金沢八景駅へ。そして徒歩15分の場所にある関東学院六浦高へ向かいます。 |
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ミッション・スクールならではの素敵なチャペルもあります |
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関東学院といえば、三春台の関東学院中学・高校も含め、磯子区から通っていた方はかなり多い印象です。読者の方にも、「私も関東。懐かしい!」という方が多いのではないでしょうか。
そんな磯子区民にとっては親しみの深い関東学院は、今年で創立125周年だそうで、さまざまなイベントや式典が開催される予定です。詳しくはコチラをご覧ください。 |
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午前中はパネリストとして
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今回の「高校1年 1日研修」は、関東学院六浦高校の1年生全員(今年は約180人)が参加する毎年の行事で、10年ほど前から実施されているそうです。
高校生にとっての大きな気がかりは大学入試ですが、「1日研修」は、そのもう少し先の将来を考えてもらいたい、これからの生き方に前向きな希望を持つキッカケにして欲しい、という趣旨で、さまざまな職業の社会人の方たちをパネリストに招いて行われます。
水木さんもそのパネリストの一人。午前中は礼拝堂で行われるパネル・ディスカッションに参加します。 |
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礼拝堂に移動し、パネル・ディスカッションの前に行われた基調講演に耳を傾ける水木さん |
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元高校ラグビー日本代表、明大ラグビー部OBの小原崇志(おばらたかし)さんによる基調講演。 |
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パネル・ディスカッションがスタート。ずらりと並んだ様々な職業の10人のパネリスト。水木さんは右から二人目です。 |
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関東学院卒業生ということからでしょうか、パネルの名前は本名の「福本昌平」でした。 |
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「将来の進路を決めていますか?」といった質問に色付きパネルで答える1年生たち。 |
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ちなみに、今回のパネリストは下記の10名の方たちでした。
・阿井達也さん = 横浜Fマリノス(株)育成強化部 ユースチーム・コーチ
・池田等さん = 葉山しおさい博物館 学芸員 (関東学院六浦高18回生)
・大角奈緒子さん = 金沢病院検診事業部 管理栄養士
・小原崇志さん = 横河電気(株)人財本部 マネージャー、ラグビーチーム指導者
・川合宏一さん = 川合総合会計事務所 税理士 (関東学院六浦高37回生)
・黒岩静香さん = さいか屋 販売員 (関東学院六浦高校50回生)
・酒川淳一さん = フォーシーズンズホテル椿山荘東京 パティシエ (関東学院六浦高51回生)
・中川玲奈さん = 元幼稚園教諭
・福本(水木)昌平さん = 徳間ジャパン 演歌歌手 (関東学院六浦高46回生)
・三浦由季子さん = システムコーディネートサービス 研修講師 (関東学院六浦高校23回生)
6名の方が、関東学院六浦高校の卒業生ですが、「当校は中高一貫なので、外部の方のご意見もぜひお聞きしたい」(学年主任の田中先生)ということで卒業生でない方も招かれています。 |
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ディスカッション終了後、パネリストの方たちと先生方が楽しく昼食。 |
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水木さんは、数学の石川先生と思い出話に花を咲かせます。 |
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午後はグループ懇談
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続いて、午後からは1年生とパネリストが全部で10グループに分かれ、より身近に会話を交わす「グループ懇談」が行われました。
ひとまわり以上も歳の離れた生徒たちを前に、最初は少々戸惑い気味だった水木さんも、「みんなの将来の夢は?」といった話題をきっかけに次第に打ち解けはじめ、最後は握手を求められる場面も。もちろん、持ち歌の『望郷譜』、『雨の十字路』も披露されました。 |
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歌が歌えるようにと用意されたのは、スピーカーのある多目的教室でした |
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水木さんのグループ懇談に参加したのは全部で14人。 |
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水木さんからの「みんなの歌を聞きたい」「いま夢中になっていることを教えて欲しい」というリクエストで、歌をうたったり、見事なダンスを披露する生徒たち。 |
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最後は水木さんを囲んで記念撮影。高校生に溶け込んでいて、パッと見、どこにいるかわかりません! |
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というわけで、なごやかに進んだ「1年生1日研修」。水木さんの感想はどうだったのでしょう?
「いやー、グループ懇談のときなんて、最初はシーンとしてて、どうしようかと思いましたけどね(笑)。でも話してみるとみんな積極的で、個性的で、すごく楽しかったです。いまは歌手とか声優になりたいっていう子が多いみたいですね。そういう道を目指すにしても、そうじゃない分野に進むにしても、今日の行事が将来のことを考えるキッカケになってくれれば嬉しいですね。」
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すべてのプログラムが終了し、パネリスト勢揃いで記念撮影。左端は小貫先生 |
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横浜マリノス(当時)のミッド・フィルダーだった阿井達也さんに2ショットをおねだりした水木さん |
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ラスト・ショットは水木さんが学生時代にお世話になった先生お二人と |
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【関連リンク】
関東学院六浦 中学校・高等学校 公式サイト |
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オマケ写真
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最後にご覧頂くのは、関東学院六浦高で見つけた、普通の高校ではちょっと見られない(と思われる)もの。購買部は磯子マガジンの母校には無かったのですが、無かった理由は県立高校だったからなのか、単に設備がしょぼい高校だったのかはちょっとわかりません。 |
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これはミッション系。電光掲示板。礼拝の際に讃美歌の番号等が表示されるのだと思われます。 |
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磯子マガジンの母校には無かった、憧れの「購買部」。 |
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